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ただただ、義妹が可愛いライトノベル『じつは義妹(いもうと)でした。』感想

「妹」というテーマについては、前に書いたことがあります。(※1)


※1 前に書いた記事については、こちらから。


前にも書きましたが。

私自身、一人っ子ですので。

妹や弟がいるイメージが浮かばないんですよね。

でも、もし「妹」や「弟」いたら、どうなるんでしょうか……。


(想像中)


うん、うるさいだけだ。


というわけで。

今日の妄想は、これくらいにしておきます。



さて。

というわけでもあるのですが。

本日、ご紹介するライトノベルは、白井ムク先生の『実は義妹(いもうと)でした。~最近できた義理の弟の距離感がやたら近いわけ~』(2021年11月刊行)です。

年下は、何かと騒がしいイメージが勝手にあります。



あらすじをどうぞ

今回もまた、「BOOK☆WALKER」さんより、あらすじを引用させていただきます。

 気安く距離を詰めてくる、弟のような――妹との秘密の関係!?
 勘違いから始まる、兄妹いちゃラブコメ!

 親の再婚で、高校生の俺にできた義理の弟・晶。複雑な家庭環境で育ったせいで、美少年だけど人見知り。
 兄弟に憧れていた俺は、晶のためにいつも一緒に遊んで過ごしていたら……めちゃくちゃ懐かれて、意気投合して、距離も急接近!
「……兄貴、もしかして僕のこと好き?」
「ああ、もちろん」
 勘違いをしたまま、深まる2人の仲。そして、ついに晶が「妹」だと気付き、戸惑う俺に……
「兄貴とはこれまで通りの距離感がいい。むしろ今よりもっと僕と--」
 「兄妹」から「恋人」を目指す、晶のアプローチが始まって!?
 気安くて可愛すぎる、弟…のような妹との、いちゃラブコメ!

じつは義妹でした。(富士見ファンタジア文庫) - ライトノベル(ラノベ)│電子書籍無料試し読み・まとめ買いならBOOK☆WALKER (bookwalker.jp)


というわけで。

本日のテーマは、「義理の弟だと思ったら、義妹だった」です。



元ネタは、動画投稿サイト

さて、この作品。

ちょっと変わった事情でのライトノベルとなっておりまして。

YouTubeチャンネル『カノンの恋愛漫画』にて。

この作品の作者様が脚本を書いた、漫画動画が元ネタとなっており。

それを小説化したものとなっております。


あとがきを読むかぎり。

中々の苦労があっての小説化だったみたいで。

私としても。

色々な困難があったのだなと感じ取りました。



「いや、気が付けよ」は野暮ですよ

さて、この作品のあらましを書いていく訳ですが。

ある日のこと。

父親の再婚をキッカケに。

高校二年生の主人公、真嶋涼太には、「きょうだい」が出来る事になります。

「きょうだい」の名前は、晶。

ボーイッシュな、高校一年生の女の子

家族という言葉に対して、並々ならぬ思いがあった涼太は。

そんな晶のことを一人の家族として接していきます。

そう、一人の「弟」と誤解して……。


「いや、気付けよ!」

そんな声が聞こえてくるのは、分かっています。

ですが、それは野暮ってもんですぜ。兄貴。


そんな中で。

家族として涼太が接していくうちに。

いつしか晶には、恋心が芽生え始めて――。

というのが話のあらましになっていきます。



この話の面白い所

なんといっても、ヒロインである晶の魅力であると考えます。

ボーイッシュで、どこか男性くさい所もある、彼女ですが。

涼太に女性だと分かった時から。

より魅力的になっていきます。


私は、この話を読んでいて。

「うわっ! 晶、可愛い!」

と思ってしまいましたね。

それくらい魅力あふれるヒロイン像となっております。


また、涼太がどうしてそこまで「家族」を大事にするのかといった。

せつない理由も。

ちゃんと描かれていましたので。

そこは、高ポイントかなと思います。



この話の欠点について

涼太が、普段のライトノベルの主人公しかり。

結構な鈍感として描かれている所かなと。

いやね。

どうやって、晶が「女性」だと分かるのかといったシーンが。

あるのですが。

まあ、アニメやゲームなどでの。

お約束的なこと(すけべぇ)になっております。

しかし、私はあえて書きます。

そこが良いのだと。



最後に

なんか、こうして書いてみると。

前に感想を書いた、『クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった』(※2)と、系統が似たヒロインかなと思ってしまいますね。


※2 『クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった』の感想は、こちらから。


ですが、良いのです。

そんなヒロインが可愛いのだと!!


と、何か宣言した風な形となってしまいましたが。

ここで本日は、筆を置きたいと思います。


さて。

最後まで、ご覧いただきありがとうございます。

この作品に、ご興味がありましたら、是非、手に取ってみてください。

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