『要約上手』になれる本:子どもに聞かせる世界の民話
『読みやすい文章が書けるようになりたい』
『要約・説明上手になりたい』
『自分の考えを整理したい』
そんな方におすすめしたい本です。
「わかりやすくて面白い」文章が書きたいのに
・あれこれ詰め込んでしまい「ゴチャゴチャした文章」になってしまう。
・結局何が言いたいのか「結論がぼやけて」しまう。
文書だけでなく普段の会話でも
「私、何が言いたくてこの話を始めたんだろう?」
と「結論に辿り着かないまま話が終了する」ことがしょちゅう起こる。
こんな私の悩みに
「解決の糸口」をもたらしてくれた本でもあります。
文章のフォーマットとしての手本に
この本は【話が面白い】ことはもちろんですが
最初に【何について書かれているのか】を要約してくれているので
私たち読者は【話の趣旨を踏まえながら】最後まで読み進めることが
できるのです。
ヤギとライオンの話
たとえば『ヤギとライオン』のお話。
ライオンが声をかけてきたところで
(やばいよ、やばいよ)とザワザワし始め
「おいしいお肉」のくだりで
(やっぱり!)と確信する。
それから「ヤギはどうやってこの場を逃れるのか」
ドキドキしながら読み進めていきます。
ヤギの「知恵」によって
怖いはずのライオンは、どんどん「キュート」になって
物語が展開していきます。
「子どもの読み聞かせ用」の本なので
ひとつひとつの物語が短く
あっというまに読み終えることができます。
それなのに読後は「想像力」が自然と広がっていく。
きっと子供の頃に読んでいたら
今よりずっと「制限のない発想」が出来たのではないだろうか。
子どもの頃に読みたかった本でもある。
おすすめです!!
『子どもに聞かせる世界の民話』おすすめポイント
・文章のフォーマットとして秀逸
・普遍的なものごとが知れる
・面白くて想像力と語彙力が身につく
・自分の感情の動きを俯瞰できる
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
今日もよい日になるといいですね♬
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