りんくる

宮崎市で定期巡回・随時対応型訪問介護看護、夜間対応型訪問介護運営。 在宅生活をできるか…

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宮崎市で定期巡回・随時対応型訪問介護看護、夜間対応型訪問介護運営。 在宅生活をできるかぎり長くできるように、また家で最期を迎えたいなど、お一人お一人の思いに寄り添い、介護サービスを提供し、必要なサービス、人をつなぐお手伝いを致します。

最近の記事

029採用について

訪問介護員の平均年齢は54.4歳。求人倍率は15.53倍。 ヘルパーの高齢化、人材不足はますます深刻化する。 そんなことわかっていること、じゃどうするのか? ただ、人を採用しても人材は確保されない。 まず、弊社の採用はまだ試行錯誤中です(^^; 人員基準が厳しくない定期巡回ですので、人員不足ではなく、人材不足という言葉はピッタリです。今ではなく、5年後10年後を考えて今を模索をしているという感じです。 採用しても採用しても離職してしまう人がいれば、人員は確保できない。 弊社は

    • 028 視察①たいらの湯しぶかわ様

      法人立ち上げて、この4年間。事業所を代表と空けることはなかった。 さて新型コロナも昨年5類になり、現場に入ることも少なくなってきた。 ぼちぼち新しいことを始めたいという児島代表。 最初の視察1本目は群馬県渋川市にあるシェアハウス「たいらの湯しぶかわ」&貸別荘「たいらの湯」さんに伺いました。 宮崎を7:35発✈羽田9:05着。そこから高速バスで渋川駅13:30着。 ざっと直線850kmの大移動。 渋川駅までお迎えいただき、いざシェアハウスへ。 SNS等でよく見ていたので、建物

      • 027 U25育成プロジェクトについて

        介護事業の経営者としての役割 代表と法人を立ち上げた3年前、世の中はコロナウイルスの感染が遠い外国の話だったころ、私たちは独立をすることにしました。 代表が37歳。新しいことを始めるのにパワーが必要。彼が右も左もわからない状況で30床の有料老人ホームの施設長となったのは29歳の時。月16日のロング夜勤をし、明けでそのまま営業、昼間に仮眠を2時間程度し、また夕方夜勤に入る。そんなバカげた働きを最初の2年ほど行っていました。 「今ならあの頃とまで言わなくても、新しいことをするパ

        • 026 りんくる、訪問介護を始めます

          株式会社Spinnerは「家で暮らす、家で最後を迎える」その皆様の思いに少しでもお応えしたいと考え、2020年4月定期巡回・随時対応型訪問介護看護を運営を開始しました。 定期巡回と訪問介護の連携について 定期巡回では訪問介護へ一部委託が可能です。それは各自治体の条例に基づきます。宮崎市では前例がないと半年以上の交渉の上、2022年3月に認めてもらうことができました。 宮崎市通達文⇒ https://www.city.miyazaki.miyazaki.jp/fs/6/

        029採用について

          025 十人十色働き方プロジェクト(3)

          第二弾「就業規則の見直し」 社員に法人側から提案したのは、働き方の大筋である、「働き方の年次更改」「週休3日制」「短時間制正社員」そして「賞与を組み立てる社内貢献度ポイント制」。 今回のプロジェクト要となるのは、働き方を年次更改をするということ。それには労使問題とならないように使用者と労働者が共通認識を持つための取り決めとなる就業規則の整備が不可欠。 そしてせっかく、就業規則の見直しをするなら、スタッフの意見を聞いてみたい。何より自分たちで自分たちの働きやすさを追求してほし

          025 十人十色働き方プロジェクト(3)

          024 十人十色働き方プロジェクト(2)

          これからのりんくるは働きやすい、働きがいを追求する 訪問介護のスタッフの高齢化や求人倍率も高い。人材確保は今後ますます難局を迎える。訪問介護の平均年齢は54歳、弊社の平均年齢は45歳いくぶん若いが、今後の年齢構成バランスを考えると、若い世代の採用は事業継続には不可欠です。現在在籍のスタッフ、そしてこれから採用するスタッフともに、働き方は会社にあわせるではなく、個々にあわせていく必要もあるのではと考えています。 そして、弊社がこれから取り組もうとしていることは「十人十色の働き

          024 十人十色働き方プロジェクト(2)

          023 十人十色働き方プロジェクト(1)

          ただいま助走中 今回私が提案する中でもっとも重要な点は年度毎に働き方を更改するという点です。終身雇用なんてとっくの昔の崩壊し、人は自分の働きやすさを求めて、やりがいを求めて移動しています。 私自身も、やりがいを求めて数度の転職をしています。 ただ、嫌だから辞めたという経験はありません、何かを変えられるならといつも試行錯誤し、それでも変えられない、壊せない壁とぶち当たった時、転職するという選択をしていました。だから石の上にも三年、桃栗三年柿八年だるまは九年俺一生(だいぶん意味

          023 十人十色働き方プロジェクト(1)

          022 十人十色の働き方プロジェクト(序)

          働き方を考える前に まず私はアラフィフ、おひとり様老後を迎える予備軍です。 若い頃から結婚願望がまるでありませんでした。 父は少し自由な人で、それを支える母が振り回されている姿を見ていると、結婚はリスクとしか考えられなかったいうのが正直なところです。それなりに恋愛をしても、結婚という匂いがすると「これは捕まったら大変だ、逃げなきゃ」という考えが浮かぶ始末。そして結婚して家を守るのは女という、ちょっと昭和のイメージを持っていました。 そしてこれまで、結婚していなかったことがマ

          022 十人十色の働き方プロジェクト(序)

          021ようこそ、定期巡回の世界へ

          マイナーなサービスでも可能性だらけのサービス 「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」なんとも長い名前です。言いたいことをすべてサービス名にしてある感じですね。 2012年度に制定されたこのサービスですが開始して10年経過したが2022年現在、全国で約1100軒と、訪問介護35,075軒と比べても大幅に少ない。 知名度も低いため、マイナーサービス。利用者も短期間利用が多いため営業力がないと赤字転落する。そんなこんなで事業所数が増えない、それにより利用者の選択肢ともならないという

          021ようこそ、定期巡回の世界へ

          020定期巡回・役員報酬の設定について

          役員報酬について 世の中の役員報酬はどんな風に決めているでしょう。 この役員報酬の設定は本当に悩むものです、なぜなら会計期中に変動はできません。定額同額報酬が基本です。そして定款や株主総会で決議が必須となります。 役員報酬について下記参照 弥生会計サイトより⇒ 第1期目の場合 では私たちの場合ですが、まず前職の年収を基本ベースに考えました。 社長にいくらあれば生活ができるのかその金額をまず提示していただきました。それを月額の役員報酬としました。役員でもある私もそれに比

          020定期巡回・役員報酬の設定について

          019定期巡回・営業経費について

          営業経費について 定期巡回の営業経費は人件費以外で主な経費としては記録システム使用料、モバイル通信費、車両費、委託費や事務所賃貸料や水道光熱費などとなります。 記録システム使用料 弊社はホームネット㈱のスマケアシステムを使用しています。一括購入と月額払いの2種類の契約パターンがあります。長期的に考えると一括購入の方が良いかと思いますが、弊社のように小規模事業所では月額払い、しかも利用者の人数によって費用が段階的に上がる仕組みは大変経費として管理しやすく、新規事業としては負

          019定期巡回・営業経費について

          018定期巡回・初期の資金調達について

          資本金について 以前にも書きましたが、株式会社Spinner の資本金は100万円と少ない資本からスタートさせました。まずは、事務所は賃貸、あとは車両や事務機器など最小限で事業が開始できます。それに資本金は個人に返還されるものではないので、負担少な目ということで100万という金額設定にしました。 今後、法人の成長にあたり増資ができる枠は大目に設定をしています。 これは顧問税理士のアドバイスで、語呂合わせにしています。 補助金について 宮崎市で補助金があります。しかしこれ

          018定期巡回・初期の資金調達について

          017番外編

          迷コンビ誕生 私と社長の出会いは2012年1月吉日。 新設の有料老人ホームの運営スタッフとして出会いました。20代の彼は都会に疲れた私には眩しかった~。若さ故に、怖いもの知らず。営業未経験の彼はとんでもなく難しい介護の営業を始めました。 そのサポートをするために、まずは持参できるチラシを作ることを提案、これは何度か作り直しました。何に相手が食いつくのかわからない。ところが作ったもの全部持っていくので、おいおい全部広げて見せるのかと心の中で突っ込みました。さすが営業未経験者で

          017番外編

          016定期巡回の経営の難しさ(2)

          訪問件数の目安 定期巡回は24時間365日のサービスです。 しっかりとしたアセスメントを行い、必要なサービスを必要な時間提供するのが適正なサービスだと考えています。だから介護1だから訪問1回、介護5だから複数回というしばりはあえて設けることは、適正ではないと考えています。 しかし! 必要だからと無限にサービスを行うことは、経営側からすると問題となります。定期巡回は短い時間のサービスを複数回訪問し、また多くの利用者を抱えることで成り立ちます。弊社では常勤1名につき4名までは対

          016定期巡回の経営の難しさ(2)

          015定期巡回の利用者像

          事例① 80代女性/要介護1/独居 【導入背景】高血圧症、アルツハイマー型認知症あり。主介護者は宮崎市在住であり週一回程度訪問し、食材を届けられている。通所利用は拒否がみられる。服薬は出来ていない状況。 服薬確認、安否確認、通所送り出しのサービス導入となる。 【訪問状況】通所は利用回数が多くオーバー分は自己負担があるが、ご家族の希望にて月曜日から金曜日までご利用となっている。9:30~10:00頃に訪問し、薬はその場で確実に服用していただく。通所の準備を行い、送り出しを行う

          015定期巡回の利用者像

          014定期巡回の経営の難しさ

          定期巡回の利用平均は5か月 定期巡回の利用平均は4か月程度とのこと、弊社では長期的にご利用いただいている方も多くいらっしゃいますが、お看取りの方だと1日でサービス終了される方もいらっしゃいます。平均5か月程度です。 お看取りの方が多い時期だと、一気に複数名の利用が終了するなど、利用者人数が変動が大きい。これが定期巡回の売上の安定しない原因の一つとなります。 人員と利用者のバランス 施設などと違って定員というのは基本ありません。国のモデルプランとしてはスタッフ1名に対して

          014定期巡回の経営の難しさ