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021ようこそ、定期巡回の世界へ

マイナーなサービスでも可能性だらけのサービス

「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」なんとも長い名前です。言いたいことをすべてサービス名にしてある感じですね。
2012年度に制定されたこのサービスですが開始して10年経過したが2022年現在、全国で約1100軒と、訪問介護35,075軒と比べても大幅に少ない。
知名度も低いため、マイナーサービス。利用者も短期間利用が多いため営業力がないと赤字転落する。そんなこんなで事業所数が増えない、それにより利用者の選択肢ともならないという悪循環。これが定期巡回が広がらない理由の一つではないかと思います。
他の介護サービスと違い、定期巡回は攻めの介護サービス事業であると私は考えています。いわゆる企業努力というものが必要。
2012年の頃に満を持して始まったサービス、10年経過した今、介護業界はあらゆることが変わってきている。だから今、定期巡回に注目すべきです。

定期巡回は在宅サービスの最後の砦となれるのか!?

定期巡回は必要な支援を1日複数回、また必要時に随時対応・訪問が可能です。24時間365日体制で要介護者の生活を支えるサービスとなります。
さながら良く例えられるのは「地域丸ごと施設となれるようなサービス」と表現されています。もちろん、訪問しない時間に何かが起こっていることもあり得る。それでも自宅で過ごしたいという思いに寄り添う形となるのです。
「次お昼頃来ますね」
そんな一言で、一人で過ごす時間は不安ではなく、次の時間を待つ時間となる。特にベッド上で過ごされる方には、この時間がとても長く感じられますが、一つの生活リズムとなっているようです。
そして働く私たちは、地域全体が自分たちのグラウンドとなるのです。

一人で行く不安

良く訪問介護は経験が必要だ、対応力が必要だと言われます。
確かに一人での訪問はドキドキします。しかしワクワクもします。
弊社スタッフには必ず伝えていること。
自分一人でどうにかしようと思わないこと。
施設ならドアをあけ、またはインカムで応援を呼べばすぐに誰かが駆け付けくれる。ご自宅では…。一人夜勤をされている介護施設も多い、夜間何かあったらどうする?それに比べると、おおむね10~15分圏内に巡回しているスタッフが近くいます。呼べばどこからでも飛んできてくれる頼もしい仲間。
もしくは、その時間の訪問に対応できなくても、次回の訪問、または時間をおいて随時訪問を行うことも可能であるのが、この定期巡回の一番の強みです!!

飛び込んだ世界は広がる

定期巡回には、小規模多機能などと違って定員がない。まさに青天井。
マンパワーとなるため、その時に利用者のサービス内容、訪問時間・回数によって、受け入れる利用者数は調整が必要です。特養のように3:1が4:1となると支援が難しくなるんではと議論されているが、定期巡回5:1まで対応を現在も行っている。それはすべて内容・時間・回数のバランスである。そして求められるのは高いスキルである。介護技術はもちろんだが、コミュ力、観察力、接遇。あらゆるスキルが必要である。弊社のスタッフをみても、優秀な人材が多い。

こんな働き方を求める人へ

常に考え、最強の介護スタッフとなりたい。
オンとオフをしっかりと取りたい
目の前の利用者に全力投球をしたい
マイペースに仕事したい
利用者の日常を大切にしたい

私自身、異業種から介護業界に入っています。
介護業界だけに限らず、事業所によって働く場所によって自身の生活は
良くも悪くもなります。
良い介護サービスを提供するためには、介護者が心身ともに健康であること
だと思い、働く環境は良いと思うことは積極的に取り組んでいます。
元気に笑顔で挨拶して訪問しているスタッフ。これが一番の弊社の広告塔です。




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