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025 十人十色働き方プロジェクト(3)

第二弾「就業規則の見直し」

社員に法人側から提案したのは、働き方の大筋である、「働き方の年次更改」「週休3日制」「短時間制正社員」そして「賞与を組み立てる社内貢献度ポイント制」。
今回のプロジェクト要となるのは、働き方を年次更改をするということ。それには労使問題とならないように使用者と労働者が共通認識を持つための取り決めとなる就業規則の整備が不可欠。
そしてせっかく、就業規則の見直しをするなら、スタッフの意見を聞いてみたい。何より自分たちで自分たちの働きやすさを追求してほしいと考え、見直し案を一緒に考えてくれるスタッフを2名、手を挙げてくれました。

就業規則って何?

雇用主と労働者の間の雇用に関するルールを定めたものです。労働基準法89条より、常時10人以上の労働者を使用する雇用主は、就業規則を作成し、所轄労働基準監督署に届出をしなければならないと記載されています。
あなたの事業所の就業規則がどこにあるかご存じですか?
弊社では書棚に1冊、あとはGoogleドライブの中に共有フォルダに入っているのでいつでもだれでも見れる状態にはしています。
が、案外見る事ってなかなかない。
元々も活用するときは処遇改善加算などでキャリア構築を可視化するために使用する程度。有給休暇については処理簿に記載されているからなんとなく日数を知っているなど、少し近くて遠い就業規則です。
そして、私自身は、会社の憲法であると認識しています。何か問題が起こった場合、起こりえる場合の指標となるもの。もちろん、これ以外にも社内での取り決めは色々あります。

2023.4の働き方見直しプロジェクト開始

実は私の中で働き方のついてはずっと気になる存在。よくある働き方改革という言葉が独り歩きしているが、実際にどうすべきか。私の考える働き方が社員のニーズに合うのか、そこで壁打ちにお願いしたのが、寝起きでプラケア会議です。毎週日曜日の朝の6時から本気で介護についてを熱く語る方達、かれこれ1年ほど毎週楽しみに参加しています。

自身の考えを代表以外に話をしたのはココが初めてでした。メリット、デメリットを想定する中で他社の意見、それも利害関係のないところから聞いてみたかったのが本音です。ここで伺った内容と再度、代表と話をして、大筋の案を作成し、2023年4月5日の職員会議でスタッフにプレゼンを行うこととなりました。
職員会議ではこれから働き方を選択できる仕組みを作ることは、宮崎の介護事業所ではまだまだ取り組みとして少ない。私たちが先導していくこととなる。その中で協力をしてくれるスタッフが2名代表で手を挙げてくれた。
まず、彼女たちにお願いしたのは、スタッフが思い描く働きやすさの聞き取り調査でした。

スタッフからの要望とは

2023年4月21日、第1回目の担当スタッフとの打ち合わせ。まずは、週休3日制導入などについては、今は使う必要がなくても選択できることに対して一定の評価を得る。質問として投げられたのは、年度と途中でも変更ができるのかということ。それについては、可能と考えている。自身のライフスタイルの変化の中で勉強したい、子育てなど計画が立ちやすいものと、介護のように急に変化が訪れることがある。それに対応できることを検討している。
ここから、スタッフからの要望
*自身の給与等級のランクを知りたい。(労働条件通知書に記載で対応)
*賞与加点について(こちら現在準備中)
*アニバーサリー休暇(自身やパートナーの誕生日、結婚記念日など設定)
*表彰制度(無事故、無違反、永続勤務等)
*資格取得お祝い金(現状実は実施中。告知不足)
*住宅手当(検討あり)
*年末年始手当(検討あり)
こんな感じの要望でした。
就業規則に掲載もだが、福利厚生の部分の要求が多いようでした。
あとは、評価をされることに対して、案外積極的。
これは評価制度の明確化も急ぎ作る必要がありそうです。


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