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019定期巡回・営業経費について

営業経費について

定期巡回の営業経費は人件費以外で主な経費としては記録システム使用料、モバイル通信費、車両費、委託費や事務所賃貸料や水道光熱費などとなります。

記録システム使用料
弊社はホームネット㈱のスマケアシステムを使用しています。一括購入と月額払いの2種類の契約パターンがあります。長期的に考えると一括購入の方が良いかと思いますが、弊社のように小規模事業所では月額払い、しかも利用者の人数によって費用が段階的に上がる仕組みは大変経費として管理しやすく、新規事業としては負担を抑えることができます。

モバイル通信費
今現在スタッフ1名につき1台のスマホを準備しています。オペレーター用、役職付きのスタッフの携帯については外線通話が必要なため、一般的な携帯電話会社の契約としていますが、一般スタッフの分はデータ通信用のSIMカードでの対応としています。1台当たり数百円となります。通話についてはLINE電話を使用しています。
それ以外には、利用者の緊急通報用に準備しているキッズ携帯の固定費が毎月かかっています。

車両費
弊社では現在5台の車両を保有しています。
いずれも軽自動車です。車両点検費や消耗品の交換などメンテナンス費用が掛かります。ガソリン代について弊社はEDYカードと、ガソリンスタンドの掛カードの2種類を用意しています。移動中どこでも給油ができるように、給油するために移動してロスタイムがないように2種類用意しています。
ガソリン高騰の現在、5台で月7~8万円程度かかっています。

※参考 IDEXコーポレートカード|イデックスカード|新出光 IDEXホームページ

委託費
訪問看護ステーションとのかかわりの中で、医療保険も介護保険も使用しない場合、弊社からの依頼で生活アセスメントをお願いすることが多くあります。弊社で行けば全利用者の50%程度です。連携契約時に生活アセスメントを委託する契約も記載しています。これについては事業所毎の判断となります。弊社は1軒あたり5,500円(税込)をお支払いしています。この金額ですが、私の把握している範囲で0~8,800円の事業所があるようです。
弊社ではアセスメント時には必ず同行して状態報告を行い、短時間で終了できるようサポートしています。そして請求書発行についてもこちらでフォーマットを用意して社判のみ押していただければよいように準備をし、事務作業の負担がないように努めています。

賃貸料
事務所家賃、社用車駐車場、スタッフ駐車場がかかります。
弊社ではマンションを2LDKを事務所、スタッフルーム、サテライト分の3部屋借りています。
駐車場については14台分を現在用意しています。

水道光熱費
電気代としては一番は事務所での使用が多いのですが、一般的な家庭用の電気ですので、一番使用する事務所で多い月で1万円を少し超える程度です。スタッフルームやサテライトはスタッフが休憩する時間のみの使用ですので5千円弱です。水道についても1カ所4000円程度、ガスについてはほぼ使用しないので最低料金となります。

通信費
固定電話・FAXについてはリコーさんの光回線を使用しています。

保険料
車両保険5台分、賠償責任者保険(前年度の売上高で変動)、社員の中小企業退職金共済金、事務所の火災保険が現在加入しています。
直近で、役員の退職金としての資金用意として中小企業倒産防止共済に加入しました。介護事業は貸し倒れ案件は少ないので安心経営が可能ですが、こちらの共済は損金算入しながら40か月以上かけると解約しても100%解約金が戻るという優れものです。積み立てをするつもりで税理士よりご紹介いただき加入することにしました。
【参照】経営セーフティ共済について⇒
https://www.smrj.go.jp/kyosai/tkyosai/index.html


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