にゃん

20代から経験した自律神経失調症、適応障害を、断食、心理学、禅、ひとり旅で10年かけて…

にゃん

20代から経験した自律神経失調症、適応障害を、断食、心理学、禅、ひとり旅で10年かけて少しずつ潜在意識を書き換え中 美容師として、年間約1500人以上とお話ししながら、メンタルの観点からヘアケアをするヘアケアリスト 好きなものは、神社、パワースポット巡り、登山と小籠包

最近の記事

夏至の日に見事に風邪をひく

私が、できるだけ自然製法を基本に食事をするように なってから、かれこれ12年くらいになるのだけれど、 自然のリズムに身体が合うようになってきたのか、 毎年6月になると、何かしらの体調不良がおきているが、今年は夏至の日に見事に風邪をひいた。 これが記事に書く程に何が嬉しかったかというと、 夏至は1年で1番太陽エネルギーの影響を受ける日。 エネルギーの変動に伴って、自然の一部である人間も 少なからずその影響を受けて生きている。 新しいエネルギーに変わる前後に、身体のエネルギーも

    • 髪とヘアカラーリスク

      私が担当させて頂いているお客様は、40代以降がボリュームゾーン。 ヘアカラーの需要と共に、20年以上カラーをしてきた世代でもある。 「白髪」という、どうしてもヘアカラーをせざるを得ない事もあり、 カラーをする周期は、白髪が気になる度合いと共に早くなる。 しかしこの世代、施術中にピリピリっとした違和感を感じたり、 カラー後にかゆかった。という方が圧倒的に増えてきたので、 アレルギーを始め、ヘアカラーを続ける事のリスクを学び始めて、 結論を先に言うと、今までと同じは

      • 髪と筋膜癒着問題。

        筋膜リリースを取り入れたヘッドスパをスタートして から、お客様にも「筋膜」という言葉がだいぶん浸透してきたように思います。 簡単に説明すると、筋膜は筋肉を包む、コラーゲンで できたボディースーツのような膜なのですが、 スマホやデスクワークなどで長時間同じ姿勢を取ると、負担がかかっている場所の筋肉が硬くなり、 同時に筋膜も硬くなります。そして筋肉の動きが悪くなると、筋膜同士が癒着してしまい、さらに筋肉自体の動きを阻害してコリがおきたり、さらに痛みがでてきます。 例えば肩こり

        • 髪とヘアオイル 

          お家で簡単にできるヘアケアとして、ヘアオイルが主流の時代です。 室専売品でも、市販品でも、ヘアオイルの種類はどんどん増えています。 今回は、ヘアオイルって髪にどういいの?乾いた髪に付けるの?濡れた髪に付けるの?というお客様からのご質問にお答えしながら、間違ったオイルを選ぶと○○○になる??ヘアオイルの注意点をお伝えしていきます。 ヘアオイルって髪にどういいの?【ヘアオイルの効果】   ・髪の毛の艶を出してくれます。 ・表面をコーティングするので、まとまり易い質感にしま

        夏至の日に見事に風邪をひく

          髪と朝の時間

          朝の時間とヘアスタイル。 朝起きて、それなりに何にもしなくても、 さっとヘアスタイルが決まったらいいですよね。 日によって、上手く決まる日と、そうじゃない日がありませんか? 後は、美容室に行った日が一番良かったり。 この「上手く決まる日と、そうじゃない日」の違いは、「地肌にあり。」 髪は、根元から5㎝くらいのコンディションが、 上手く決まる日と、そうじゃない日を決めています。 地肌の状態が朝の時間を遅くする ・頭皮環境が整ってない ※この頭皮環境とは、毛穴の皮脂詰まり

          髪と朝の時間

          髪とマスクという引力

          いよいよ、マスクが要らなくなる日が来ている。 この3年、マスクが日常化になって、口元の緊張感が薄れたのは確かだ。 ほうれい線が深くなり、フェイスラインも四角くなった気がする…のだが、 残念ながらそれは気のせいではなさそう。 今までは、お顔のたるみを引き上げるのに「お顔のマッサージ」が良いのだと思っていたけれど、ヘッドスパを学び始めてから、府に落ちた。 実はたるみは「お顔」でおきているのではなく「頭の筋肉のコリ」がおこしているという事実。   頭には、「前頭筋」「後頭筋」

          髪とマスクという引力

          22時の生姜焼き定食(エッセイ)#元気をもらったあの食事

          時代はキラキラしていた。いや、ギラギラしていた。 日本一、人が行き交う交差点のモニターには、 キーの高い女性ヴォーカルの声が弾けるように響き、 赤文字に囲まれたファッション誌の表紙には、目を強調したメイクのモデル達が、笑顔で肩を並べて自分の美を競っていた。華やかだった。 右に倣えの保守的な時代から、突き抜けるように 流れ始めた渦に乗りたくて、 当時20歳だった私の足は、「東京」にあった。 「東京で超一流美容師になるねん!もう帰ってこんからなー!」 そう言い切って、見送る母

          22時の生姜焼き定食(エッセイ)#元気をもらったあの食事

          髪と腸内環境

          毎年3月辺りに健康診断があるのですが、診断結果を目にしながら、 一年に一度、数値化された体の状態に目を向ける良い機会だなぁ。 と思います。 私は「食べた物が体を作る」と思っていて、その中でも、血液で分かる 数値は興味深く見ています。なぜなら、全身を巡る血液、栄養を取り込む腸、それらが最終的に残したものが「髪」になるので、血液の状態や腸内環境は、お肌や髪の状態に直結しているからです。 腸内環境が髪に現れる 今回は内側の美容のお話し、栄養を取り込み血液に送り届ける腸内環境と髪

          髪と腸内環境

          髪と春と自律神経の乱れ

          春は1年でもっとも寒暖差が大きい季節。40代以降になると、ホルモンバランス、自律神経の影響から気温の変化を受けやすくなる体質の人も出てきます。これは、髪にも影響がありますので、春に起こりやすい不調と対策のお話しをお伝えしますね 中医学的、春の体質チェック まずはチェック表で、自分に当てはまる症状や状態がないか確認してみましょう。 □ボーっとすることが多い □頭痛やめまいがある □なんだかイライラしやすい □ため息をよくつく □落ち込みやすい □足が冷える これらに2つ以上

          髪と春と自律神経の乱れ

          髪と頭寒足熱

          40代に入ると、ホルモンバランスによる生理の 周期や量の変化、体力的に疲れやすくなった、 手足の冷え抜け毛の増加… 何となく「今までと違う」を感じませんか? サロンでも、40代以降のお客様の70%が数年前よりも抜け毛が増えている気がする。と仰られています。 抜けてもまた生えて来るとは言え、床に落ちた髪、排水溝に溜まる髪・・・お掃除もひと手間ですよね。 では何故、40代以降抜け毛が多くなるのでしょうか。 手足の冷えと抜け毛の関係 ホルモンバランスの変化の他にも、偏った栄養

          髪と頭寒足熱

          人生は、いつの時代も「人」という渦の中に居る(エッセイ)

          人は何故、いつの時代も人間関係に悩むのか? と言う事についてのひとりごと。 社会人になると、仕事の内容はある程度我慢できても、一緒に働く人と合わなくて職場の環境に悩んでいる人は本当多いですよね。 耐えきれず辞めるのか、我慢し続けて耐えるのか。 けれど、根本的な考え方を変えないと、 例え環境を変えたとしても、「人という渦」に必ず入ることになると思っています かつて私もバチバチに人とぶつかり、自己嫌悪になり…。という時がありました。 今は、その「根本的な事」に対して、対

          人生は、いつの時代も「人」という渦の中に居る(エッセイ)

          髪と大豆

          2月3日と言えば節分ですね。 節分というのは文字通り「季節」の「分かれ目」を意味し、本来は、立春・立夏・立秋・立冬それぞれの1日前のことを指します。では、なぜ2月3日だけが節分と呼ばれ、季節の行事として浸透しているのでしょうか? 実は陽暦の2月4日に当たる立春は、1年の始まりとして最も大きな節目と考えられているため、他の3つの節分に比べ2月3日はより特別な意味があります。そのため江戸時代以降、一般的に「節分」と言うと2月3日を指すようになりました。風水学的に、立春は運気の変

          髪と大豆

          髪と気分転換

          皆さんは、気分転換をしたいから髪を切る。という事はないですか? 髪は古来から、エネルギーや邪気が溜まってしまうと言われていました。 昔は、御髪(おぐし)を切る=厄落としとして扱われていたそうです。 ちょっと不思議な話しになりますが、髪は、その時、体に取り入れた物、体の状態、精神状態が、体の一部となって、一日0.4mmに表れてくると言われています。一か月で1㎝、一年で12㎝。 極端な例ですが、一年中いつも愚痴や不満を言いながら過ごしていたり、ストレスを帯びた体内状態だと、髪の

          髪と気分転換

          髪と冷えの関係 

          冬になると多くの女性が悩むのは「冷え」ではないでしょうか? 「冷えによる不調」。最近では、気分も落ち込みやすく なる「冬季鬱」という言葉も出てきました。 生命エネルギーである血液は、体が冷えることで循環が悪くなると様々な 影響が出てきます。 中医学では、体が良いバランスが取れている状態を「気」「血」「水」の巡りが良いと言います。 血が足りないと貧血、循環が悪くなると冷え性、記憶力の低下、めまい、 美容において肌ツヤがなくなり、かさついてくるなど、様々なトラブルの原因となりま

          髪と冷えの関係 

          髪と心と「抜毛症」 

          仕事柄、日々様々な年齢の方の「地肌」をみるので、相談を受ける事が多いのですが、時々、髪の毛をむしってしまう、「抜毛症」に悩むお母様からの相談を受けます。 というのは、この症状、中学生~高校生の思春期の子供たちに見られるからです。 抜毛症がどういう状態かというと、無意識、または意識的に、髪の毛を無理やり引っ張って抜いてしまい、それがやめられなくなる行動です。 同じ場所を抜くことが多く、だんだんと部分的に髪がなくなり、地肌がみえる状態になります。この時点でご家族が気付くことが

          髪と心と「抜毛症」 

          光の先に(エッセイ)エッセイコンクール応募作品

          木漏れ日が、ゆらゆらと目の前を照らす。夏の終わりに秋の気配を頬に感じ、長く続く石の階段を、七年振りにゆっくり上り始めた。『あの旅を思い出しながら』 三十代に入り、私のインスタグラムには、『#一人旅』のハッシュタグが付くようになった。結婚や子育てで、友人達と時間が合わなくなり女子旅をする事が難しくなったからだ。 旅に出始めた頃、「一人旅はひとりの旅」だと思い、必要以上に人と関わらない旅をしていたが、ある人との出会いによって、それは変わった。 あれは、関西の山深い場所にある

          光の先に(エッセイ)エッセイコンクール応募作品