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髪とマスクという引力

いよいよ、マスクが要らなくなる日が来ている。
この3年、マスクが日常化になって、口元の緊張感が薄れたのは確かだ。
ほうれい線が深くなり、フェイスラインも四角くなった気がする…のだが、
残念ながらそれは気のせいではなさそう。

今までは、お顔のたるみを引き上げるのに「お顔のマッサージ」が良いのだと思っていたけれど、ヘッドスパを学び始めてから、府に落ちた。

実はたるみは「お顔」でおきているのではなく「頭の筋肉のコリ」がおこしているという事実。  

頭には、「前頭筋」「後頭筋」「側頭筋」と、それらを繋ぐ「帽状腱膜」という筋膜で繋がり一つの組織として構成されてる。

精神的緊張や、ストレスにより、肩、首周りの筋肉が硬直し、頭に繋がる3つの筋肉の血流が悪くなります。
それらを繋ぐように覆っている帽状腱膜が下へ引っ張られ伸びてしまうことでお顔のフェイスラインまで影響が出るという。
トップのボリュームが出なくなるのは女性ホルモンの変化もあるけれど、この帽状腱膜が下がり、圧迫される事でおきる血行不良が原因。

前頭筋、側頭筋のコリは、お顔まわりの髪質にも影響を与えます。以前より、髪が細くなったり、うねりのある髪が出てきたりしていませんか?筋肉が凝り、毛穴が下がる事が原因で毛根が圧迫され、真っ直ぐな髪が生えにくくなるから。

そして、さらに衝撃なのが、この頭部の筋肉、お顔の筋肉をさらに下げているのが
「マスク」なんだとか!!!!!( ;∀;)ショーゲキ
一枚何gもないマスクですが、ゴム紐は前に引っ張る力となり、1日中、×約2年していれば、帽状腱膜を下に下げる働きを、余計なお世話でお手伝いしていることに。

ほうれい線などは、側頭部の筋肉と、口周りの筋肉と繋がっているので、このつなぎ目に溝ができる。
マスクを外すのは、もはや勇気が要りますが、現実を見ないのもどうなんだろうか。

では、下がってしまった帽状腱膜、カチカチの側頭筋を元の状態に戻すにはどうしたらいいか。それは凝り固まった前頭筋、側頭筋、後頭筋をマッサージ等で解さねばなりません。
最初は優しい力で上へ上へと引き上げるようにマッサージしてみてください。念じるしかありません。

サロンケアでいえば、「ヘッドスパ」が効果的です。
ヘッドスパは、ヘアケア+リラクゼーション+予防医学の要素を兼ねています。
目が疲れる、顔が浮腫む、頭が重い、首こり、肩こり、何となくしんどい。
思い当たる事があれば、一度ヘッドスパでリセットしてもいいかもしれませんね

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