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人生は、いつの時代も「人」という渦の中に居る(エッセイ)


人は何故、いつの時代も人間関係に悩むのか?
と言う事についてのひとりごと。

社会人になると、仕事の内容はある程度我慢できても、一緒に働く人と合わなくて職場の環境に悩んでいる人は本当多いですよね。

耐えきれず辞めるのか、我慢し続けて耐えるのか。

けれど、根本的な考え方を変えないと、
例え環境を変えたとしても、「人という渦」に必ず入ることになると思っています

かつて私もバチバチに人とぶつかり、自己嫌悪になり…。という時がありました。

今は、その「根本的な事」に対して、対応策が自分の中であるので深刻に悩む事もありません。

例えば今、自分の居る環境に「あーー苦手あの人。」と、感じる人がいるのなら、
その人への愚痴と不満で、自分のエネルギーを使わずに、過ごせるようになって欲しいです
逆から言うと、その人への愚痴と不満に自分のエネルギーを使う事ほど、無駄な事はないから。

眉間にシワは寄っちゃうし、口から汚い言葉が発せられ、
それが結局自分の耳から自分に入って来ちゃうし、
人への不満を言ってる時点で、内面おブス決定なのです

かつて、内面おブスだった私。
その人への愚痴と不満に自分のエネルギーを使わなくなった視点のコツをお話ししようと思います。

まずは、
その人が「何故そんなことを言うのか」
「何故あんな態度を取るのか」
相手の立場に立って一旦離れて見る。ということが
大事かなと思います。

そもそも腹が立つというのは、自分との「価値観のズレ」もしくは、「自分の見たくない部分がその人の中にある」からだと思っていて、

価値観のズレが原因だと気付かずに、
「あんな事を言われた!」「あんな態度をとられた!」と、された事の愚痴を誰かに話しているうちは、この悩みは絶対に解決しないと思います。

腹の立つアイツを理解するなんて!!と思ってしまう気持ちも分かるけれど、
ここに踏み込まなければ、この先対象を変えながら、同じ事を繰り返すことになるのです。

嫌いな人(価値観の合わない人)理解すると言うのは、そんなに悪い事でもなくて、その人の事をちょっと裏から考えて、掘り下げてみると意外に、なーーんだ。っていう
答えになったりする。

まず一歩後ろに下がって、その人を理解する。
そして、それに最終的に自分のラベルを貼ります。

相手はどういうタイプの人間か?
その言葉の裏に「何があるのか」を掘り下げていきます。

例えば、皆んなで話しをしているのに、
自分の話しをし始めたり、自慢したり、私は、私も…と、
いつも自分中心の話しの仕方をする人って居ますよね。

なのでいつしか周りは、苦笑いでその人に合わせるか、
また、自分の話しかぁ……と、愚痴が溜まるか、
そろーっと離れていくか。。

ま、周りをしんどくさせるタイプ。

ついでに言うと、
こういう方は、SNSも一生懸命だったりします。
行き過ぎると依存症、良く魅せたい症候群、盛りがち。

話しを戻して、
愚痴や不満にエネルギーを使うのではなく、

「この人は、何故いつも自分の話しをしたいのだろう??」に、視点をシフトします。 

聞いて欲しい?褒めて欲しい?認めて欲しい?から??

これは心理学で言うと、承認欲求が強い人

承認欲求が強いというのは、
「自分を認めて欲しい」という願望が潜在意識の中にあります。誰もが持っているものですが特に強いと、
自分主体の話し方になります。

何故、認めて欲しいのでしょう?

これは必ず小さい頃の経験が影響していて、

小さい頃に親から褒めて貰えなかったり、
寂しかった経験から、大人になっても、
褒めてもらう事を無意識に欲求し続けている。
いくつになってもいつまでも他者に埋めてもらう事を
求めているので、承認欲求がどんどん強くなる。

そして現状起きる事では、話しの裏に
褒めて欲しいと言う願望が付いているので、

「人の話しよりも自分の話しになる。」

という事なんだなと理解します。

「小さい頃に褒めてもらえなかったんだなー。
私にもそう言う部分あるよー分かるよー」

と言う事に共感し、そういう人!っていうラベルを貼って笑顔でにっこり黙って手を合わせる。

そして、適度に距離を取ると言うのが、
私なりのやり方です。

視点のシフト、相手を少し理解する事、自分の心の持ち方で、ストレスは軽減します。気にならなくなります。

あの人、気に入らない
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