HLilico

これまで生きてきた中で大切なものが見えてきた。そんな大切なものを綴っていきたい。

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最近の記事

コバルトアワー ユーミンがくれた心の震えを今の若者は感じることができるのか

ママ、「コバルトアワー」って知ってる? 卒論で忙しいはずの娘が突然聞いてきた。 ん?ユーミンの? どうも卒論の資料を探しているうちに湯川玲子さんの「文科系女子という生き方」(ポスト恋愛時代宣言)に出会い、その中の一節に「コバルトアワー」が出てきたらしい。 早速ユーミン公式チャンネルで聴いてみる。 「夜の都会をさあ飛び越えて・1960年へ・バックミラーに吸い込まれてく・ちりばめられた光の中へ」 恐ろしいことに歌詞をすべて覚えていた!!! 確かレコードを持っていたはず。 改めて

    • LFCコンポストその後とうとう虫問題発生!

      とうとう虫問題発生。 1つ目のコンポストが順調だったため、油断していた。2つ目の熟成後半に入る段階で、1週間、旅行に出た。戻った後、空気と水を足そうと部屋にバックを入れて開けた途端、黒いものが3つ勢いよく飛び出した。慌ててファスナーを閉め、ベランダに出て、そっと開けたらまた2匹飛び立った。ひぇ〜、ミズアブだあ! まずは家の中の3匹を退治し、ベランダでバックを開いて思い切り混ぜた。また、何匹か旅立って行った。すぐにLINEでサポートに連絡。まだたくさんいる可能性があること、そ

      • 91歳の父が元気なわけ_続編

        91歳の父が元気なわけを以前ご紹介したが、最近また話題ができたので、続編を。 なんとクルーズ船で3か月の一人旅に出てしまったのである。それも手続きがすべて済むまでは私に一言の相談もなく..… これまで亡き母と何度かクルーズ船には乗っていたが、一人は初めて。それも今までとは違うクルーズ船なので、様子もわからず、まったく 「えーーーーーー!何それ!!!!!!!!!!」 状態。それも、途中、アメリカとカナダでは2週間船を降りてナイヤガラの滝を見るオプショナルツアーに参加するとのこ

        • LFCコンポスト導入 その後

          9年間使った生ごみ処理機が壊れ、LFCコンポストを開始して6週間。毎日なかなか面白い発見があり、楽しんで続けている。 最初の1週間は発酵が始まらないということだったが、スイカの多い時期で水分が多かったのか、すぐに分解が始まった印象。観察していると、微生物くんにも好き嫌いがあるらしい。スイカは好きらしく、緑のしましまの皮だけがうすーく残る。白いところはすぐになくなる。今の時期、おいしいよね。 意外にもマンゴーの皮は嫌いらしい。頂き物のマンゴーの皮をそのまま入れたら、1週間くら

        コバルトアワー ユーミンがくれた心の震えを今の若者は感じることができるのか

          日本匠の技_棕櫚(しゅろ)の箒(ほうき)

          棕櫚(しゅろ)の箒(ほうき)を買ったのですよ。 以前持っていたのが、いい加減な作りでどんどん毛が取れてきて、結局普通のほうきでフローリング掃除をしていたのだけど、どうもうまくいかない。 京橋にある白木屋傳兵衛さんに買いに行ってきた。倉庫のような店舗には先客あり。やっぱいるんですねー、箒愛好者が。お!この方は大物購入。 若い女性の店員が一人で対応してくれる。この女性がすごい!箒博士か!と思えるほど、箒に関する知識が豊富で私たちが店にいる40分ほどの間、箒についてしゃべり続け

          日本匠の技_棕櫚(しゅろ)の箒(ほうき)

          小さな満足_最近ちょっと嬉しかったこと

          最近、小さな嬉しいことがいくつかあったので、お伝えしたく。 まず、市販のゴーヤに入っていた種をプランターにまいてみたら、大成長!芽が出るかどうかわかんないしね、ともともとあったアロエと同じプランターに植えちゃったら、もう今やアロエにも巻き付いて大変です。とげとげして痛くないのかなあ、と思いつつ。実がなるのが楽しみです。アロエちゃん、ごめん。 ぶらっと近所のガーデン屋さんにハーブの種を買いに行ったら、育ちすぎたバジルが180円で売ってたので、即ゲット。会社で「なんかバジルのに

          小さな満足_最近ちょっと嬉しかったこと

          朝夕の日常と小さな満足

          ”おうちごはん” 、"レスプラスチック" に加え、発酵食、コンポスト、自家製酵母パン、陰ヨガを始めたら日常することがたくさんできた。 今朝起きてやったこと。 1. お弁当用のお米をとぐ。水に浸す。 2. 窓を開けて電気を消して 陰ヨガ20分 (トカゲのポーズ、スワンのポーズ各片足3分ずつ、プランク2分、バカ―サナ練習3分、瞑想1分) この間にお湯をわかす。 3. 朝食と会社に持参用のアイスコーヒー、娘の朝ご飯用のアイスティーを淹れる。アイスティーの葉は掃き掃除のために

          朝夕の日常と小さな満足

          生ごみ処理機が壊れた

          生ごみ処理機が壊れた。 2014年8月に41,629円で購入したPanasonic製のMS-N23-Gは大活躍。この時は八王子市からの補助金が20,000円出た。3年前に一度壊れ、26,000円かけて修理。つまり47,629円でほぼ9年間、我が家の生ごみを処理してくれていた。年間5300円弱、月にすれば441円。電気代は別だが、まあいいんじゃないの。 そんな訳で早速機種の選択にはいる。 同メーカーの後継機種MS-N53XD-Sは、なんと85,980円になっていた! 9年

          生ごみ処理機が壊れた

          小さな節約小さな満足_小物編

          小さな節約小さな満足_洋服編の続編です。 「ダーニング」という手法がある。 ダーニングとは、「ヨーロッパで伝統的に行われている、衣類の穴あきやすきりれた箇所を修繕する針仕事」ということだが、うちではもっぱら穴のあいた靴下にこの手法を活用している。うちの娘はなぜかかかとのいつも同じ部分だけが擦り切れて穴が開く。 穴があいたら、穴をふさぐように横糸をとおし、そこに縦糸を互い違いに入れていくのである。 上手な方はもっと細い糸でされるのだと思うが、私はこういう作業は苦手なので、色違

          小さな節約小さな満足_小物編

          思い出の味_万頭 失われたレシピの再現に挑む!

          私の母は第二次世界大戦の開戦を中国の青島で迎えている。最後の日本への引き上げ船で日本に帰ってきた。 母の父は戦前、青島で紡績工場を運営していた実業家で、母は幼いころは青島の日本人街でかなり裕福な暮らしをしていたらしい。中国人のアマがいて、コックがいる。朝はアマが何か甘いもの(甘栗とか金平糖とか)を持ってきて口に入れてくれて、それをしゃぶりながら起きて着替えをするのだと言っていた(母は歯が悪かった)。中国人のコックに習ったとのことで、祖母の作る万頭は玄人はだしだった。中に何も入

          思い出の味_万頭 失われたレシピの再現に挑む!

          思い出の味_すし飯

          「おなか満たす食事、心満たす食卓」という広告があった。 いい言葉である。食卓は決して飢えを満たすだけのものではない。 そこに並ぶ食事が食べた人の記憶に長く残り、いつかその人の運命すら変えるかもしれない。 亡き母はとても料理が上手な人だった。 手間を惜しまず、丁寧に下ごしらえをし、いつもおいしい料理を作ってくれた。父は食道楽で要求が厳しく、今思えば昔から結構おいしいものを頂いてきた。そんな母を見ていたからか、私も料理を作ることが苦にならない。 思い出す味はたくさんあるが、そ

          思い出の味_すし飯

          挑戦する勇気

          新しいことに挑戦することが歳をとるにつれて苦手になっていく。これはもう間違いない。新しい概念を理解し、必要なツール/デバイスを揃え、使ってみて、自分なりにカスタマイズする。そういう工程は若い時は面白かったのにだんだん億劫になり、別に使わなくてもいいや、と思ってしまう。仕事で使わざるを得ない状況があるときは幸いである。使わなければ仕事にならないのだから、頑張る。頑張ると意外にできるものである。 ある程度の遅れは取り戻すことができる。でも、ある段階を越えると、それはとても高い山

          挑戦する勇気

          小さな節約、小さな満足_使い切る

          縁あって目に留まり、購入したり、頂いたりしたものだから、最後まで使い切りたい。これをポリシーに「使い切り」を実践するようにしています。 ハンドクリームの代わりにヨガスタジオでもらったエッセンシャルバーム 冬に限らず、手が荒れやすいので、ハンドクリームは必須だが、香料なし、べたべたしない、伸びがよいなどの諸々の好みの条件をクリアするのが、ニュートロジーナのチューブのハンドクリーム。でもこれ、価格が高いうえにすぐになくなってしまう。更に容器がプラ容器。なんとなくもやもやしながら

          小さな節約、小さな満足_使い切る

          小さな節約小さな満足_洋服編

          『縫い断つ人』という中谷美紀さん主演の映画をご覧になっただろうか。 主人公の女性は裁縫士(というのかな)。祖母がデザインし、縫った服を直すことに生きがいを感じていたが、徐々に自分自身のデザインも創っていこうと歩き始める。丁寧な縫製技術がとても印象的だった。 あそこまでとはいかないが、気に入った服は手入れをしながら、直しながら着続けている。20年選手30年選手も居る。 そのまま大切に手入れをしながら30年着ている服がある。 ↑のワンピースはローラアシュレイのもの。素材は絹

          小さな節約小さな満足_洋服編

          オーストラリア・シドニーで思ったこと - 環境への配慮

          オーストラリアの暮らしが環境に配慮しているということは前にごみ事情でも少し触れたが、今回は旅行者としての視点から見ても、意識が高いことに気づく。今回利用したカンタス航空では、ナイフやフォークなどのカトラリが木製。それを包んでいる袋も紙製。 常々日本の航空会社の機内食は小さなプラスティック製の器に入った細かいおかずが多く、その割には食べきれない。そしてご飯やパスタがメインに入っていてもさらにパン(わりとぱさぱさ)がつくのが無駄だなあと思っていた。この機内食は1つのプレートのみ

          オーストラリア・シドニーで思ったこと - 環境への配慮

          私が体験したごみ事情

          ゼロウェイストとまではいかなくても、家庭ごみを減らしたいと思っている。 10年程前に自治体の補助をもらって生ごみ処理機を導入した。確か45,000円ほど。補助は20,000円出た。なかなか感動ものだった。処理機いっぱいにいれた生ごみが片手に載るほどのチップになる。すいかの時季はとても助かった。それまで皮を削って干してから捨てていたのだ。(実家の玄関の上のポーチが絶好のすいかの皮干しスペースで、そこに並んだ乾いたすいかの皮を回収してごみ袋に入れたのを覚えている。このスペースで

          私が体験したごみ事情