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小さな節約小さな満足_小物編

小さな節約小さな満足_洋服編の続編です。
「ダーニング」という手法がある。
ダーニングとは、「ヨーロッパで伝統的に行われている、衣類の穴あきやすきりれた箇所を修繕する針仕事」ということだが、うちではもっぱら穴のあいた靴下にこの手法を活用している。うちの娘はなぜかかかとのいつも同じ部分だけが擦り切れて穴が開く。

かかとの同じ位置に穴があく

穴があいたら、穴をふさぐように横糸をとおし、そこに縦糸を互い違いに入れていくのである。
上手な方はもっと細い糸でされるのだと思うが、私はこういう作業は苦手なので、色違いの細い毛糸を使う。色違いだと間違いが分かりやすいし出来上がりがかわいい。

こんな感じに出来上がる。へたくそで恥ずかしいのですが、機能的にはOKなのでよしとする。

ダーニングした靴下

これだけしておけば、まだしばらくもつ。
私の場合は、かかとと足裏のやはり同じ場所に穴があく。だからダーニングするとこうなる。

ダーニングしたわたしの靴下たち

このときは5足、一気に3時間半もダーニングしていた。無心になれる。マインドフルネス???

私は綿のシャツが好きで、昔からいろいろ買って着ていたが、一気に寿命がきたのか、アイロンをかけているとびりっと裂ける事態が最近何件か一気に発生してがっかり。流石にもう着れないし、かといってウェスにするのも😢。そう思っていた時にひらめいたのですよ。
シャツって、袖が2本あるじゃないですか。

切り離して肩の分を塗ったシャツの袖

これを使ってシーズンが終わったらしまっておく靴袋をつくればいいんだ!って。
早速、作ってみたら、なかなかかわいい。袖口の部分はボタンがついているのだからそのままでもいいし、時間があればリボンや紐を付ければ旅行にも持っていける。

夏用のサンダルを収納

背中と前身ごろはそのまま取っておいて、2重にして枕カバーにしようかなと思っているのです。
シャツってデザインよりもその記事のテキスタイルが好きで買うことが多いから、なんとか別の形にリメイクして使い続けたい。もう少し裁縫の才能があればもっといろいろできるんだろうけど、自分に出来る範囲で。

ところで前回、夏の手袋を作ろうと「たかこさん」(友人)と話していた、と書いたけれど、先日たか子さんと打ち合わせた。いいレースの布があるという。持ってきてくれたのはパールやスパンコールがまぶされているゴージャスな布。いやたかこさん、手袋ですよ。というと、これ、取るから大丈夫。真っ白だから少し染めてもいいかもね。という。確かに。
「これ、私が自分用に作ったウェディングドレスの残り布なんだ。」
えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーまじーーーーーーー!
「自分で作ったの????」
「そう」
それはすごい。ゴージャスなはずだ。
たかこさんは手袋へのリメイクに乗り気で、私が持っていったMonikaお手製の手袋を型紙にする、と持って帰って行った。こうご期待。

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