LFCコンポストその後とうとう虫問題発生!


とうとう虫問題発生。
1つ目のコンポストが順調だったため、油断していた。2つ目の熟成後半に入る段階で、1週間、旅行に出た。戻った後、空気と水を足そうと部屋にバックを入れて開けた途端、黒いものが3つ勢いよく飛び出した。慌ててファスナーを閉め、ベランダに出て、そっと開けたらまた2匹飛び立った。ひぇ〜、ミズアブだあ!

まずは家の中の3匹を退治し、ベランダでバックを開いて思い切り混ぜた。また、何匹か旅立って行った。すぐにLINEでサポートに連絡。まだたくさんいる可能性があること、そのまま置いておけば、分解は早まること、回収にアブは問題ないことを聞いて、とりあえずこのまま置いておくことにした。3日間はビクビクしていたが、その間、辛抱強いサポートの方がいろいろ教えてくださる。気をつけてみてみると、ファスナーの付け根、バックの横に黄色い卵が付いている。これかあ~
古い歯ブラシで取り除く。でもでも中にはうごめくアブがいる気配。あと一週間で熟成完了のタイミングだったので、この状態で持って行っても構わないか確認したところ、構わないとのこと。念のため前日に写真を確認してくださるという。なんと素晴らしいサポート!

3日経ったところでまたふたを開けてみた。びっくり‼️100匹くらいいるんじゃない、これ!
こうなると私はまったくムリムリ。我が家の男手の力を借りる。水を500ミリリットル足し、スコップでガーっと。ごめんなさい🙏ごめんなさい🙏

でもサポートの方はここでも優しい。
「こんなこともあることを想定しての大発生です。大丈夫👌」
ありがとう ありがとう

ファスナーを閉じ、天地返し(バックの端をもって前後左右に振りまくる。ゴロゴロ転がす)を行い、回収前日に再度開けてみた。すると。あら不思議。アブの形はほぼない。弱々しいのが2つ、ベランダにポトンと落ちたが、バックに戻してまた水を足し、ガーッと混ぜる。あ、私やってないですよ。ムリムリ。水を足して再度混ぜたところで写真を撮り、サポートへ送る。

アブ後

ほどなく、

温かいメッセージ

とご連絡いただく。
私のおびえた今読むと笑ってしまう質問に優しく答えてくださったサポートの方に感謝です。

翌日回収へ。おそるおそる、
「あのー虫がいると思うんですが〜」と言うと
「あー聞いてます。大丈夫。じゃあとで外で開けましょう。」
素晴らしいネットワーク👍

アドバイザーさんのお話を聞く。一緒に参加したのは、若い男性。一緒に暮らすパートナーさんともう2年くらいコンポストされているとのこと。私は驚いたね。だって若い男性が、コンポストの相談会に来て、きちんと質問して、コツコツ学んでる。なんと素晴らしい‼️
私の世代の男性にはいないタイプだなあ。日本も捨てたものじゃない。

さて、いよいよ外で開けてみる。ざーっと開けたけど、飛び立ったアブはなし。ほっとしていたら、アドバイザーさんが私の堆肥をほじくり返している。
ちょっとちょっと何してるんですか?え!あの、虫まだいるかも、え!
とドン引きしていたら、
「あーまだいますね。ほらコレ!」
なんとミズアブをつまんで手のひらに載せている。
参加者一同一気に盛り上がる⁉️
おお!これがアブか!件の男子は写真まで撮っている。
彼女はまた堆肥をかき混ぜ、黒い芋虫的なものを手のひらに載せ、
「あーさなぎもいる。ぷよぷよしてるからこれ、アブになりますね〜」
心なしか嬉しそう。なぜ?なぜ?
カシャ、カシャ!あーあなた、また撮ってる〜

動揺を収め、ありがとうございました!と回収所を後にする。そのあともポツポツとバックを持った子供連れの男性や、女性とすれ違う。もうここまで来てるんだ〜

帰りの電車に乗ってる間、先ほどのアドバイザーさんのことをずーっと考えていた。
そう、
これがコンポストなんだ。
生き物と共存するってことなんだ。
頭では分かってたけど、本当の意味ではわかっていなかったのかも。
きっと私はいつまで経っても虫を手のひらに載せることはできないと思う。でも、アブに対する考えが少し変わった。
要は嫌ならよくみて、卵を中にいれなければいいんだもんね。

それ以来、投入の前後にシトロネラのスプレーをバックにかけるようにした。スコップもバックの中で保管。たまにアブがやってきて卵をシトロネラがかかっていないバックのヒダ、とか取っ手の裏、とかに産みつけていくけど、おぬし、やるなあと冷静に歯ブラシで取り除けるようになった。向こうも必死なのだ。私も必死だけど。

今は3個目のバックを熟成中。投入するバックは4個めに入った。スナップえんどうを作るコンポスト菜園講座も受けた。来年の春には今熟成中の堆肥を使って何か野菜を育ててみるつもり。

LINEサポートで私のアホな質問にも辛抱強く答えてくださったサポーターさん、回収会場のアドバイザーTさん、ありがとうございました。
多謝

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