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お出かけレポート

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#旅

昔、ピーターラビットに会いにいったお話③

昔、ピーターラビットに会いにいったお話③

1991年の夏、イギリス湖水地方のニア・ソーリー村を訪れた時の旅行記です。

前回のお話はこちら。

帰り道は、牧場の真ん中を横切っているフットパスを歩いて行きました。
一応、公共の道とはいえ、いろんな人が歩いたために、自然にできたといった感じで、途中で途切れてなくなったかと思うと、また続くという具合です。 

フットパスの入り口は実に目立たないので、私のような、のん気な旅行者でないと、気づかず通

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昔、ピーターラビットに会いにいったお話②

昔、ピーターラビットに会いにいったお話②

1991年の夏、イギリス湖水地方のニア・ソーリー村を訪れた時の旅行記です。

はじまりのお話は、こちら。

いよいよ、ニア・ソーリーにやって来ました。
村は、もうすぐです。

後ろにいた小さな女の子は、何度も「ファンタスティック!」と叫んでいました。
本当に、その通りの場所です。

「牛に注意」なんて、こんなのどかな標識がたっています。

フェリー乗り場から、テクテク歩いて40分。ついに、ニア・ソ

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昔、ピーターラビットに会いに行ったお話

昔、ピーターラビットに会いに行ったお話

1991年の夏休み。 
イギリスの語学学校に通った最後の週末に、ピーターラビットの故郷、湖水地方のニア・ソーリー村に行きました。
思えば、これが私のひとり旅の原点。
これで味をしめたのだと思います(笑)

当時の旅の記録も、長い年月の経過と共にだいぶ傷んできたので、デジタル化して残そうと記事にしてみました。
文章も、当時書いたものを使っています。
読みやすいように、若干手を入れてますが…。
どうぞ

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プーさんの森に行った話②

プーさんの森に行った話②

前回のお話は、こちら

プーコーナーから、いよいよ森へ向かうことにしましたが、肝心の目的地までの地図がどれも大雑把すぎて、よくわからず。
プーコーナーのスタッフのお兄さんに道を聞いてから行きましたが、これが大正解でした。

最初は車道を道なりに歩いてゆき、途中からフットパスと呼ばれる散歩道に入るのですが、その入り口が地味で分かりづらい!
車道からちょっと奥まっていたので、お兄さんに聞いてなかったら

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プーさんの森に行った話①

プーさんの森に行った話①

2019年の春、ずっと行ってみたいと思っていた「クマのプーさん」の故郷、イギリスのイースト・サセックスにあるハートフィールド村から、プーさんの森へ旅しました。
作者であるミルン、そしてクリストファー・ロビンのモデルとなった息子が実際に暮らし、プーさんと駆け回って遊んでいた場所です。

まずは、ロンドンのチャリング・クロス駅から電車で約1時間。タンブリッジ・ウェルズ駅に到着しました。
ここからメトロ

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