これから高齢者になる方たちへ。高齢者リハビリ17年の作業療法士が考える高齢期リハビリにおけるたいせつなことをお伝えしていきます。リハビリは決して機能訓練だけではないんですよ。先入…
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#老化
高齢期リハビリのココロエ33【老化とはどうにもならんこと】
わたしは『再発がん』でして『がん』と『共生』しておまりす。寛解するのであれば、『がんに抗うで抗病』なんですが、現代医療の限界と自然の摂理により『抗病』ではないんですよね。いわば「もう、しゃあない!残り時間をできるだけ充実させよう!」という心持ちです。
ここでですね、民間療法や壺や念珠を購入したり、エビデンスが乏しい最先端医療?には手を伸ばしたりしません。不思議なチカラや最先端医療?へ高額なお金
高齢期リハビリのココロエ26 こんな考え方は老化が進みやすい…かも
「病気になって動きにくくなったから、家族に家事をやってもらおう。」
「もう歳だから嫁に家事をしてもらって当然。」
「仕事を定年まで頑張った。もう何もせずのんびり暮らそう。」
「同居したから娘が家事をしてくれる。」
「妻が今までは家のことをしてきたから、これからも家のことは妻に任せよう。」
「車椅子になったらもう何もできない。」
「麻痺が回復しないと元の生活に戻れない。」
「人に迷惑をかけるから動か
高齢期リハビリのココロエ3 転倒リスクを最小限にして活動を継続すべし
あなたならどちらを選択しますか?リスクですか?活動ですか?
独居の母親が要介護になった。昔から働き者の母は要介護になった今でも家事をしている。料理も洗濯も自分なりに安全を確保して行っている。そんな母が先日、洗濯中に転倒した。幸い怪我はなかった。
さてこんな場合、子である自分がとる判断は何でしょう。
1.家事は家族あるいは介護保険サービスに任せる
2.転倒した原因を考え転倒しない環境をつくり家事