嘘乃 零人

嘘(虚飾や自己憐憫)の割合の低い自分語りを心がけたい。 わりと性的な話題を扱う。 自分…

嘘乃 零人

嘘(虚飾や自己憐憫)の割合の低い自分語りを心がけたい。 わりと性的な話題を扱う。 自分自身のモヤモヤの言語化が目的。隙あらば自分語りにならぬように。

マガジン

  • 現象と対応

    原理原則とはなんぞや。 という自己疑問から始まる無知凡庸の右往左往。 理とはなんぞや。則とはなんぞや。 そうであるものを、そうであると認知して、どうするかを決める。 これが人類のしてきたことだと仮定するならば。 妄言と妄想の凡愚が挑む、真理への挑戦。(大袈裟)

  • センシティブとぼく

    オナホやローションから発現したエッセイ的な自分語り的なものをまとめたマガジン。 2022年1月13日時点では2本収録。

最近の記事

金の毛

高校時代のある年の春、同級生に呼び出されて物陰に連れて行かれた。 友人「ちん毛、金髪にしてん」 ぼく「マジで!?」と言いながら驚くと、ベルトを緩めてパンツをずらして見せてきた。大爆笑しながら「ほんまや! え、痛なかったん?」と聞くと「少しだけな」と返してきた。 内心、アホちゃうかと思った。でも、直後にされた話で羨ましくなった。 彼はヤンチャなヤツだったのだが、マイルドな方のお仲間たちと合コンをしたらしく、お嬢様学校に通っているマイルドヤンチャな子や大学生の女の子と合コンした

    • きぼねときこつ

      人は必ず旅立つ日が来る。 死を定められた敗北とするならば、ひとは必ず敗北者になる。 だったら生まれてから死ぬまでの時間は茶番か? と問われると、僕にとっては違う。と答える。 虚しいと思えば虚しい。 茶番っちゃ茶番。 でも、限りある時間の中で一応なんやかんやある人生がいい。 僕の場合は、親父の自己破産があったりで、微妙にスパイシーだが。 「わからない」と思考停止してしまう父を見て、僕もまたそういう気性があるが、考えることを試みることはしたい。行動に移せなければ考えていないの

      • 反省文とズル

        世の自己破産手続きが同じフォーマットで行われているのかはわからない。しかし父がお世話になったところでは自分が手続きをするに至った経緯を書く宿題が出た。反省と決意を示す行為だ。 父が出された宿題だったが書くことが苦手な父の代わりに私が協力して書いた。はじめは協力して書くことを拒んだが、提出日が近づいても一向に向き合わず「わからないわからない」ばかり言っているものだから、私が父の心情を慮って書き、添削してもらいながらどうにかこうにか書いた。 いまでもこの件に関して納得はしてお

        • どだい無理でも変わりたいとは思うもの

          2023年12月現在、父の自己破産の手続きは完全に終了している。 いま父はもちろん借金はしていない。 しかし、母がローンを組んでエアコンは購入した。無かったら死んじゃうのでこれは……仕方ない。 だが、生活に余裕はないしあいかわらず我が家は貯蓄もできてはいない。定着しかけていた家計簿をつける習慣も途絶えつつある。 「バカは死んでもなおらない」とか、 「人の性根はそうそう簡単には直らない」と言われるようなことを学んでいる。それは父の姿からだけではなく、母や姉、自分自身からも深く

        マガジン

        • 現象と対応
          1本
        • センシティブとぼく
          2本

        記事

          本日のごはん

          白菜の固いほうを先に蒸し焼きに。 一旦皿に出す。 葉っぱのほうを焼く。 ヤリイカいれる。 三分くらい焼いたら最初の白菜を足す。 500ccの水にうどんうどんうどんスープ(ウー!) を入れて、片栗粉を加える。 水溶き片栗粉に醤油を少し足して、 五分ほど煮る。 ここで味見。 今回はチューブしょうがとしょうゆを足す。 更に加熱。 丼鉢にごはんを入れてステンバーイ。 とろみがついてきたら火を止めてお玉でいれる。 親の丼はイカ位置調整して少しきれいにしてみた。 おいしい。

          本日のごはん

          出さないと見えない

          大学を卒業前に就職活動をせずに過ごしていた私は「これまでの人生は流れに乗って取り残されないように意志薄弱のままに何となく生きてきた。これからの人生、そんなことじゃあかん。一度立ち止まって自分自身のことを考えてじっくりこれからの人生を選んでみよう」と、無職を選んだ。結果、年齢非公表だがこの年で社会人じゃないのは明らかに何かをしくじってしまった。少なくとも、僕が就職していれば父が自己破産をすることは無かったのではないか。と思う。  一方で、父の借金を自分も負担をかけたからと肩代

          出さないと見えない

          逆タイムカプセル 過去の自分へ

          もしも過去の自分に、今の自分の思い出や感情を伝えることができるなら、たくさんの思い出や感情を伝えたいと思う。過去の自分にメッセージを送っても、現在に影響を与えることはできないかもしれない。しかし、自分とは異なる人生を選ぶ自分が並行世界にいるとしたら、嬉しい。 せめて、別の世界線の自分には、自分と同じ後悔や反省をさせたくない。より良い人生を歩んでほしい。些細な変化でもいい。あの時、あの人に声をかけていれば悲しみは和らいだはずだった。あの時、あの子に全ての事情を正直に話し、謝罪

          逆タイムカプセル 過去の自分へ

          一事が万事に通じ、万事が一事に通ずる。の精神、そこはかとなく大事。

          時系列を忘れてしまう前に書いておこう。 父が自己導尿生活になる少し前、父がお腹を壊してパンツを汚した。 間に合わなかったのだ。 我が家の男系は基本的にお腹が弱いので「そういうこともある」と思っていたのだが、このあたりが父の不調のお知らせだったかもしれない。少なくとも免疫力が落ちてるくらいのメッセージはあっただろう。 2023年の10月某日だった。 父の間に合わなかった背中に明るく声をかけながら、着替えとゴミ袋を用意する。汚れていた便座カバーを取り替え、アルコール除菌スプレー

          一事が万事に通じ、万事が一事に通ずる。の精神、そこはかとなく大事。

          オーブントースターを買った話

          「古くなって汚れてきたし新しいのにしたいわ」 と、母が言って買い換えることとなったラッセルホブスのオーブントースターが壊れてしまった。おしゃれで気に入っていたのだが、仕方ない。 先代は20年以上もってくれていたのだが…今回のは3年くらいだった。 ツマミが壊れただけなので修理すればよかったのかもしれない。でも母が買い替えを強く希望したために検討に入った。これが10月の話。 条件と使用状況新しいオーブントースターを購入するにあたり、胸に手を当てて考えた。 パンはほぼ毎日焼く

          オーブントースターを買った話

          母の主治医

          公開することはないかもしれないが備忘録として記しておこう。 母の主治医に関することだ。 母の主治医には高齢の母親がいた。 いるではなく「いた」と書いたのは、お亡くなりになられたからである。 主治医の先生は、この数年、世界が煩わされている感染症の入院患者さんを受け入れる専門の病院ではなかったが、入院患者さんを受け入れることとなり、外来の診察を長期間休みにして入院患者さんの治療に専念していた。 主治医のお母様が亡くなられたのは、その最中であった。 先生は家にも帰れなかった。

          母の主治医

          記録することからすべてが始まるのかもしれない(小並感

          父の自己導尿のデータをとってみようと思ったのは、家計簿をつける生活を開始してから発見することが増えたからである。 あと、父が何回おしっこに行っていて、何時間空いて、いくらほど出ているのかというデータから、改善案の模索をしたかったからである。 一般的に、おしっこは5~7回がいいとされているそうで、400でためすぎと言われるそうだ。500という説も見かけるが、多めに見て500以内にできればおさめたほうがいいのだと思う。 いま父の尿量を把握するようになって気になったのは、400

          記録することからすべてが始まるのかもしれない(小並感

          あいだの一週間

          父の膀胱炎+神経因性膀胱が判明した夜、簡易ベッドを急ごしらえで作るときに頭を強打した僕は直後にネットで見た頭や首のちょっとした衝撃から大事になる話を見て怯え始めていた。 父は常時管が挿れられた状態で過ごし、袋をつけているときは、サイフォンの原理?でおしっこが外部に出ていく生活になった。 そのことが我が家に何を齎していくのかも怖かったが、簡易ベッドから母がお世話になっている介護用品のところから、レンタルする案が浮上していた。 費用負担は痛いが、これから先、足腰の負担を減らし

          あいだの一週間

          父、膀胱炎と神経因性膀胱を併発する。

          父方の家系は前立腺肥の疾患が多いらしい。 ということを、聞いていた。 父の兄たちの中には前立腺がんを患っているひともいる。 (80代で元気に過ごしている) 父自身も以前から前立腺肥大があると言われていて、定期的な検診をすすめられたりもしていた。が、なかなかどうして病院嫌いの父である。あまり行きたがらなかった。 そんな父がここ1年くらい「尿の切れが悪い」とか「頻尿になった」という話をされるようになった。歳のせいかなと思いつつ、前立腺肥大のこともあるので病院に行かなきゃねと家族

          父、膀胱炎と神経因性膀胱を併発する。

          道案内

          道案内が上手な人間は話が上手らしい。 誘導が上手ということだろう。 映像が見えていれば手取り足取り指示できる。 ARグラスで指示出しをするのが有効なのはそういうことなのだろう。 留守電が上手に入れられる人間は話が上手らしい。 短い時間で要件と要求が言えるからなのだろう。 自分の思いや考えが短い言葉で伝えられる「短縮詠唱」を「俺、なんかやっちゃいました?」レベルでできるのが話芸の基礎スキルが高い証のようだ。 映像をイメージしながら説明するといいらしい。 状況を思い込むことで

          オナホバトン

          「みくらちゃんオナホいる? 最後だし記念に本人に使った感想送ってあげたりすると喜ぶかもしれん」 12月の中頃、彼からこんなメッセージがきた。 さながら「卒業するみくらちゃんへの寄せ書き用の色紙をわたさないか?」くらいのノリで。それくらいフランクなお誘いのされ方を断る理由などない。二つ返事でお願いすると、彼は直ぐにオナホを送ってくれた。 本当に、彼は仕事が早い。爪の垢を煎じて飲みたい。 届いたら直ぐに楽しむ予定だったのだが長患いしているわたしの亀さんの頭の包皮炎の調子がや

          オナホバトン

          深夜映画とリプライ

          深夜にテレビでやっている映画を見るのが習慣になっている。最近は感想をつぶやくようになった。実況ではないけれど、実況めいたこともするのだが、先日、少し珍しい経験をした。 文言は暈すが「離席してたのでなんでああなったのか教えて下さいw」なリプライを頂いた。 自分なら映画見終わってネタバレを探す選択をするので驚いたが、まぁ、これも一期一会かと思い返信した。少し、緊張した。 家族が離席して戻ったあと「どうなったん」と聞かれる感じ。懐かしいw 知らない人から現実の映画館で話しか

          深夜映画とリプライ