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オーブントースターを買った話

「古くなって汚れてきたし新しいのにしたいわ」
と、母が言って買い換えることとなったラッセルホブスのオーブントースターが壊れてしまった。おしゃれで気に入っていたのだが、仕方ない。
先代は20年以上もってくれていたのだが…今回のは3年くらいだった。
ツマミが壊れただけなので修理すればよかったのかもしれない。でも母が買い替えを強く希望したために検討に入った。これが10月の話。

条件と使用状況

新しいオーブントースターを購入するにあたり、胸に手を当てて考えた。

  1. パンはほぼ毎日焼く

  2. 切り餅を焼いている。両親が餅が好き。

  3. 先代ではやらなかったが先々代では焼き芋作ってた

  4. グラタン作った

  5. 揚げ物の再加熱をしたりもした

所感

  1. 庫内の高さが少し物足りなくて、なんとなく切り餅が焼きづらい

  2. パンはすぐ焼けるが、焼きムラを感じる

  3. つまみが親にはかたい

  4. モードを選ぶツマミを親が間違う

以上のことから条件を考えた。

マストな条件

  • パンが焼きたい

  • 切り餅が焼きたい

  • シンプル・イズ・ベスト

仕上がりはともかく、正直パンはどれでも焼ける。
だってトースターだもの。しかし切り餅を焼くには条件が発生する。

膨らんで上にくっついてほしくない。
そもそもくっついてほしくない。
ゆるやかに加熱してくれたほうがいい気がする。

庫内の高さが必要になる。
昨今の高級オーブントースターは伝熱管までの距離が短くいものも多い。いくら美味しく色んなものが出来ても、登板回数の多い切り餅を満足に焼けなければストレスになることが予想された。

結果、キーワードは【切り餅】

ということで調べて決めたものは、象印のオーブントースター。
オーブントースター EQ-AB22 NM(シャンパンゴールド)にした。

もう1000円ほど追加すれば、機能を選ぶツマミが増え30分加熱で焼き芋が作れるモードがあった。しかしながらが先々代で15分を2回で焼き芋を作った記憶があるのでたぶんやろうと思えばやれるし、フライパンで作る焼き芋の方法も見た記憶がある。
調理頻度も高くない焼き芋に+1000円と考えると、例えば300円の焼き芋をワンシーズンに3本買うならトントンになるので別にいいか。となった。

Amazonではこの機種を見つけられなかったが兄弟機はあるっぽい。国内の家電屋さんとかだと通販でもある。同価格帯のものでもおしゃれなものもあったのだが、庫内の高さ、幅を考えると我が家にあう機種はコイツしか店頭になかった。すぐに使いたかったので通販はしていない。

余談

今回オーブントースターを調べたり、見に行ったりして驚いたのが、脱ゼンマイ式?のオーブントースターを発見したことだった。
電子レンジのような軽いダイヤルを回すことで設定をしたり、ボタンを押すタイプのマイコンを使ったオーブントースターとの出会いが見学中一番テンションが上がった。マイコンが壊れたり表示パネルが壊れる可能性があるんだろうけど、ゼンマイ式?バネ式?のように、大きく回して設定タイムに戻すといった人間側の小さな努力をしなくてもいい商品があるのは、技術の進化を見た気がしておもしろかった。

余談2

 今回、オーブントースターを買うにあたり、使用状況とマスト条件を考え、そこから必要な機能やサイズ感を考えることを行った。建設的に思考することができたと考えている。実態に即していて、なおかつ望みを叶えるものを選んだ。今回は予算をなるべく下げたいと考えて一段階下のものを買ったが、プラス1000円したものを買っても良かったかもしれないという考えはある。しかし、現在進行形で壊れている電子レンジの購入を考えているし、卓上のIHクッキングヒーターがつい先刻エラーが出て1台壊れてしまった。1000円とはいえ、そこへの予算を割り振る原資にはなるので、判断は間違えていない。という評価を下しておきたい。

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