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センシティブとぼく

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オナホやローションから発現したエッセイ的な自分語り的なものをまとめたマガジン。 2022年1月13日時点では2本収録。
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オナホバトン

「みくらちゃんオナホいる? 最後だし記念に本人に使った感想送ってあげたりすると喜ぶかもしれん」 12月の中頃、彼からこんなメッセージがきた。 さながら「卒業するみくらちゃんへの寄せ書き用の色紙をわたさないか?」くらいのノリで。それくらいフランクなお誘いのされ方を断る理由などない。二つ返事でお願いすると、彼は直ぐにオナホを送ってくれた。 本当に、彼は仕事が早い。爪の垢を煎じて飲みたい。 届いたら直ぐに楽しむ予定だったのだが長患いしているわたしの亀さんの頭の包皮炎の調子がや

親孝行とローションが噛み合う奇跡はあるよ

アラウンド70である。ちなみに自分は30代。 こんなエッセイの始まり方でこう繋げるのは大変恐縮なのだが、先日、パッケージを全部外したホットパワーズの商品「オナホ屋さんの本気汁!! ヌメリの皇太子!!ぬめッパ!!」を使用して、母のすねとふくらはぎの毛をT字カミソリを使って剃った。 しんどそうにピンセットで抜こうとする母を見て、少し前に自分のひげをローションをつかってから剃ったらヒリヒリしなかったのを思い出した。 「なにそれ。なにするの?」 バスタオルと濡れタオルを用意し