新規プロダクトのPMをやる上での大事にしている2つの軸
はじめまして。LIDDELL株式会社(以下、リデル)の4年目のPM兼エンジニアの川田です。
まだ2ヶ月程度の経験ですが、エンジニアから新規プロダクトのPM(プロダクトマネージャー)になって日々学習と思考を重ねてきました。その中で自分の中で軸としている考え方を書いていきたいと思います。
プロダクトのビジョン(Core)を常に意識すること
プロダクト開発の目的はビジョン(Core)を実現することです。
プロダクトはビジョン(Core)を実現するために課題(Why)の解決策(What)を提供します。
プロダクトの課題(Why)を解決するためのプロダクトのWhatは無数にあります。課題(Why)と解決策(What)は分離して考え、解決策(What)に固執せずに課題に対してもっとも有効な解決策(What)を選択する姿勢が大切になります。
そして、この解決策(What)が常にビジョン(Core)を実現するための課題(Why)を解決しているかが重要です。ビジョン(Core)> 課題(Why)> 解決策(What)が構造として論理的である必要があります。
ユーザー目線を最も大事にする
プロダクトのビジョン(Core)を実現するためにはUXの設計が重要になってきます。ビジネスモデルの設計も合わせて重要ではありますが、いくら優れたビジネスモデルを設計できたとしても、プロダクトのUXを通じて、ユーザーの本質的な課題を解決することができなければ、使われないものになってしまいます。
プロダクトをユーザーに使われるものにするには、ユーザーのゴールを知り、そのゴールを達成するための一連の体験を提供する必要があります。そのためには、プロダクト提供者目線ではなく、ユーザーを知り、ユーザー目線で常にプロダクト開発をしていく必要があります。
また、UXの文脈においてユーザーのゴールを次の3つのレベルで理解することが推奨されています。
・達成するもの(End goal)
ユーザーがプロダクトを使うことで、抱えている課題を解決した未来の状態
・感じるもの(Experience goal)
ユーザーがプロダクトを使う際に、大切にしている感情やモチベーション
・人生に彩りを与えるもの(Life goal)
ユーザーの人生や仕事の大きな目標。そこにプロダクトがどのように影響を与えることができるか
さいごに
まだまだPMとしてのキャリアをスタートさせてばかりですが、プロダクトのビジョン(Core)を実現するために必要なこと全てに興味、関心が届くようになり、視座が上がり成長を感じることができます。
今後も自分なりの考えを持って、日々学び、楽しみつつやっていきたいと思います。
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