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帰国子女。海外旅行と読書が好き。適応障害。

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エムアイ友の会の積立の脅威の利回り

三越・伊勢丹グループには、友の会という積立サービスがある。 1年間毎月決まった金額を積み立てると、1年後には積立額+1ヶ月分のボーナスが貰える、というサービスだ。 積立額は、5,000円、10,000円、20,000円、30,000円、50,000円のうちから選べる。 例えば10,000円の積立プランを選んだら、満期すなわち1年後には10,000×12ヶ月分の積立額とプラス1ヶ月分のボーナスすなわち10,000円、合計130,000円になって戻ってくる、ということだ。

    • 人生で初めて金縛りになった

      ついさっき人生初めての金縛りにあった。びっくりした。 夜、就寝するために暗い寝室でベッドに横になっていた。眠気を感じてまぶたが落ちてくるままに目を閉じた。 目を閉じてから、「あれ?明日の朝のアラームはかけたんだっけ?」と思い、スマホをチェックしようとしたそのときだ。 体が動かない。 本当に一切動かない。 手足が動かないのはもちろんのこと、目を開けることすらできない。声を出すこともできない。 意識は相当にはっきりしていた。起きているのと同じくらいには意識が明瞭だったと思う。

      • 『エッセンシャル思考』『エフォートレス思考』感想文

        グレッグ・マキューン『エッセンシャル思考』『エフォートレス思考』を読み返している。このタイトルを一度は聞いたことがある人がほとんどなんじゃないかと思えるほどの有名なビジネス書だ。これらの本に書かれているのはタイトル通り思考法なので、「ビジネス書」というカテゴリに置かれることが妥当かどうかは微妙なところがあるが(思考は何もビジネスシーンでしか使わないものではないので)、大抵の本屋にはビジネス書のコーナーにこれらの本が置かれている。 『エッセンシャル思考』『エフォートレス思考』

        • 6月ギリシャ旅行の服装(アテネ、テッサロニキ、メテオラ、デルフィ)

          2023年6月中旬に行ったギリシャ旅行の、服装の記録です。 アテネ 主な見どころ:パルテノン神殿、アクロポリスミュージアム、古代アゴラ 気温は30℃弱だが日差しが強い。一日歩いただけでかなり日焼けした。 パルテノン神殿は、神殿といえども現在は宗教施設ではなく遺跡なので、服装に制約はない(教会やモスクは肌の露出NGなど色々と制約があることが多い)。 欧米系の観光客らしい人たちはタンクトップにショートパンツを着ていたが、アジア系の観光客は薄手のUVカットパーカーやシャツ、

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          ペトラ遺跡によって物欲から解放されている

          物欲の波が押し寄せたり、と思ったらとんでもなく遠いところまで引いて行ったりを繰り返す20代を送っている。だいたい半年くらいの周期で物欲がどっと押し寄せたり、逆になくなったりする。 今は物欲が引いている期間だ。1ヶ月前くらいまでは結構物欲があったはずなのだが、急に引いた。1ヶ月前からECの買い物かごに入れていたものを今眺めると、全然いらんな、なんでこんなもの買い物かごに入れたんだっけ、と思う。 ちなみに物欲がサーッと引くにもきっかけというものがある。「自分はこれにお金を使わ

          ペトラ遺跡によって物欲から解放されている

          (更新中)自分の部屋を整えるために買ったもの

          あまりにも自分の部屋に対して無頓着だなという自覚はあった。一人暮らしを始めたのは大学に進学したときだが、そのときはお金もそんなになかったので池袋のニトリで必要なものを適当に揃えた。結果として当然ながら統一感も何もない部屋が生まれたが、わたしはインテリアに興味がないので、そんな雑然とした部屋でも特に思うことなく過ごしていた。インテリアに統一性はなく、本棚には情報セキュリティマネジメントの国際規格本とBL漫画が隣あって並んでいるので「あまりにも節操がなさすぎる」と友達に怒られたり

          (更新中)自分の部屋を整えるために買ったもの

          移動する引きこもり

          ひとり海外旅行は移動する引きこもりだ、と聞いたとき、なんて適切な言葉なんだろうと思った。これ以上にひとり海外旅行をうまく説明する言葉にわたしはまだ出会えていない。 わたしはよくひとりで海外旅行に行く、と言うと、外交的でオープンな心の持ち主なのだろうと思われることがある。そういう人もいるのだろうが、わたしはそうではない。むしろ自分の世界にこもるために海外旅行に行っている節すらある。 日本語も英語も話されない国に行くと、道ゆく人の言葉をわたしは一切理解することができない。これ

          移動する引きこもり

          「部屋、汚いけどごめんね」と言うくらいなら招かないでほしい

          謙遜の類いなのであろうとはわかっているが、人の家に招かれるときに「汚いけどごめんね」と言われるのがわたしは好きではない。そう思うならそもそも招かないでほしい。 誤解なきように言っておくと、汚い部屋が嫌いというわけではないのだ。もちろんきれいな部屋と汚い部屋ならきれいな部屋のほうが好ましいが、汚い部屋に耐えられないというわけではない。 が、「汚いけどごめん」と思われながら招かれるのは嫌だ。汚くてごめんなさいと、汚いことを負い目に感じているのなら、きれいにしてから招いてほしい

          「部屋、汚いけどごめんね」と言うくらいなら招かないでほしい

          会社から寄り道して家に帰る

          会社から家に寄り道せずに帰るのが苦手だ。 たぶんわたしは家のことがあまり好きではないのだと思う。家での居心地が悪い、家に何か不満があるというよりも、単に家の中よりも家の外のほうが好きだというだけのことなのだが。 仕事を終えてオフィスを出で、よく寄るのは新丸ビルだ。東京駅の目の前の大きな商業ビル。何を買うわけでもないが、ウィンドウショッピングをするのが楽しい。 家の近くのドトールにもよく寄る。カフェのチェーンはたくさんあるが、わたしはその中でもドトールが結構好きだ。わたしは

          会社から寄り道して家に帰る

          ハッピーでかわいくあれ 『パピかわ かわいいのルール』感想文

          『パピかわ かわいいのルール』を読んだ。以下「ハピかわ」と呼ぶ。 ハピかわは、一言でいうならば女児向け人生マニュアル本だ。 かわいくなりたいと願う女子小学生望月さくらが、上品な転校生、クラスでいちばんおしゃれなファッショニスタ、穏やかで優しいクラスメイト、友達作りが上手なクラスメイトから学びを得てかわいいステキ女子になろうと奮闘するストーリーをベースに、上品な仕草、身だしなみのルール、自分を好きになる方法、自分も相手も快適なコミュニケーション方法の秘訣を学ぶ。 Xで「女児

          ハッピーでかわいくあれ 『パピかわ かわいいのルール』感想文

          適応障害 もうアカンときのバロメーター

          母は専業主婦で健康診断には行かないが、「眠れないほどの何かしらの症状があれば病院にかかる」というマイルールを持っている。数年前は肩の痛みで夜中に目を覚ましたので病院にかかっていた。あれこれと精密検査を受けた結果五十肩であった。 母親は結婚する前は病院勤めの臨床検査技師であったが、毎年健康診断を受ける会社員と受けない自営業者や専業主婦の病が判明してからの死亡率がそう変わらない(と、母親は感じたらしい)ことから、むやみやたらに健康診断を受け、正解もがわからない結果に一喜一憂する

          適応障害 もうアカンときのバロメーター

          パーソナルカラー診断を受けたけど全然信頼してない

          パーソナルカラー診断を受けたらブルベ夏だった。 骨格診断を受けたら骨格ナチュラルだった。 顔タイプ診断を自分でやってみたら顔タイプエレガントだった。 これらの診断、どこまで信頼しますか?という境界を常々探っている。 ほにゃららタイプ診断を知る前のわたしにとって服を選ぶ基準といえば、まず私の身体が入るか、似合うか、できれば好きな系統の色やデザインであるか、くらいだった。 それがほにゃらら診断によって「わたしに似合う(とされる)」色、素材、デザインなどの基準が加わった。 基準が

          パーソナルカラー診断を受けたけど全然信頼してない

          スーツケースあれこれ

          スーツケースが好きだ。特に買うつもりはなくてもスーツケース売り場をうろうろすることがある。高級腕時計を買うつもりはないけれど売り場をうろうろする父親みたいだ。 スーツケースも本当に色々ある。安いものから高いもの、シンプルなものからいろいろな機能がついたもの。 実用的なスーツケースも好きだし、いつか使いたい憧れのスーツケースもある。忘れないようにまとめておく。 サムソナイト シーライト わたしが使ったことのあるスーツケースの中で最も実用的なスーツケース。安くはないが高す

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          (更新中)備忘録 海外旅行に必要な服とか靴とか鞄

          もう何ヶ国も旅行で行っているが、毎度毎度旅先での服装に悩む。世界には大きく分けても熱帯、亜熱帯、温帯、亜寒帯、寒帯の5種類の気候帯があり、基本的は海外旅行に行くときは渡航先がこれらの気候帯のうちどの気候帯に属するかを考える。 さらに、気候帯だけで服を選んでいては旅の雰囲気が(自分の中で)盛り上がらないので、気候帯を考慮した上で渡航先の雰囲気も考える。例えばリゾート地ならリゾートワンピースが映えるだろうし、エキゾチックな街並みならエキゾチックな服を着たくなるはずだ。 海外旅

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          ハイブランドの効用 セリーヌのカバファントム

          「おのさんには絶対にセリーヌ。セリーヌのカバファントムが似合いますよ」 と、バッグフリークの人に言われた。これまで数々のバッグをコレクションし、気に入らなくなったら容赦なくメルカリで売り捌いてきた人だ。 鞄は、服よりも買うのが難しい。 服は試着して少し動いてみれば、着心地がわかる。 鞄はそうはいかない。店頭で持たせてもらって鏡で自分に似合っているか見ることはあるけれど、まだ買ってもないバッグに普段持ち歩く私物を遠慮なく詰め込んで使用感を確かめるわけにはいかない。 なので、店

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          与えられるも親孝行

          七段の雛壇飾り 今日はひな祭りだ。 我が家には大きな雛壇飾りがある。七段の、フルコースの雛壇飾りだ。 この七段の立派な雛壇飾りは、姉が生まれたときに、母方の祖母が買ったものだ。わたしが生まれる前の話で、母方の祖父はわたしが生まれる前に、母方の祖母はわたしが物心つく前に亡くなっているから、わたしは立派な雛壇飾りを贈ってくれた母方の祖父母のことをほとんど何も知らない。母方の祖父母もわたしが生まれる前か、わたしがまだ小さいときに亡くなってしまったから、わたしのことをよく知らない

          与えられるも親孝行