見出し画像

『冥府/Hades』note神話部11月のお題企画作品集

11月は「冥府/Hades」をテーマに作品を募集しました。
5名もの方々にご参加頂き、たいへん嬉しく感じております! 本企画が様々な世界の神話・個人の神話の扉を開き、また参加者同士の交流にお役立て頂けましたらまことに幸いです。
作品紹介の後には翌月のお題発表もありますので、最後までゆっくりとお楽しみください!

吉田翠さん/始まりの地へ

他部族との抗争は、土地をめぐって、時には女をめぐって繰り返されてきた。抗争の跡地に降り立った王は、過ぎ去りし日を想い、北の岬の木の根を向いて常世の国を想う。

笹塚心琴さん/摩天楼のルール

滅びた人類の生き残りのひとりは、摩天楼で黄色い旗を振っていた。今日もまた死んだ生物たちが彼の横を通り過ぎていく。彼だけが冥府に行けない。永すぎる、静かすぎる、孤独。

矢口れんと/冥府への案内犬

死神ヤマの元への案内は二匹の犬が行うとされる。少年ナチケータスの前に現れたのは、かつて可愛がった愛犬だった。数年ぶりに戯れ合うふたり、それを見たもう一匹の犬は……

すーさん/お母さま、冥府でコレーは幸せです。

コレーは冥府の神に嫁ぎペルセフォネとなる。デメテルの憂慮とは裏腹に、冥府にはいくつものあたたかい火が灯っていた。神話の新解釈。コレーの手紙が世界を揺るがすかもしれない。

悠凛さん/果ての夢

生者の世界と死者の世界を行き来する男。彼が出会ったのは、冥府の管理人として幾つもの名を持つ者だった。男は旅の果てにひとつの大叙事詩を残した。彼の名は……

【2022年12月のお題発表】

2022年12月のお題は「三/TRIAD」です。
三位一体、三神一体、三兄弟、三神器。神話の編み目には幾つもの「三」が見て取れます。世界の統一、力の均衡、神々の偉業を支える三の力とはいったい何なのか。note神話部3周年に絡めて、独自の三を表現してください。

*今回、平素のお題企画と締め切り日や発表方式が異なりますので、各位ご確認ください。

締め切り:2022年12月4日(日)厳守
作品発表:note神話部3周年記念祭内にて
使用タグ:#mymyth202212

参加時の注意点を記事末のリンク先に記してありますので、必ずいちどはお読みください。
それでは今月も奮ってご参加ください!!

【3周年記念祭メイン企画お題発表】

お題A、お題Bのどちらかを選択してください。
分量は散文作品は4000字以内、韻文作品は40行以内で、一人一記事までとします。
今回は文芸のみとし、写真・絵画・音声などを含めることはお控えください。
作品の発表方法は後日お知らせしますので、公開はしばしお待ちください。
後ほど、どちらのお題を選んだか部長が密かにヒアリングします。選択が偏っていた場合の調整のためです。

《お題A:写真で創作》
下の写真から発想を飛ばして自由に作品を仕上げてください。

《お題B:文言で創作》
下の文言を作中に含めて自由に作品を仕上げてください。タイトルにするのは不可です。

怒りを歌え

*「歌え」の部分は「歌ってくれ」「歌ってください」など、「歌う」の命令形・依頼形であれば可とします。

メイン企画に関するご質問、ご意見等は↓の連絡板にて受け付けます。それでは創作を楽しんで参りましょう!!

【note神話部3周年記念祭連絡板】

常時部員の方々は以下の記事のコメント欄を定期的にチェックしてください。よろしくお願いしますm(_ _)m

【常時作品募集】

【note神話部リンク集】

note神話部目次が《部活動記録》と《個人活動記録》に分かれて一新しました。悠凛さん、ありがとうございます!

#note神話部 #mymyth
#創作 #神話 #伝説 #民話 #企画
#小説 #コラム #エッセイ #詩歌
#絵画 #音声
#mymyth202211  #mymyth202212

ご支援頂いたお気持ちの分、作品に昇華したいと思います!