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#153 大学生のうちにしたほうがいいこと5つ

大学生のうちにしたほうがいいこと

大学というのは、どういった時間だろうか。

高等教育を受けられるようになり、生活に自由が出て、たいがいの学生はあと数年すれば就職して社会人になる。

そんな時期は、半端で、背伸びしたくて、そしてちょっと照れてしまうようなものだ。

そんな時期にしておいたほうがいいことを、5つ紹介する。

1 授業をもぐってみる

大学生に与えらえている権利というのはいろいろあるが、そのうちのひとつが「授業をもぐる」ことだ。

大学に行くと、履修登録をして授業を受けるが、もぐりという選択肢もある。

それは、面白そうだと思う授業に勝手に入って、ちょっと聞いてみるということだ。

単位には認められないが、学びが深まる。

昔はCAP制がなかったし、もぐりも割と自由だった。

ただ、いまは嫌がられることもあるので、先生(その授業を教えている先生)に許可をとってからにしよう。

2 聖書とコーランを読んでみる

カトリックでは、旧約聖書(続編も含む)と新約聖書を使う。

それをすべて読もうと思ったらかなり大変だし、難解だから、正直に言えば新約聖書の「福音書」で終わる4つの章だけを読むだけでもだいぶ違う。

コーランは、正確に言うとアラビア語で読まないと正式なものではないのだが、それではハードルが高すぎるので、日本語訳も出ている。

なぜ聖書とコーランなのか。

読むのに時間がかかること。

世界の多くの場所で読まれていること。

国際情勢を理解する根幹にあること。

いろいろ理由はあるが、時間に余裕があるうちに、世界の背景にあるもの、つまり宗教への理解を深めておくのはいいことだ。

ただ、新興宗教やカルト宗教には注意してほしい。

3 学校と家以外の居場所を作る

高校生までは、多くのひとが学校と家以外に居場所を持たない。

ただ、大学生になると、そこに「サークル」「バイト」「娯楽を提供する店(カラオケボックスとか、居酒屋とか、そういったもの)」といった選択肢が増える。

ボランティアをしてみるのもいいだろう。

広い世界を見るために、まずは自分の家と学校という慣れた場所から、一歩外に出てみよう。

海外留学ができたら、それもいいだろう。

4 自分史を書いてみる

履歴書を書くというのは、いままでの自分を振り返ることだ。

ただ、就職活動で使う履歴書というのは、あまりにもつまらない。

あれじゃ人となりはあんまりわからない。

だから、自分の歴史をこの機会にまとめてみよう。

ロルバーンとかのちょっといいノートを買って、そこにいままであった楽しいこともつらいことも全部まとめてみよう。

そうすると、就職活動で必要らしい「自己分析」ということも、もっとわかるようになるだろう。

5 知らない国の料理を食べてみる

海外旅行ができたら、そのほうがいいだろうが、いろいろ金銭的に厳しい。

円安も進んでいるから、全員に開かれた選択肢だとはとても言えない。

その点気軽なのは、知らない国の料理を食べることだ。

たとえば、あなたが関西の田舎に住んでいて、たとえイラン料理店が東京にしかないとしても、イランに行くよりは確実に安くイラン料理が食べられる。

だから、美味しい料理にたくさん触れよう。

私は正直「中東=怖い」と漠然と思っていた。

ただ、イラン料理を食べたら、感動して泣きそうになった。

こんなに美味しいものがこの世にあるのか…。

イランに行ってみたいとすら思うようになった。

美味しいというだけでなく、世界が確実に広がった瞬間だった。

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