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ピアノをやめる、とは
息子がピアノを習い始めてふと心によぎったことを。
思い返してみると、幼稚園からピアノを習い始めた私は本当に練習が嫌いだった。練習しないからもちろん遅々として教本が進まず、7年ほど習ってブルグミュラーを終わった小6でさっさとやめた。
小3の時に音楽の先生から「4年生が全校集会で歌うのに伴奏がいないから、3日でなんとか練習してみてほしい」と言われたことがある。
(4年生が歌う歌の伴奏をなぜ3年生の
Life is beautiful.
本当に、どうなってしまうんだろうか。
いろいろな意見を見ては上に下に気分は揺れ動く。
”変えられることについては変えるだけの勇気を、
変えられないことについてはそれを受け入れるだけの心の落ち着きを”
変えられないことを考えるより、変えられることを考えよう。
とりあえず、幼稚園の休園によりずっと一緒に過ごすことになった息子との時間の過ごし方を考えよう。
一緒にやって楽しいこと。息子の気持
自分を好きになれたこと
息子はよく「かあちゃん、とうちゃん、じじばば、おじちゃん、おおばが一番好き。あと自分も好き」と言う。
6歳の息子にとって「自分が嫌い」なんて思いもよらないだろう。そういう発想もないだろう。なるべくならそのままでいてほしい。
だからいつでも「それはすごく素敵だね!」と力いっぱいうなづく。
私はいつから自分が嫌いになったんだっけ。
始まりのことははっきり覚えていないけれど、高校生くらいの頃にはものす
子どもの熱で病院にいくこと
私の子供は幸いなことに今までほとんど病気にならずに育ってきた。
もちろん鼻水、咳、ちょっとした熱くらいはあったけれど、何日も寝込むようなことは無く、何度か抗生剤を処方されたことはあったが飲ませずに様子を見ているうちに回復する。
でも今年に入って既に2回、高熱で寝込んだ。
どちらも咳から始まり、微熱が、そして高熱が出てくる。
熱が長引くパターンは初めてで、私はすっかり動揺してしまった。
「今までに
出生前診断について思うこと
最近、受ける人が多くなってきたこの診断、検査が簡単になりハードルが下がったことで不安な人がたくさん検査を受けているという。
私は受けることについては夫婦の判断だし、そこの是非については何も言うことは無いのだけど、どうしてもこだわってしまうところがある。
検査を受ける人の中にはもちろん、「どんな結果が出ても産む。子供に障害があると分かれば準備が必要だから知っておきたい」という人もいるだろう。
でも
Lamu島の森の奥で その2
おじさんはいろいろな話しをしてくれたのだけど、その中でもう一つ印象に残っているものがある。
ちょうど私たちがケニアとタンザニアを旅している間にテロリストによる大使館爆破事件があり、たくさんの死傷者が出た。まぁ島はのんびりしたものだったけどニュースではすごく不穏な空気が漂っていた。
「この間爆破事件があっただろう?あれがものすごく悲しいんだ。またアフリカが『怖い国』『危ない国』というイメージが広
Lamu島の森の奥で その1
ものすごく前のことだけど、アフリカに友人と行ったことがあって、その時Lamu島にも行った。
きれいな海より何よりも強烈に心に焼き付いているのは森の奥で出会った一人のおじさんのこと。
そこへ連れて行ってくれたのは宿で働いてるお兄さんだった。
いまいちどんな場所なのか分からずに着いて行ったら、そこはおじさんが一人でやってるバー?みたいな場所だった。
バーと行っても屋根も壁も無く、森の少し開けたところ