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「本田健 書店」で考えたお金の未来

『ユダヤ人大富豪の教え』などのビジネス小説で有名な、ベストセラー作家本田健さんが始めたオンライン書店「本田健書店」がスタートしたので、さっそく登録しました。なぜ登録したかといえば、健さんが音声チャンネル「ヒマラヤ」で「紙の書籍では書けない、本音を書きます」と言っていたから。読んでみて納得。これから先のお金はどう変わっていくのか、10年後の私たちの生活はどう変わると予測しているのかなど、かなり気になる内容が綴られていました。

たった10年、されど10年。どう変わる?『AI時代のお金の未来』

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さて、今回の健さんの新刊は『AI時代のお金の未来』。これから先、お金はどうなっていくのか。ずっと何十世紀も続いてきたお金はどのように変わっていくのか。そもそもお金とはなんなのか。電子マネーや仮装通貨、ポイントはお金としてカウントされるのか。ということをフックに、お金の本質に迫っていきます。

本田健さんの本がおもしろいのは、お金を語りながら、そこからさらに奥深く「働くことの意味」「この先の教育」「人間関係」など、「人生」という軸を中心におきながら、本質を突いていくこと。本書の中では5章で「教育の未来」について「評価の仕方が変わっていくだろう」と語っていますが、私もそうなるだろうと思います。日本でも、日本以外でも、一部の私立ではすでにそうなっていますが、テストの点数ではない評価に変わっていくと思います。そうなることを予測して、今何をすべきなのか、考えておく必要があります。

今ある職業がなくなるとき、それはある意味チャンス!

もう1つ印象に残ったのが、タクシードライバーとの会話。「せっかくタクシードライバーの仕事に就いたけど、この先、自動運転の波が来たら仕事がなくなるんじゃないか」と心配する運転手さんに健さんは、すごくポジティブな未来を語っています。簡単にいえば、歴史は繰り返すということ。馬車が走っていた時代のイギリスで、産業革命により自動車が走るようになってどうなったのかを考えれば、これから先は逆にチャンスだと語ります。

私も、いつも「何年か後には今ある仕事の〇〇%がなくなる」なんていう話を本当によく聞いていたのでブルーになっていましたが、健さんの話を聞いて、「今までAIに仕事を奪われることしか考えていなかった。マイナス点ばかりしか見ていかなかった」と気づきました。物を見たり考えたりするとき、どうしても思考癖があるからプラスだったり、マイナスのことに偏りがちですが、それ以外にも事実やクリエイティブなこと、感情など、水平思考で考えることが大切ですね。

オンライン限定公開。毎月1冊 新刊が読める「本田健 書店」

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本田健さん、これまでに累計700万部の本を出版されている大ベストセラー作家です。どの本も有名ですが、最近だと世界26カ国で同時発売された『Happy Money』が人気です。私も日本語版、そして英語の音読のために英語版を購入しました。これまで紙の書籍で販売してきた本田健さんですが、2020年の新たな取り組みとして電子版のみの書籍販売を行っています。

月額980円(税込)で、毎月1冊健さんの新刊が読めるうえに、「紙の書籍では書かないお金や生き方についての本音もズバッと語るよ」(本田健さん)とのことなので、とっても楽しみです。この書店の版元はゴマブックス。出版社としても、この紙では出版しない、オンラインのみの書店は新しい取り組みなんじゃないかと思います。

電子書籍と違うのは、「書店」形式になっていること。電子書籍だとその本一冊が読めるだけですが、「本田健書店」は会員限定のホームページになっていて、そこに健さんの「ベストセラー作家になる道」などのコラムなどが読めるようになっています。「ベストセラー作家になる道」、これ貴重だと思います。かなり具体的に書いてあったので、思わずノートにメモしちゃいました。

ほかにも、この先お金はどうなっていくのか、私たちの生活はどうなるのかということについても健さんは具体的に語っていて、読んでいてとてもワクワクしました。この素敵なコラム、実は次回の新刊が出るときには消えてしまうそうなので、とっても残念。1ヶ月限定で読める『AI時代のお金の未来』、ぜひ消える前に読んでみてください。

「本田健書店」、来月の新刊が楽しみです。





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