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#待ち合わせ
046_彼女の誕生日 ~待ち合わせはいつもドキドキ~
2月15日(土)
この日、ボクは会社に出勤していた
彼女との約束もあって、
夕方までは会社で仕事をすることにした
彼女との待ち合わせは17時。
3時間前に、
電話で起こしてほしいと頼まれていた。
どっちがキャバ嬢で、
どっちが客なんだ。
けど、遅刻されるくらいなら、
電話で起こすくらいは、全然構わない。
ボクは彼女に電話する時刻を、
スケジューラーにインプットして、
仕事を始めた。
仕事が
061_笑顔が眩しすぎて
3月6日(金)
「おはよ」
「今日はお店に行くか、実家に帰るかどっちになったの?」
「お店行くなら、一緒に夕飯食べよー」
「おはよ」
「じゃあ実家帰るのやめるー」
「ありがとー」
数時間前に会ってたはずなのに、
やっぱり彼女に会いたくなる。
依存症
今日はタイミングがよかったのか、
彼女からの連絡がすぐきた。
そして、
予想外に同伴することになった。
期待していなかっただけに、
ボク
068_ホワイトデー ~幸せな待ち合わせ~
3月16日(月)
ボクは、
バレンタインデーのお返しを、
鞄にそっと詰めて、
出社していた。
15時30分
彼女から連絡がない。
また寝てるのかな?
「連絡ないけど、今日予定通りの時間で大丈夫?」
「まだ起きてないなら、19時待ち合わせは厳しそうだね?」
ボクは、期待感を持たず、
彼女にLINEした。
最悪のケースも考えていた。
彼女と約束する場合、
ドタキャンもあり得るくらいに思っていな
074_そのLINEは思いやりで満ち溢れている
3月23日(月)
15時15分
「明日だけど、16時に待ち合わせでいいかな?」
ボクは、時間と待ち合わせ場所の確認をした。
明日久しぶりに会えることと、
彼女は初めて東京タワーに登るということで、
ボクは、東京タワーのHPを何度も確認して、
トワイライトタイムを目指して、
16時からのプランを考えていた。
20時10分
「うん、了解!」
彼女から返信があって、
ちょっとホッとした自分がいた。
075_忘れられないデート~part.1~
3月24日(火)
今日のことが楽しみすぎて、
睡眠不足のボクだけど、
彼女の誕生日以来のデートだから、
朝からボクのテンションは高かった。
彼女とは、
ボクの会社の近くの駅に、
16時に待ち合わせ。
ボクの心の中では、
既にカウントダウンが始まっていた
こんなにも、
彼女に会えることが、
嬉しいなんて。
心の声が漏れないように、
溢れる想いが飛び出ないように、
ボクは必死にこらえて、
出社
076_忘れられないデート~part.2~
3月24日(火)
この日のデートプランは、
野球観戦が中止になって、
彼女がちゃんとスケジュールを
空けてくれていることを
確かめてから、考え始めていた。
前に彼女から、
「見たい映画があるんだよね」
と教えてもらった。
その場で、一緒に検索して、
amazon primeで見れることが分かった。
「見るなら、どこだろ?」
ボクは、彼女に聞いてみた。
「個室のマンガ喫茶かな?」
「そうだよね
077_忘れられないデート~part.3~
3月24日(火)
16時5分
待ち合わせの時間は、
16時だった。
ちょっと遅れてるのかな。
最初はそんな軽い気持ちだった。
「今、どのあたり?」
彼女にLINEした。
LINEが既読にならない。
こっちに向かってる途中かな。
歩いてるから、
既読にならないのかな。
まだ、そんな思いだった。
5分後、
彼女に電話をしてみた。
けど、電話も出ない。
そんな時、ボクの脳裏に、
あの日のこと