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L-tra.|障害予防→パフォーマンスアップ情報配信

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スポーツ指導者のためのトレーニングマガジン!野球・サッカー・バスケの現場で活躍するトレーナー(理学療法士・柔道整復師)が、各競技に特化した「怪我予防のためのストレッチやトレーニン…
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2019年12月の記事一覧

スポーツ選手向けストレッチ動画⑥|胸郭vol.1

スポーツ選手に向けトレーニング動画 背骨(特に胸周り)のストレッチについてお伝えいたします! 胸回りの関節を中心とした背骨が左右横方向にたわみやすくなると、 重心を左右方向へスムーズに移動させることができるようになります。 この動きが硬くなると体の一部分で無理に重心を移動させようとして、結果その部位に負担を強め、痛みに繋がる危険性があります。 怪我の予防や競技能力を向上させる観点からも、左右方向への背骨の柔軟性が重要な鍵を握っています! 怪我をせず、身体能力を最大限高

スポーツ選手向けストレッチ動画④|ハムストリングス

スポーツ選手に向けトレーニング動画 もも裏の筋肉であるハムストリングのストレッチを紹介します! 骨盤から膝裏にかけてあるハムストリングスが硬くなってしまったり、力が入りにくくなってしまうと、骨盤と他部位との連動性が失われ、最大筋力を発揮しにくい身体機能の状態となってしまいます… 背骨を支える骨盤も背骨の動きに連動することで、より大きな筋力を発揮することができます! 効率よく身体の動きを操り、最大限の力を発揮できるようになるためにも、しっかりとストレッチをし、ハムストリン

スポーツ選手向けストレッチ動画⑤|腹筋

スポーツ選手に向けトレーニング動画 背骨のストレッチを紹介します! 猫背など日頃の不良姿勢で硬くなりやすいのが胸回り(胸郭)になります。 胸郭の硬さを作ってしまう一つの原因に「腹筋」の硬さが挙げられます。 腹筋が硬くなってしまうことで胸を反る動きや、胸郭の動きが悪くなってしまうので、 脊柱(背骨)の全体的な動きにまで影響してしまいます。 そうすることで全身のしなやかな動きや強い力を発揮することができなくなります… 筋力を上げるために高重量の筋力トレーニングを行うことも

スポーツ選手向けストレッチ動画③|内転筋

スポーツ選手に向けトレーニング動画 股関節の内側に付いている内転筋のストレッチを紹介します! 股関節の内転筋は身体の中心近くにあるため、股関節の安定性にも関与し、身体を支える上で重要な筋肉とされています。 姿勢が悪いとこの筋肉が硬くなり、力が入りにくい状態になってしまいます。 力が入りにくい状態では、身体をうまく支えることができません。 身体を効率よく安定させるためにも、このストレッチをし内転筋の力が発揮しやすい状態に整えておきましょう! ーーーーーーーーーーーーー

スポーツ選手向けストレッチ動画②|大殿筋

股関節の後ろにある大殿筋のストレッチを紹介します! 大殿筋は骨盤から太ももの骨にかけてある筋肉で 股関節の中心近くにあるため、 股関節の安定化に大きく貢献している筋肉です。 しかし、姿勢の崩れにより筋肉が硬くなったりボリュームが小さくなりやすい筋肉でもあり、 股関節の不安定化だけでなく関節の可動域や骨盤との連動した動きの低下にも影響してしまいます。 股関節を安定化させたり全身の動きの連動性を作る上で重要な筋肉ですので、 しっかりとストレッチをしていきましょう!

スポーツ選手向けストレッチ動画①|腸腰筋

スポーツ選手に向けストレッチ動画|腸腰筋股関節の前面にある腸腰筋のストレッチです! 人間の身体の構造上、脊柱(背骨)と手足の動きが連動することで最大限の筋力を発揮することができます。 そのため、L-Tra.が提供するストレッチは、積極的に脊柱の動きも連動させて対象となる筋をストレッチさせます! 腸腰筋は、腰椎(腰)から股関節の付け根にかけての筋肉で、 この筋肉が不良姿勢などで硬くなると股関節だけでなく、 腰椎の動きも硬くなり、脊柱(背骨)全体の動きも低下してしまいます。

スクワットで怪我をしないカラダの整え方

トレーニングの一環で筋トレを取り入れるチームは非常に多いとおもいます。 特に中学校や高校で部活動として屋外でスポーツをしている選手は、”雨の日”に校舎内で筋トレをしているというのは非常に思います。 僕も現役時代はめちゃくちゃやりました…。 特に《スクワット》を。 しかし、大半の学生アスリートさんはこのスクワットのフォームが崩れたままトレーニングを続けていることが本当に多いです。 【ただスクワットをやっているだけになっていませんか??】 崩れたフォームでトレーニング

野球肘になりやすい選手の特徴

今年もあとわずかですね! 2019年のマガジンの投稿も私はこの記事が最後です! これまで全12回にわたり、さまざまな視点で野球肘をテーマにした記事を書いてきました。 今回はまとめ+αとして、野球肘になりやすいカラダについて書いていきます。 どのような選手をみると、ケガをしやすいと思いますか? 「からだの硬い」選手 「動きのぎこちない」選手 「走りの遅い」選手 など、現場でさまざまであるかと思います。 ただ、これらがどのようにケガと結び付いているかを理解できること

サッカーとオスグッド

前回は、キックフォームの崩れから考えられるJr.アスリートの怪我についてお話しさせていただきました。 フォームの崩れが怪我に繋がることやキック力などのパフォーマンスに直結することはみなさんご存知のことだと思います。 しかし、選手にいくら指導をしてもあるいはコーチからいくら指導をされてもなかなかフォームが変わらないということよくあると思います。 このような場合は、身体の柔軟性や筋力など変えていかないとなかなかフォームの修正まで結びつかないことが多いです。 これからは、な

2019オフシーズン・おすすめトレーニング

【アスリート向け】 オフシーズンのおすすめトレーニングをご紹介します。 オフ期間に基礎体力を構築したい 苦手な動きを克服したい 他と差を一歩でも広げたい そんな方は参考にしてください!! ウォーミングアップ股関節ストレッチ 脊柱ストレッチ 体幹トレーニング初級編 中級編 上級編 上半身トレーニング パーソナルトレーニングご希望の方はこちらから ーーーーーーーーーーーーーー 平 純一朗|タイラ ジュンイチロウ Medical Fitness Ligare

ジュニア期の投球動作指導‐投球ドリル‐

毎年開催されるNPB12球団ジュニアトーナメントが 今年も12月27日~29日までの3日間・札幌ドームで開催されます。 この大会に出場したジュニア選手が 数年後プロ野球のフィールドに立つケースが多くみられています。 北海道日本ハム・近藤健介選手 阪神タイガース・高山俊選手 西武ライオンズ・森友哉選手 東北楽天・松井裕樹選手 読売ジャイアンツ・田口麗斗選手 横浜DeNA・砂田毅樹選手 東北楽天・オコエ瑠偉選手 東北楽天・藤平尚真選手 など現在プロ野球で活躍する多くの選手を

ゴルフの体幹トレーニングは本当に効果的なのか?

◆体幹トレーニングの目的は?「体幹トレーニング」 このワードはスポーツをする人なら一度は聞いたことがあると思います。 ゴルファーの方からも「体幹トレーニングはしている!」という話を聞くことが多々あります。 ゴルフでの体幹トレーニングの目的としては ・腰痛予防 ・スイングの軌道の安定 ・インパクトの伸び上がりを防ぐ ・ドライバーの飛距離アップ  など人によって様々だと思います。 体幹トレーニングのなかでもポピュラーなものとして、プランクといって両手・両足で身体を

Jr.アスリートの怪我とキックフォーム

11月24日に福島県代表尚志高校サッカー部のFW染野唯月選手が腰椎分離症により高校サッカー選手権の出場が微妙であることが報道されました。 この分離症だけでなく、オスグッドやグローインペイン症候群を含む股関節痛といった痛みは、様々な原因がありますが<キックフォームの崩れ>が原因で起こりうるものでもあります。 正しいキックフォーム(身体にかかる負担を最小限に抑えたフォーム)は、キック力などの競技パフォーマンスだけでなく、怪我を予防するためにも非常に重要となっていきます。 な