平 純一朗|理学療法士×アスレティックトレーナーnote

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平 純一朗|理学療法士×アスレティックトレーナーnote

理学療法士×アスレティックトレーナーによるスポーツ復帰までのリハビリ・パフォーマンスupトレーニング情報を配信。Medical Fitness Ligare GM・KSL1部チームトレーナー【https://lit.link/junichirotaira

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  • PT×ATの思考の整理

    フィットネスジムでのコンディショニング ・パーソナルトレーニング、スポーツ現場でのトレーナー活動で得られる経験から、その知識・技術をnoteに整理して行きます。日進月歩の医学の世界において、積み重なる経験をお伝えして行きます。理学療法士×アスレティックトレーナー

  • スポーツリハ・理学療法マガジン2023.3-2024.2

    理学療法士×アスレティックトレーナー.2023-2024 メディカルリハビリテーションからアスレティックリハビリテーションの流れを網羅したnoteです。 患部に対するアプローチからスポーツ復帰に必要なトレーニング、動作改善トレーニングをご紹介しています。 スポーツリハでお困りの方は必見です。

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    医療従事者(理学療法士・柔道整復師・鍼灸師)・トレーナー向け スポーツ現場で必要な知識・技術をお届けします。

  • オンラインセミナー動画

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    スポーツ指導者のためのトレーニングマガジン!野球・サッカー・バスケの現場で活躍するトレーナー(理学療法士・柔道整復師)が、各競技に特化した「怪我予防のためのストレッチやトレーニング」など、スポーツ現場の指導に役立つ情報をコラム+動画で配信していきます!!

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動作改善アプローチver.2

1.動作改善アプローチとは❶動作とは 環境や課題に対して構造・機能が適応し、体性感覚にて認知・知覚することで、フィードバック・フィードフォワードしながら創出・行動が起こり、動作となります。 つまり動作改善には構造・機能改善だけでなく、認知・知覚が含まれるため、運動を学習する過程が必要になります。 ❷motionとmovement Motionは主に関節の動きであり、筋力や可動域の改善とともに改善するが、身体全体の中での動作を獲得するにはMovementが必要になります

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    • ハムストリングス肉離れに対する復帰アプローチ.2024

      以降の投稿予定記事はこちらから ハムストリングスの肉離れはサッカーの練習・試合中に発生する外傷・障害のうち30%は筋損傷との報告があり、同部位の再受傷率は約80%との報告もあることから、発生および再発率も非常に高いスポーツ障害の1つとされています。 ハムストリングスの十分な筋機能が改善していない状態でのスポーツ復帰は、再発のリスクが高くなり、その後のパフォーマンスにも影響を及ぼすことから、病期に合わせて適切なアプローチを行う必要があると考えます。 今回のnoteでは、

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      • 体幹後屈制限に対するアプローチ

        以降の投稿予定記事はこちらから 日常生活においても、スポーツ動作においても前屈位姿勢が多くなる現状において、後屈動作を制限されてきます。 重力に抗して身体を起こす動作である抗重力伸展運動は、身体を重力に対して身体を起こす(伸展する)動作であることから、後屈動作の評価・改善は身体機能を評価する上で重要な評価となり、その改善は動作改善のためのファーストステップとなります。 今回は後屈動作の改善のための評価とアプローチをご紹介します。 1.体幹伸展

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        • 腰痛の評価・トレーニング

          以降の投稿予定記事はこちらから 1.初めに腰痛は医師の診察や画像所見により原因が特定できる特異的腰痛と、原因が特定できない非特異的腰痛に分けられます。 画像所見の発展により、特異的腰痛と分類される割合が増加しているため特異的な症状をおさえつつ、臨床所見と画像所見が一致しない非特異的腰痛も考慮し評価を進めていく必要があります。 屈曲型腰痛 屈曲型腰痛はその名の通り、屈曲動作時に腰部に痛みが出る状態になります。 屈曲型腰痛の代表的な疾患名として、腰椎椎間板ヘルニア、腰椎

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          大殿筋機能改善のポイント(股関節伸展制限に対するアプローチ)

          以降の投稿予定記事はこちらから トレーニングをする上で最もメジャーな筋肉の1つである、大殿筋トレーニングについてその目的と方法を整理していきます。 大殿筋は生理学的断面積が大きく、モーメントアームが長いことから力発揮に有利な筋であり、股関節を安定させるためにも重要な筋とされています。 今回は、臨床で多用されるヒップリフトの改善を中心に股関節伸展制限の改善から大殿筋の機能改善方法をお伝えして行きます。 1.大殿筋の解剖

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          大殿筋機能改善のポイント(股関節伸展制限に対するアプローチ)

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          脊柱・骨盤帯の評価・徒手療法・運動療法

          以降の投稿予定記事はこちらから 1.脊柱の重要性脊柱に付着する筋は遅筋線維が多く、身体の位置を適切に受容し、適切な位置に修正するために必要な固有受容器が豊富であることから、姿勢制御能力を高めるには脊柱に付着する筋群の柔軟性・筋機能を保つ必要があります。 遅筋は脊柱を安定させる役割を担い、脊柱の伸展運動では多裂筋が脊柱を分節的に動かし、長肋筋や広背筋は大きな力発揮を可能とすることから運動制御能力を高めるには、各筋の機能を高め役割分担できるようにすることが重要となります。

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          脊柱・骨盤帯の評価・徒手療法・運動療法

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          ヒンジ動作の改善|股関節屈曲動作

          以降の投稿予定記事はこちらから 鉛直方向への力発揮のためのトレーニングとして最も用いられるトレーニングであるスクワット動作において、股関節屈曲可動性が低下していることで骨盤後傾・腰椎後弯の代償が出現することで、重心位置が後方へ偏位します。 また骨盤後傾・腰椎後弯可動性が低下しているケースでは、十分な股関節屈曲可動性を得ることができません。 そのため重心位置を適正化し、鉛直方向への力発揮を十分に獲得するには骨盤帯を含めた股関節屈曲可動性が必要となります。 今回はスクワッ

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          股関節の評価・徒手療法・運動療法

          以降の投稿予定記事はこちらから 股関節が障害予防やパフォーマンスアップになぜ重要か、その役割から考えると、 股関節には 力の伝達・可動性・重心制御 など多くの役割が求められる関節なります。 以上から臨床においてアプローチする頻度が多い股関節に対して、可動性評価とともに、臨床で使用する頻度が多い評価・徒手療法をご紹介します。 1.骨盤帯の評価

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          姿勢制御能力改善のための姿勢改善エクササイズ

          以降の投稿予定記事はこちらから 1.姿勢改善と運動療法姿勢改善には筋バランスを整えるだけでなく、姿勢制御能力・運動制御能力を高める必要があります。 つまり、姿勢改善、動作改善には筋バランスを整えるといった軟部組織に対するアプローチだけでなく、姿勢をコントロールするための神経系に対するアプローチも必要となります。 ❶抗重力伸展活動 重力に抗して身体を伸展することで、重心を高く保つことが可能となります。 無意識化で身体を伸展した状態を保つには抗重力筋を主とした、筋の適切

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          姿勢観察と動作評価

          以降の投稿予定記事はこちらから 1.姿勢評価とは姿勢観察は、問題点やニーズを達成するためにどのような姿勢・動作の獲得が必要なのかを考えるための評価になります。 まず姿勢を見る前提として 姿勢観察≠その人の全て ということです。 動きの中の一部分をピックアップしたに過ぎない静的な姿勢観察は、動きの全てではないため、評価の一部分との認識を持つ必要があります。 そのため静的評価である姿勢観察に止まらず、動的評価である動作の評価も組み合わせて考える必要があります。 さら

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          2024.3-2025.2の投稿予定note

          いつも記事をご覧いただき誠にありがとうございます。 私が投稿する記事では、 向けに記事を作成しています。 教科書や論文だけでは解決しにくい臨床での悩みに対して、 日々の経験から得られる情報を整理し、みなさんの悩みに対するヒントになるような記事を意識して投稿してきました。 2024.3- 引き続き皆さんにとって有益となり、体系的な学びとなるように、年間を通して記事を読んでいただくことで、多くの気付きを与えられるような構成で記事を投稿していきたいと思います。 以下に投稿

          運動連鎖とスイング動作改善アプローチ

          2023.3-2024.2 投稿予定記事 運動連鎖(Kinematic Chain)とは、 身体の中心部から生み出された力がタイミングよく末端へ伝わることで、末端のエネルギーや速度を大きくすることとされています。 そのため、運動連鎖により大きな力を発揮するには、まずは中枢部分(体幹)が機能することが前提となります。 また末端に加えられた力が物体に加わり加速する時に、反作用の力を中枢部で制動する力も必要となります。 スイング動作 地面に加えた力の反作用により生じた力を使

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          運動連鎖とスイング動作改善アプローチ

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          アジリティ動作改善アプローチ

          2023.3-2024.2 投稿予定記事 アジリティとは 単なる素早さの指標ではなく、予測と判断を伴った競技動作につながる能力であり、あらかじめ予期して方向転換するのとは動作が異なります。 アジリティ動作スキル獲得には姿勢や荷重位置・重心位置、力発揮の方向を観察、考慮し、身体機能改善を図る必要があります。 1.方向転換と減速動作アジリティ能力とは、バランスを失わずに身体の位置を急速に正確に変化させる能力であり、その能力を構成する要素として、 以上に大別されます。 ❶

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          片脚動作の改善アプローチ

          2023.3-2024.2 投稿予定記事 片脚動作とパフォーマンス改善・障害予防 方向転換におけるカッティング動作は、素早い方向転換を可能とするため、その能力向上はスポーツパフォーマンスの向上に必須となります。 またカッティング動作は素早く方向転換するため、大きな力が要求される動作ともなります。 そのためスポーツ障害、特に膝関節の障害はカッティング動作で起こりやすく、リハビリの過程においても復帰に向けたトレーニングを行う必要があります。 股関節外転位にて体幹側屈・回旋

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          スクワット動作の改善アプローチ

          2023.3-2024.2 投稿予定記事 トレーニングの王道であるスクワットでは筋力強化、パワー向上を目的として行うことが多いと思いますが、フォームが不適切な状態で行うと、一部の負荷が強くなり障害につながったり、または思うように効果が得られなくなります。 そのためどんなトレーニングもそうですが、フォーム修正を徹底的に行い、障害発生のリスクを最小限にし、トレーニング効果を最大化させていく必要があります。 スクワット動作は動作改善の観点から考えると、3関節による力の吸収と発

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          スクワット動作の改善アプローチ

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          歩行観察とトレーニング

          2023.3-2024.2 投稿予定記事 1.歩行観察歩行動作は3平面における重心移動があることから、歩行観察では重心移動の観点から動作を観察します。 歩行からランニング、スプリントへと前方への移動動作を強化する上で、歩行動作に大きな問題があればその後の動作不良へとつながります。 そのため動作改善を図るためにも歩行動作を観察し、動作の特徴と疾患特性を考慮して問題となる部位を改善していく必要があります。 歩行観察のポイント 身体重心の移動には、重心を筋などにより能動的

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