股関節伸展トレーニングのポイント
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歩行や走行など前方への推進動作で重要となるのが、股関節伸展運動となります。
股関節伸展運動の低下は、前方への身体重心移動を腰椎伸展や膝関節屈伸運動、足関節底屈により代償することになります。
そのため歩行能力向上だけでなく、障害予防の観点からも股関節伸展運動を改善する必要があると考えます。
股関節伸展動作の改善
歩行におけるTstにおいて、股関節が伸展されることで抗重力筋である腸腰筋が伸張され、体幹-股関節の姿勢制御に貢献するとされているため、股関節伸展運動を獲得することは姿勢・歩行の安定化に重要な動作となります。
また歩行における股関節伸展運動は受動的伸展となり、立脚前半の股関節伸展運動により推進し、立脚後半はMP関節を支点に股関節伸展することになりまうs。
そのため、股関節伸展運動の改善には股関節伸展可動域の改善、股関節伸筋群の機能改善、足関節との連動を考える必要があります。
安定した股関節伸展運動の獲得▼
今回は股関節伸展運動の改善方法を、その改善の順序とともにご紹介していきます。
ポイント❶|股関節伸展可動域改善
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