佐藤 康

|野球×医学×動き|を理学療法士の視点から発信! 野球選手や指導者が抱えるケガやパフォ…

佐藤 康

|野球×医学×動き|を理学療法士の視点から発信! 野球選手や指導者が抱えるケガやパフォーマンスをわかりやすくお伝えしたいと思います! ◼️パーソナルトレーニング プロ野球選手(NPB・BC) 中学~大学野球選手 ◼️トレーナー活動 高校野球

マガジン

  • 野球トレーナーマニュアル

    【C-I Baseballトレーナーのトレーナーマニュアル】 投球障害肩・肘、腰痛、捻挫、肉離れ、下肢障害など野球におけるケガの関りを専門的にまとめていきます。それぞれの病態・動作分析、評価(アプローチ)、トレーニング、段階的な復帰プログラム・復帰後のカラダづくりについて、野球現場で活躍する5人のトレーナーがお伝えしていきます!

  • L-tra.|障害予防→パフォーマンスアップ情報配信

    • 151本

    スポーツ指導者のためのトレーニングマガジン!野球・サッカー・バスケの現場で活躍するトレーナー(理学療法士・柔道整復師)が、各競技に特化した「怪我予防のためのストレッチやトレーニング」など、スポーツ現場の指導に役立つ情報をコラム+動画で配信していきます!!

  • 野球選手の外傷をみる-捻挫・肉離れ・下肢体幹-

    • 24本

    野球現場で対応するケガとして多い捻挫・肉離れなどに加え、成長期特有のケガの対応まで、ボリュームのある内容となっています。現場で対応するスタッフが病態の解釈からトレーニング指導まで解説しています。

  • トレーナーメモ

    • 51本

    野球現場で活動するトレーナーが現場帯同で経験した内容を配信していきます。

  • 野球選手の肩をみる

    • 9本

    野球選手を対応する理学療法士・トレーナー向けマガジン ▶野球肩の対応 ▶肩関節可動域の改善方法 ▶腱板損傷の対応とトレーニング方法 ▶インピンジメントの対応とトレーニング方法 ▶野球note(C-I Baseballオリジナル) 臨床や野球現場で活動する理学療法士・トレーナーが解説

最近の記事

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異常動作からみる投球動作分析 ‐骨盤‐胸郭‐

-投球動作の動作分析をするときになにをチェックしていますか?- 「投球動作をみるのは難しい」 というイメージをもつ方は多いのではないでしょうか。 難しい理由として、 投球動作は1~2秒間で行い、 前額面・矢状面・水平面の三平面から動作を観察し、 その問題の把握・分析をすることなので 簡単にできるものではないと思います。 そのため、このnoteでは 投球動作の分析が難しいと感じる方に 少しでもわかりやすくお伝えしたいと思いまとめました。 このnoteをご覧になられて

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    • こどもの運動能力を伸ばす‐理論編‐

      いつもお読みいただきありがとうございます。 C-I Baseballの佐藤です。 今回は「こどもの運動能力を伸ばす」をテーマに書いていきます。 |C-I Baseball Academy活動背景-CIB Academy- まずはじめに、私たちC-I Baseballでは小学生を対象としたアカデミー事業を2024年1月よりスタートしました。当アカデミーでは、野球をプレーする上での身体のベースをつくり、現在これからの野球に活かせる総合力を養成することを目的に活動しています。

      • CIB Academy-トレーニング指導-

        ○C-I Baseballフォーラム開催 <第1回C-I Baseballフォーラム> 「野球トレーナー・セラピストで繋ぐ輪」 C-I Baseballのテーマでもある「輪を広げる」活動として フォーラムを開催します。 野球に関わるトレーナー・セラピストの方に参加して頂き、意見交換・ディスカッションをすることで最新の知見や新たな発見、皆さんの知識の向上になることを目指しております。 また、トレーナー・セラピスト一人の力では関われる選手の数に限りがあります。「輪」を広げる

        • 育成年代のトレーニングドリルを考える

          いつもお読みいただき、ありがとうございます。 C-I Baseballの佐藤です。 C-I Baseballでは今月より東京都内にて小学生を対象とした「ジュニアアカデミー」を開始しました。当アカデミーでは、野球をプレーする上での身体のベースをつくり、現在これからの野球に活かせる総合力を養成することを目的に活動しています。 「小学生にトレーニング?」 というイメージがあるかと思いますが、成長期である小学生にこそ神経系の発達の観点からも運動基礎を構築する必要性が大きいと感じて

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        異常動作からみる投球動作分析 ‐骨盤‐胸郭‐

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        • 野球肘×動作分析のすすめかた
          5本
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        記事

          トレーニングと眼球運動

          いつもお読みいただきありがとうございます。 C-I baseballの佐藤康です。 私は現在、さまざまなカテゴリーの野球現場に携わらせていただいておりますが、中でもジュニア世代の関わりの重要性に強く関心があります。 育成年代の特徴としては、学年が同じでも、成長の個体差があることで球速や打球の飛距離など体力差が顕著にみられることもしばしばあります。反対に、カラダが小さくても運動能力に優れていることでその関係が逆転したり、野球のパフォーマンスに生かされていることもあります。

          トレーニングと眼球運動

          育成年代の目標設定とアプローチ

          C-I Baseballの佐藤です。 今期の「トレーナーマニュアル」では以下のように新たなライターによる記事の配信なども加え、これまで以上に多くの視点から学べるマガジンとして展開していきます。 私は主に育成年代分野の内容を配信していく予定です! 育成年代への関わりとして私は現在、 ・小学生の硬式リトルリーグチームへの帯同 ・中学軟式野球では部活動指導員 として定期的に帯同をしております。 育成年代に関わる興味深い点は 「身体の成長期に関われる」という点です。 身長の発育

          育成年代の目標設定とアプローチ

          育成年代のトレーニングvol.8-基本動作構築のためのプログラム-

          C-I Baseballの佐藤康です。 トレーナーマニュアルの今週の配信は 育成年代をテーマに私が担当させていただきます。 C-I Baseballは6月で4年目を迎え、さらにパワーアップして活動を大きくしていきます! 例年通り、6月を目処に「育成プログラム」を開始する予定です!! 本年度は今までとは異なり「プロフェッショナルを育成する」をゴールに育成プログラムを実施していきます。 ●トレーニングコース ●投球障害コース ●インソールコース コースは3コースを開催予定です

          育成年代のトレーニングvol.8-基本動作構築のためのプログラム-

          育成年代のトレーニングvol.7‐コオーディネーションⅡ‐

          いつもお読みいただき、ありがとうございます。 C-I Baseballの佐藤康です。 前回の私の記事では「コオーディネーショントレーニング」の概論を中心にお話しさせていただきました。 コオーディネーション能力とは、 脳で描いたイメージを自分自身の身体で思い通りに動かす・表現できる能力です。 すなわち、様々な情報を視覚・聴覚や関節・筋腱の固有感覚で入力し、それを脳が素早く認識-処理-判断することで筋へ指令し動く(出力)といった流れを円滑に行える能力といえます。 ▼詳細の

          育成年代のトレーニングvol.7‐コオーディネーションⅡ‐

          育成年代のトレーニングvol.6コオーディネーションⅠ

          いつもお読みいただき、ありがとうございます。 C-I Baseballの佐藤康です。 野球のフィールディングにおいて、逆シングルでの捕球やダイビングキャッチ、ジャンピングスローなどパフォーマンスレベルの高い選手が行うプレーとしてみられます。 このような動作は見様見真似できる人選手もいるかもしれませんが、こういった動作を遂行できるには様々な運動経験による背景があると捉えています。特に育成年代に置き換えると、以前も記事内でまとめた運動基礎などが挙げられます。 加えて、動作の

          育成年代のトレーニングvol.6コオーディネーションⅠ

          育成年代のトレーニングvol.5敏捷性Ⅱ

          いつもお読みいただきありがとうございます。 C-I Baseballの佐藤康です。 私の前回の記事では”敏捷性”をテーマに 概論を踏まえた内容をお伝えしてきました。 敏捷性を構成する要素は大きく分けて、「認知・感覚系の機能+フィジカル要素」であり、敏捷性を向上するためには、両者の側面を組み込んだプログラムが必要であることをお伝えしてきました。 ★前回の記事はコチラ 今回はこれらの内容を踏まえたうえで、グラウンドで実際に行う実践的な内容に触れていきたいと思います。 ■

          育成年代のトレーニングvol.5敏捷性Ⅱ

          育成年代のトレーニングvol.4敏捷性

          いつもお読みいただきありがとうございます。 C-I Baseballの佐藤康です。 前回までは2回にわたって「ジャンプ動作や腱機能」についてまとめてきました。まとめる中で敏捷性の要素である”方向転換能力”の向上には、Stretch-shortening cycle(SSC)の運動要素が一要因となっていることが挙げられておりました。 育成年代のトレーニング現場でも、敏捷性向上を目的としたラダーやミニハードルなどを利用したSAQトレーニング(SAQ:Speed/Agility

          育成年代のトレーニングvol.4敏捷性

          育成年代のトレーニングvol.3-プライオメトリクス-

          C-I Baseballの佐藤康です。 前回の記事では、 スプリント能力を上げるために求める 「ジャンプ動作と腱の機能」に着目し、 お伝えさせていただきました。 ジャンプ動作は筋力やパワーの向上が期待できる反面、強い運動強度により障害を招くリスクも生じます。そのためには、運動時の適した姿勢や機能、頻度などの負荷設定に注意しなくてはいけません。 ジャンプ動作を行うにあたっては、賛否両論ありますが、今回の記事では、前回の内容に加え、ジャンプトレーニングを行う目的から実践まで動

          育成年代のトレーニングvol.3-プライオメトリクス-

          育成年代のトレーニングvol.2‐ジャンプ動作と腱機能の強化‐

          C-I Baseballの佐藤康です。 7月は中学生・高校生は総体や全国予選があり、最上級生は引退をかけた学生野球の集大成となる大会が連日開催されています。 先日、私も帯同するチームの試合を見てきました。 試合の勝敗を分けたのは進塁やカットプレーにおける細かな差が表れました。ここで感じたのは盗塁などの結果として出るものではなく、結果に見えない打球のチャージや一つ先の塁に進める走塁などの「走る能力」の差でした。 「走れる」チーム・選手の集団は強い!傾向は少なからずあると思い

          育成年代のトレーニングvol.2‐ジャンプ動作と腱機能の強化‐

          育成年代のトレーニングを考えるvol.1

          C-I Baseballの佐藤康です。 今月で私たちの活動も3シーズン目を迎えました。 これまで多くの方々にいつもマガジンの記事をお読みいただきありがとうございます! C-I Baseball3シーズン目は 「実践力」をテーマにライター一同noteを配信していきます! 詳しい内容はこちらをご覧ください! 現在C-I Baseballでは 「野球トレーナーの輪」を広げるために「仲間」を募集しております! ・野球にトレーナーになりたい ・トレーナー活動しているけど自信がない

          育成年代のトレーニングを考えるvol.1

          脱臼肩に対する復帰プログラム‐アスリハを考える‐

          C-I Baseballの現場編記事を担当する佐藤康です。 学生野球が試合期に入り、投球障害だけでなく、捻挫や打撲・骨折などの競技中の外傷により受診する選手をみることが多くなっています。その中で、肩関節の脱臼したケースの競技復帰に向けた基準・判断は対応に悩むことも多く感じています。 日常生活レベルの動作の獲得まではクリアできても、グラウンドレベルでの実践の動きの獲得に向けたゴールの設定については、試行錯誤の連続です。 そこで今回は脱臼肩をテーマに病態を整理したうえで、競

          脱臼肩に対する復帰プログラム‐アスリハを考える‐

          試合期に向けた持久力トレーニングの選択

          C-I Baseballのトレーニング記事を担当する佐藤康です。 学生野球では春休みである大学生はオープン戦を連日行うチームも多く、中高生では週末に練習試合を行い、春季大会に向けた実践練習中心のメニューとなっているところが多いかと思います。 冬季にトレーニング中心のメニューで取り組んできた効果がパフォーマンスに反映されてきますが、試合が続く連戦になると試合間でのパフォーマンスに差が出てきたりします。 持久力と聞くと、サッカーやバスケットボールに比べ、野球にはあまり必要で

          試合期に向けた持久力トレーニングの選択