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名探偵コナン

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映画『名探偵コナン』。昨年の『黒鉄の魚影(サブマリン)』に引き続き『100万ドルの五稜星(みちしるべ)』も凄く良かったです。四半世紀以上続いていて、近年は興行収入90億円超え、『… もっと読む
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#灰原哀

映画感想/『名探偵コナン 黒鉄の魚影』 #1

計4回、映画館に足を運びました。 5回目はないぞという覚悟の上観に行ったのですが、やばいです。がまんできないかも。観れば観るほど更に行きたくなる。 (ペロッ。こ、これは…麻薬‼︎) もうさすがに残り数週間もしないうちにシネコンでは上映ストップする気がするので(公開は4/14)、尚更やばい行かなきゃ感が高まってます。 さて。 オタクな話をする前に、何故今回のコナン映画がやばいということになってるのかを簡単に説明すると、 物語の本筋である黒の組織がめちゃくちゃ関わってる

【レビュー】劇場版コナンを3回観た結果見えた「熱狂」の正体

最新作、 『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』 を鑑賞してきました。 それから暇なニートみたいなものなので、 3回ほど映画館に足を運びました。 平日昼、華金の夜、日曜日の昼というパターンで 劇場版コナンを見つめるとそこには僕が見えていなかった 「女性ファンの熱狂」の形がありました。 近年の劇場版コナンを根本的に勘違いしていたコナンに熱狂する女性ファンの方々を3回にわたり間近に感じた結果、 「コナンが劇場で売っているものを根源的に勘違いしていた」 ことを強く自覚したので

劇場版コナン『黒鉄の魚影』最速10,000字レビュー - 灰原哀が抗ってきたものとコナンの魅力について

このレビューは『名探偵コナン 黒鉄の魚影』および過去の劇場版、原作単行本第78巻「漆黒の特急(ミステリートレイン)」までのネタバレを含んでいます。  本日2023年4月14日、『名探偵コナン 黒鉄の魚影』が劇場公開された。人気キャラクターである灰原哀や、ジンをはじめとした黒の組織の面々がキーパーソンとして登場する本作は、公開前から大きな話題となっていた。  自分も、この作品を心より楽しみにしてたコナンファンのひとりであり、この劇場版をみたあとの興奮がさめやらぬテンションで、

話が進んでいるような、進んでないような:映画評「名探偵コナン 黒鉄の魚影」

「名探偵コナン」が連載開始されたのは、1994年のようです。 僕はもうサラリーマンになってますね。 ただ当時はまだ喫茶店とかで少年サンデーを読むことも多かったので、割と初期の話はフォローをしています。 1番のお気に入りだったのは「灰原哀」。 ということで、コナンの映画なんか1本も見たことないのに、本作は見てしまいましたw。 (テレビスペシャルか何かでルパン三世と共演したやつは見たことがあるんですけど、あれはひどかったなぁ) 日本やヨーロッパ中の監視カメラ全てと繋がり、顔認証

いつも通り、流行に乗り遅れて観てみた。「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」感想

まさか、飛行機でコナン観るとはなぁ。 という訳で、かなりライト目なコナンファンの僕がシリーズ歴代最高ヒットとなった本作を観るとどうなるのか、検証してました。 本当に僕はライトなファンなので、ちゃんとコナン映画を観るのは「ゼロの執行人」以来4年振り。 ちなみに、映画館で最後に観たコナン映画は「業火の向日葵」。2015年の作品なので、もう8年前ですか。時間が経つのは早いなぁ。 「ゼロの執行人」を観た時も思いましたが、近年は物語のスケールがより大きくなってきましたよね。 メ

“灰原哀”をどう呼べばいいかわからない灰原哀のオタク

結論:好きに呼べばいいと思います(こなみ) わたしは、名探偵コナンにおける江戸川コナンと灰原哀の組み合わせ、通称「コ哀」が好きである。コナンのカプで一番好き。 推しカプ大爆発で映画館で号泣しそうになった。 3人でいいならコナン×灰原×阿笠博士の組み合わせが好き。 なのでマジで今年の映画は最高だった。 コナンのど迫力カーチェイスに阿笠博士が参戦してくれてマジ嬉しかった。 もう本当にこの作品で一番好きなカプなのであるが…ここで一つ、わたしの中で問題が生まれた。 ファン

スピッツ大好きピーポー、名探偵コナンを語る

6月は祝日がなくて3連休、サンキューって感じです。今月7/17は海の日でした。 今回の題材は「名探偵コナン」 長く続いている作品で詳しい人が散々語り尽くしていることでしょう。 こうして文章として表に出す意味はあるのだろうか。そう思ったりもします。 1997年から毎年刻んでいる劇場版26作品目、「黒鉄の魚影」を観てきました。 4/14の公開から勢い止まらず、コナン初の興行収入100億円超えだとか。 実はコナンの劇場版を観たのは初めてなんです。 観に行った理由は主題

哀ちゃん好き、集合

今年度の劇場版名探偵コナンは「黒鉄の魚影」でした。 2回見ました。 今回のキーパーソンはやっぱり灰原哀です。 哀ちゃんは紛れもなく人気キャラで、今作をきっかけにファンになった人も多いかもしれません。 勿論、私の推しも哀ちゃんです。 この世にいる全キャラの中で哀ちゃんが好きです。 本投稿では、私が哀ちゃんを好きになった経緯とおすすめの原作回を紹介します。誰得? 推すきっかけになった回 小3の頃、私にとって土曜18時はコナンの時間でした。 とある土曜日、「青の古城探索

めんどくさがり屋のひとりごと⑯「少女の頃に戻ったみたいに」

※かなりネタバレを含むので、覚悟してお読みください。 1.世界はあなたの色になる 執行。出国。緋弾。参列――そして、潜水。 これらは「劇場版名探偵コナン」を鑑賞した際にファンたちが用いる、「映画鑑賞済み」を意味する呼称である。 きっかけは「ゼロの執行人」(2018)にてメインキャラクターの安室透に陶酔した、通称「安室の女」たちが「○回執行されてきました」とSNSにて投稿したことが始まりだと認識しているが、そこからファンたちは毎年12月頃に発表される翌年の劇場版のタイ

映画感想:「黒鉄の魚影」が、私を破壊しに来た

こんにちは! 日本に帰国してはや10日、この間に6回潜水してきた私です(今回の映画「黒鉄の魚影」を観ることを「潜水」と言います)。 さて、今回は、赤井秀一&降谷零ガチオタクの私による、「黒鉄の魚影」の感想を書こうと思います! それから感想だけでなく、「あの人はこんな過去があってこんな心情だったから、今回こんな行動をしたんだ!」などの、 キャラクターのバックグラウンドを踏まえた解説も書いていくつもりです! もちろん、バックグラウンドを知らなくても十二分に面白いんですが

黒鉄の魚影 ⚠ネタバレあります⚠

 こんばんは〜!!待ちにまった黒鉄の魚影!!昨日見てきました〜!あ、日付が変わったのでおとといです、、、面白かったです!というわけで、7年?くらいコナンファンの私の目線で語りたいと思います! ⚠ネタバレふくみます⚠ まだ見てない方はプラウザバックをオススメします ぜひ映画館でこの感動を味わってから見ていただきたいです  今回の映画は哀ちゃん推しにはたまりませんでした!!控えめに言って最高!あらゆる描写が最高でした。黒ずくめの組織から逃げた後、しばらく周りに馴染めずにいたり

今年、最も泣ける映画に出会いました(後編)

※この記事は、『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』のネタバレが含まれています。 今日は、昨日の続きをお話ししていきます。 劇場最新作『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』は、灰原 哀(はいばら あい)の成長物語です。 私がどこで感動したのかをお話しする前に、まずはストーリーをご紹介させていただきます。 ストーリーそもそも灰原哀は…… そもそも灰原哀は、映画より前に起こった「とある事件」により、黒ずくめの組織からは亡くなっていると思われています(どんな事件か気

今年、最も泣ける映画に出会いました(前編)

私は今年、とある映画を3回見に行き、3回泣きました。 その映画とは、『劇場版名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』です。 コナンの映画は毎年4月に公開されており、ここ数年の興行収入は70億円を超えています。 さらに今作『黒鉄の魚影』は、シリーズ初の100億円突破を達成しており、現在も大ヒット公開中です。 最初にも言いましたが、私はこの映画を3回見に行き、3回泣きました。 泣いた理由は、今作のメインキャラクターが大きく成長していたからです。 そのキャラクターとは、灰原 哀

【名探偵コナン黒鉄の魚影】哀ちゃん愛が溢れた110分

先日、絶賛公開中の「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」を観てき ました。あまりに完成度が高く(灰原哀が大好きということもあって)、既に2回目潜水済みです。 今まで上映された映画全25作品、全てのコナン映画を観てきましたが、黒鉄の魚影は私の中で過去一の内容です。 簡単なあらすじを以下のようになっています。 今年の映画は黒の組織、そして灰原哀が主役の映画ですね。 軽いネタバレになってしまうかもしれませんが、今回はシェリーと灰原哀が同一人物として黒ずくめの組織に認識された