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いつも通り、流行に乗り遅れて観てみた。「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」感想

まさか、飛行機でコナン観るとはなぁ。

STORY:
東京・八丈島近海に建設された、世界中の警察が持つ防犯カメラを繋ぐための海洋施設『パシフィック・ブイ』。本格稼働に向けて、ヨーロッパの警察組織・ユーロポールが管轄するネットワークと接続するため、世界各国のエンジニアが集結。そこでは顔認証システムを応用した、とある『新技術』のテストも進められていた―。
一方、園子の招待で八丈島にホエールウォッチングに来ていたコナン達少年探偵団。するとコナンのもとへ沖矢昴(赤井秀一)から、ユーロポールの職員がドイツでジンに殺害された、という一本の電話が。不穏に思ったコナンは、『パシフィック・ブイ』の警備に向かっていた黒田兵衛ら警視庁関係者が乗る警備艇に忍び込み、施設内に潜入。すると、システム稼働に向け着々と準備が進められている施設内で、ひとりの女性エンジニアが黒ずくめの組織に誘拐される事件が発生…!さらに彼女が持っていた、ある情報を記すUSBが組織の手に渡ってしまう…。
海中で不気味に唸るスクリュー音。そして八丈島に宿泊していた灰原のもとにも、黒い影が忍び寄り…

https://conan-mobile.jp/movie26/atm/story.html

という訳で、かなりライト目なコナンファンの僕がシリーズ歴代最高ヒットとなった本作を観るとどうなるのか、検証してました。

本当に僕はライトなファンなので、ちゃんとコナン映画を観るのは「ゼロの執行人」以来4年振り。

ちなみに、映画館で最後に観たコナン映画は「業火の向日葵」。2015年の作品なので、もう8年前ですか。時間が経つのは早いなぁ。

「ゼロの執行人」を観た時も思いましたが、近年は物語のスケールがより大きくなってきましたよね。
メインの登場人物に外国人がいるとか、コナンたちが海外に行くとかザラになってきたもんね。

今回も、メインの舞台は海洋。
海上施設と潜水艦の中でミステリー(というよりアクションだな)が繰り広げられます。
登場人物に海外の人も多く、ワールドワイド。

コナン映画お馴染みのOP、前作の「ハロウィンの花嫁」から変わっちゃったんですね。
やっぱメインテーマからのやけに力の入ったCG+タイトルバックが観たいなーと思ってしまうのは僕がオールドファンだからでしょうか。

あと、安室さんはもう実質的にレギュラーキャラなんですね。
イーサン・ハントよろしく泳いで普通に海洋施設に入ってきたんでびっくりしました。笑

脚本の展開が全体的に早く、見どころが全編に張り巡らされています。
観客を飽きさせない、よくできた構成ですね。

物語は灰原=シェリーとバレてしまうかも、という部分を膨らませていますが、CMやポスターで煽っていた程は灰原に集中って感じでもないですね。
蘭も結構しっかり活躍するし、解決はいつもの「眠りの小五郎」スタイル。
強いていうなら、少年探偵団の活躍シーンは少なめでしたが。

とはいえ、灰原はしっかりヒロインの役割を任されていましたね。
劇場版で、彼女がここまでメインになったのって初ですよね。そういう意味ではシリーズの大きな転換点になった作品なのでは、と思います。

しかしながら、ジンの潜水艦への合流方法はツッコミどころ満載でしたね。
ウォッカは「安全な方法で合流してもらう」って言ってたけど、どう考えてもあれは危険でしょう。笑

まあ、ミステリー部分がガバガバ(ディープフェイクって言葉、コナンで聞くとはなぁ)とか蘭が強過ぎるとか、ツッコミどころを含めて楽しめるのがコナン映画。これぞまさしく娯楽大作。

余談ですが、『見た目は子供、頭脳は大人』というコナンの自己紹介が『小さくなっても頭脳は同じ!』に変わったのっていつからなんでしょう。

これもなんか、デリケートな人たちへの差別対策とかなんでしょうかねえ。
表現が規制されるって怖い。

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