【名探偵コナン黒鉄の魚影】哀ちゃん愛が溢れた110分

先日、絶賛公開中の「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」を観てき
ました。あまりに完成度が高く(灰原哀が大好きということもあって)、既に2回目潜水済みです。
今まで上映された映画全25作品、全てのコナン映画を観てきましたが、黒鉄の魚影は私の中で過去一の内容です。

簡単なあらすじを以下のようになっています。

コナンや少年探偵団一行は八丈島でホエールウォッチングを楽しんでいたが、警察組織ユーロポーロの職員がドイツで殺害されたという情報を受ける。同じ頃、東京・八丈島近海に建設された海洋施設「パシフィック・ブイ」では、世界中の警察組織の防犯カメラをつなぐ新技術のテストが行われていた。施設内で女性エンジニアが誘拐され、重要な情報を記したUSBが組織の手に渡ってしまう。コナンたちは事件に巻き込まれ、事件の真相を解明するために動き出す。


今年の映画は黒の組織、そして灰原哀が主役の映画ですね。
軽いネタバレになってしまうかもしれませんが、今回はシェリーと灰原哀が同一人物として黒ずくめの組織に認識された結果、灰原哀が組織に狙われてしまいます。

間違いなく過去最大の大ピンチです。

作品の途中では最終的にどうやって着地するのか、全く想像ができなかったです。しかし、さすが最後は綺麗に着地してまとまりのある形で終えました。

そして、スピッツさんの主題歌「美しい鰭」が本当に最高でした。
本編が終わり、エンディングで流れてきて完全に魅了されました。この作品に完全にマッチしていて、泣けました。
お願いなので、テレビ放送の際にはエンディングも絶対流してほしいです。
YouTubeでスペシャルムービーを時間があったら観てしまいます。
URLを一応貼っておきます。
劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』×スピッツ「美しい鰭」【スペシャルムービー】大ヒット上映中! - YouTube


全てが最高の作品ですが、
今作最大の魅力は「哀ちゃん」です。

哀ちゃんが今までコナンや少年探偵団、博士たちと生活してきた変化・成長がこの作品に詰め込まれています。色んな表情の哀ちゃんが観られますし、哀ちゃん本当に強くなったなと何度も感じました。
私自身、哀ちゃんが大好きなのですが、この作品には本当に「灰原哀」への愛が感じられた作品です。

加えてシンプルに、コ哀が尊すぎました。

序盤の哀ちゃんがイヤホンの片方をコナンに渡す場面やお守りとしての自分の眼鏡をコナンが哀ちゃんに掛けてあげる場面、そして最後の地上へ浮上する場面と、コ哀が盛りだくさんの内容でした。

本作では珍しくコナンが感情的になって声を荒げてしまう場面や冷静な判断が出来なくなる場面もあり、過去にない焦りや不安が見られました。
コナンが灰原哀という人間を救うために全力を挙げる姿、哀ちゃんの一歩踏み出す勇気と、見どころはたくさんです。

高山みなみさんと林原めぐみさんのインタビューにもありましたが、この二人の関係に入り込める人物は誰もいないですね。
https://www.conan-movie.jp/interview/index.html

お互いに全幅の信頼を寄せていることが分かりますし、お互いを大切に思っていることがビシビシ伝わってきます。本当に唯一無二の関係だと思います。2人の関係は一言でいえば「相棒」となるのでしょうが、結び付けるものは思った以上に強固で、特別です。

昔からコナンは漫画もアニメも大好きで追っていたのですが、間違いなく今一番熱中しています。
改めてコナンの魅力は計り知れないと感じています。

現在(2023/06/06)で、興行収入は125億円を突破しており、応援上映も開始されています。私も3回目観に行くつもりです。

本当に素晴らしい作品を届けてくださって、スタッフの皆さん、キャストの皆さん、コナンに関わる全ての方に感謝申し上げます。

来年もコナンの映画は製作されるようなので、非常に楽しみです。

これからも、名探偵コナン応援し続けます。



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