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今年、最も泣ける映画に出会いました(前編)

私は今年、とある映画を3回見に行き、3回泣きました。
その映画とは、『劇場版名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』です。

コナンの映画は毎年4月に公開されており、ここ数年の興行収入は70億円を超えています。
さらに今作『黒鉄の魚影』は、シリーズ初の100億円突破を達成しており、現在も大ヒット公開中です。

最初にも言いましたが、私はこの映画を3回見に行き、3回泣きました。
泣いた理由は、今作のメインキャラクターが大きく成長していたからです。
そのキャラクターとは、灰原 哀(はいばら あい)です。

灰原哀(本名:宮野志保)とは、主人公・江戸川コナン(本名:工藤新一)の敵である黒ずくめの組織の一員で、新一を幼児化させた毒薬(APTX4869)の開発者。
姉を殺されたことで組織を裏切り、その結果、ガス室に監禁されることになる。
「殺されるくらいなら自分で死ぬ」と思い、新一が飲まされた同じ薬を飲んで自殺を図ったところ、小学生の姿に。現在はコナンと同じ帝丹小学校に転入し、本当の姿を隠しながら、解毒剤の研究をしている。

灰原哀は出てきた当初、コナンやその周りの人たちとは距離を置いていました。
理由は、「自分と深く関われば、裏切った組織に見つかった際、その人たちも殺される」と思っていたからです。
また、組織に見つかったときは、「諦めて潔く死のう」としていました。

そんな彼女を変えたのが、転入した学校で出会った少年探偵団(小嶋元太、円谷光彦、吉田歩美)や、コナン(新一)の恋人・毛利蘭です。
共に時間を過ごしていく中で、徐々に打ち解けていき、表情や物言いも柔らかくなっていきました。

そして、劇場最新作『黒鉄の魚影』では、「灰原哀が大きく成長した」とわかるシーンが詰め込まれているのです。

ここまで思った以上に長くなったので、続きはまた明日お話しします。
Au revoir!

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