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雑談記

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2023年12月の記事一覧

加害者になるということ(3)終

加害者になるということ(3)終

紹介した、さおりさんのお子さんも、自分を制御出来ず加害者になってしまいました。

私自身は、弟も、さおりさんのお子さんも、絶対にやってはいけないことをした。と感じています。

もちろん背景には、障害の特性があり、自分自身でコントロールするのが難しいという面があります。

また弟も、さおりさんのお子さんも実際に被害も受けています。
(さおりさんのお子さんは、しつこく傷つく言葉を浴びせられました)

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加害者になるということ(2)

加害者になるということ(2)

逃げていた小学生の1人が、こけて怪我をしてしまいました。(擦り傷)

弟にとっては何でもない、このただの追いかけっこが、いかに社会の中では通用しないか。という事が、弟は全く分かっていませんでした。

怪我をした小学生から聞き取りをした保護者は、不審者がいるとPTAに連絡をしました。

PTAの親達は、お父さん達を中心に、不審者を探し出すべく、すぐに行動しました。

車で巡回中、一輪車に乗っている弟

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加害者になるということ(1)

加害者になるということ(1)

voicyで、いつもご自身のお子さん達の育児を通して感じておられる事を発信している、

特別支援の本棚のパーソナリティさおりさんの、有料放送を聴きました。

この放送を聴いて、加害者になってしまうという事について、弟のエピソードを思い出しました。

弟は小さい時から一輪車が大好きでした。

出かける時も、犬の散歩をする時も、常に移動は一輪車でした。

まぁ、すごく変わった子に見られていましたが、本

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なぜ書くのか

なぜ書くのか

人を理解する事なんて出来ないと思う。

5人の子どもの事も、1人1人の想いを理解することは出来ない。

障害を持つ弟の事も小さい頃から、全く理解できなかった。

そして虐待をする父の事は、到底理解出来ない。

だから私は観察した。

観察して分析して、また観察して。

自分自身の事も観察して分析を繰り返した。

観察と分析を繰り返すには、沢山の人達と対話する事が必要だ。
それには体力が不可欠である

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大人になった子ども達(きょうだい児さん編)

大人になった子ども達(きょうだい児さん編)

15年前、地域の福祉センターで学齢期の自閉症児さんの親子療育グループを運営していました。

先日、15年振りに療育グループに来ていたお母さん達とお茶会をしました。

この療育グループ、15年前では珍しく、きょうだい児達も一緒に遊んだり、運動をしたりしていました。(今も珍しいかもしれませんが)

小学生だった、きょうだい児達も、今は立派な若者になっており、それぞれの道を歩んでいると聞き、すごく嬉しい

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旦那との会話

旦那との会話

(私): それにしても、子どもが少ない理由で地域の学校が閉校になった後に、特別支援学校が出来たり、

特別支援学校に在籍している重度の子達が、軽度の子達が入学した事で、しんどくなって不登校になってるって、ほんま衝撃やで。

(旦那): ほんまやなぁ。地域の学校が難しい子は、特別支援学校に行けるけど、特別支援学校が難しい子は、どこに行けば良いんやろなぁ。

(私): うーん、、、

(旦那): 特

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大人になった子ども達(本人さん編)

大人になった子ども達(本人さん編)

15年ほど前、私は学齢期の自閉症の子ども達のグループ教室を運営していた先生のお手伝いをしていました。
(その後、先生から引き継ぎ、運営をしていました)

15年振りに、そのグループに来てくださっていたお母さん達と、お茶をする機会に恵まれ、沢山お話する事が出来ました。

小さかった子ども達は、すっかり大人の若者になっており、近況を聞きながら、現在の姿に想いを馳せていました。

現在は、就労支援事業所

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