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こころと体はつながっている

  新型コロナの影響で大人も子供も窮屈な日々。状況も刻一刻と変わり、いろいろな情報が交錯し、ストレスが溜まりますね。
 「コロナうつ」なんて言葉も出てきたりして(もちろん本当のうつではないですが)、こうして自分の思い通りに、快適な毎日を過ごせないことは、思った以上に私たちの心に影響を及ぼします。
ストレス研修で私が必ず触れるのが

「こころと体はつながっている」

ということ。例えば、
・何かストレスを感じたとき、胸が締め付けられるような感じがしたり、胃のあたりがキュー〜と痛む
なんてこと、ありますよね。
また
・気になる人、意中の人を見かけたり、声をかけられたりすると、パァーッと頰が紅潮する
なんてこともありますね。

これらは全て、こころと体がつながっている証しです。
このメカニズムを逆手にとると、いまの私たちに使える、とっても良いことがあります。

それは…
「気分(こころ)を変えるために、まずは体に働きかけてみること」
です。

図1

こころや気持ちを変えるのって、とっても難しい。
なぜならこころや気持ちって周りに影響を受ける部分がすごく大きいから。
あったかくて、嬉しい気持ちになるのも
寂しくて、悲しい気持ちになるのも
自分で「そんな気持ちになろう!」と思ってできるものではありません。
そこで、オススメなのが、

「気持ちを切り替えたかったら、まずは体に働きかけてみること」

です。
気持ちに比べると、体を変えるほうがずっと簡単。
緊張状態を、ストレッチやヨガでリラックス状態に。
週末で鈍った体を、月曜早朝のランニングで仕事モードに。

ミス・ユニバース・ジャパンの公式栄養コンサルタントをされていたエリカ・アンギャルさんが以前、
「人前に出る時の、不安や緊張に押しつぶされそうな時は、
足を肩幅に開いて、仁王立ちになって、両手を広げて、何回か深呼吸をするの。
そうすると、体から自信が漲ってくるような感覚がして、
緊張が溶けていくわ」

というようなことをおっしゃっていました。

これも、こころの緊張を体を使って解いていく、
という意味で同じメカニズムですよね。

うつうつ、イライラしがちだな、と思ったら…。
そんな時はぜひ、
体を少しストレッチしたり、 
近所をのんびりお散歩したり、
お風呂のリラックスタイムをいつもより長めにしたり。

まずは体からアプローチしてみませんか。

伸びをする女性


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