島田恭子

人生いろいろですが、自分なりの心地よさで生きられるといいなと思います。メンタルヘルス、…

島田恭子

人生いろいろですが、自分なりの心地よさで生きられるといいなと思います。メンタルヘルス、予防医学がキーワードです(公衆衛生学修士・保健学博士)。https://customer-harassment.org/kyokoshimada/

マガジン

  • カスタマーハラスメント

    メディアでも話題になっている、カスタマーハラスメントについてのマガジンです。

  • 動画で楽しく学ぶ、メンタルトレーニング

  • コロナ疲れから、こころの健康を守る

    長引く新型コロナの影響で、疲れや不安、イライラが溜まっています。強靭なメンタルを持っていても、ストレス要因があまりに大きく長引けば、心折れてしまう事もあるでしょう。でも、ほんのちょっとした考え方のコツや気持ちの切り替え、行動の工夫で、簡単に対処できることもたくさんあります。このマガジンではそんな考え方や気持ちの切り替えをご紹介し、より楽に生きるヒントやコツをシェアできたらと思います。

最近の記事

ありがとうの輪

お客様は神様…じゃなくて 「お互い様でありがとう」 お金を払うから偉いんじゃない。 自分ができないこと、してほしいことを、 お願いしてやっていただく。 だからお互い、ありがとう。 お互いに、感謝。 仕事を頼むほうも、受けるほうも、「またこの人と仕事がしたい」って思えたら素敵。 お金を払うほうも、もらうほうも、「またこの人とやりとりしたい」って思えたら素敵。 助かった 楽しかった 嬉しかった 楽になった 美味しかった 気持ち良かった 頼んで良かった 便利になった 安心でき

    • わたしたちは支え合って生きている

      先週ついに最終回を迎えたNHK朝ドラ「おかえりモネ」 たったの15分で朝から号泣したり、気持ちが暖かくなったり… お得感満載の素敵なドラマでした。 たくさんの印象的な言葉やシーンの数々。 たとえば主人公の彼、菅波先生(坂口健太郎さん)の 未来に対して僕らは無力です。 だから最大限、目の前のいるその人に心を傾ける とか、 主人公モネ(清原果耶さん)の なんか苦しそう。私にはその苦しみはわからない。 でもその苦しみを思いやることはできる とか。 そしてなによりも、 震

      • 自分が変われば相手も変わる。子供たちが教えてくれたこと

        イタい思いをして、メンタルヘルスを学び、 少しずつ身に染みてわかり始めていること…。 それは「相手を変えたいと思ってもムリ。 それなら自分が変わること」 でした。子どもたちの振る舞いが『危険な横断歩道』を 『安全な道』に変えてくれた ようです。 今カフェにいるのですが、さっきレジ前でイライラしていたおじさん、店員さんの柔らかな態度と笑顔で、すっかりオトナしくなってます(≧∇≦)。 なんだかいつも尖ってる思春期の男子だって、 ママがゆったりと構えていれば、 そのうちかな

        • 「おもてなし」はほどほどに、従業員を守る努力を!カスタマーハラスメント対応

          お客さんや患者さん、利用者さんが接客担当者に、おおきな声でどなったり、理不尽な要求や暴言をしたり…。 そんな場面に遭遇したこと、ありませんか? またはお客様対応窓口で、ご自分が、不満をぶつけたり、なじったこと、ありますか? お店やレストラン、病院、介護施設など、あらゆるサービス業界での「カスタマーによるハラスメント」が社会問題になっています。・サービス業は、お客さんを取られたくないから、おもてなし合戦をする ・接客担当者の代わりはいくらでもいる、という時代と雇用者の認識 ・

        ありがとうの輪

        マガジン

        • カスタマーハラスメント
          5本
        • 動画で楽しく学ぶ、メンタルトレーニング
          0本
        • コロナ疲れから、こころの健康を守る
          12本

        記事

          介護業界のカスハラ対応が難しいワケ

           話題になりがちなのは、介護業界の利用者さんへの暴力・ハラスメント。 でも逆に、利用者さんやその家族からの、介護スタッフへのハラスメントも大きな問題になっています。  介護の仕事に就かれる方は、対人援助が好きで、善意のある方々も多い。 良かれと思って利用者さんの要求に応じるうち、その要求がエスカレートし、 善意が踏みにじられる結果になるようです。 業界の恒常的な人手不足⇒サービス低下⇒クレーム⤴⇒疲弊・離職率⤴ と悪循環となっているのは、やはり社会的な課題でしょう。  

          介護業界のカスハラ対応が難しいワケ

          「お客様はかみさま」から「お客様はおたがいさま」へ

          日経の夕刊キャラクター、ひびまなぶくんとなぜかなさんが、AIになっててびっくり(*_*)。 日経の若手記者たちを統合して作られたお2人なんですって。今回の話題はカスハラ でした。 <記事のまとめ> ・カスハラって? ・サービス業の6割近くが被害に ・イメージが湧きやすい店舗だけじゃない。公共機関や消費者の自宅でも ・気軽に口コミ・中傷しやすいスマホやSNSの普及 ・孤独や閉塞感を発散する社会階層の高い中高年の姿も浮き彫りに ・新型コロナウイルスの影響 ・組織対策や業界全体の

          「お客様はかみさま」から「お客様はおたがいさま」へ

          動画で楽しく学ぶ!対人関係に効く、ストレスマネジメント(ヒプコム)の効果を検証します

          たくさんの子育てママにご協力いただきながら、 対人関係焦点型ストレスマネジメント動画プログラム=ヒプコムの効果を検証する研究を行いました。 この研究は、対人関係に働きかけるメンタルトレーニングを、 動画を見ながら楽しく学び、 こころの健康やウェルビーイングにどれくらい良い影響を及ぼすかを調べるものです。 過日、この研究の進め方や結果の活用方法について、学術研究会radishで発表しました。 このメンタルトレーニングを受けていただいた効果の詳細について、 今後続報にて

          動画で楽しく学ぶ!対人関係に効く、ストレスマネジメント(ヒプコム)の効果を検証します

          《こころがもやもや…のメカニズム》その①

          わたしたちのきもちは 身のまわりにおこる出来事よりも 「対人関係」に影響されることが多くあります。 コロナ禍など対人関係とは 一見縁遠いようなものも、 実はで出来事に伴う対人関係で、 私たちのこころは揺れているんです。 「出来事」は「対人関係」に支障をきたし、 「対人関係」は「きもち」を変化させ、 「きもち」は「こころ」を荒ませます。 なんにもないのに わたしたちのきもちは変化しません。 そういうきもちになるには 原因となる出来事と対人関係が必ずある。 だから、わたした

          《こころがもやもや…のメカニズム》その①

          "わたし”のきもちをすなおにつたえる

          ひとりでない、誰かと一緒の時間。 あったかい気持ちになる時もあるけれど、 息が詰まったりイライラしたり…。 ちょっとした会話や頼み事もつい、 トゲトゲしくなってしまう。 そんなとき、 オススメのつたえかた▼▼▼ つい言いがちな 「あなたが、○○だ」 「あなただって、○○だよね」 を、 「わたしはこう思っている」 「わたしはこうしたい」 に変えてみます。言いたいこと、つたえたいことは、おんなじ。 主語をぜんぶ「わたし」に変えるだけ!! 例えば… ▼▼▼▼▼▼▼▼▼

          "わたし”のきもちをすなおにつたえる

          変化で進化する

          春。変化の季節。 一見ウキウキの変化も、 本意ではない変化も、 実は変化はすべてストレス。 でもね。 どんな変化も必ず、私たちに益をもたらす”ありがたいストレス”なんです。 たとえ今は「絶対そんなふうに思えない!」っていう変化でも。 わたしたちは知っています。 後になって振り返ると 「あの時は本当に嫌だったけど、今があるのはあの時のおかげ」 「あの時は辛かったけど、あれを経験してて良かった〜」 って思えることが必ずある 変化の英語はChange(チェンジ)。 Cha

          変化で進化する

          災害ではこころにも手当てを

           東日本大震災から10年、被害に遭われた皆様に、心よりお見舞いとお悔やみを申し上げます。 HIPCom研究班 代表の島田恭子です。  けがをしたらまず絆創膏で応急処置するように、こころにも応急の手当てが必要なときがありますよね。 災害ではまず身の安全が第一ですが、多くの人がこころにも傷を負います。たとえば目の前で大切な人が津波に流される姿をみた子どもは、どんなにかこころに傷を負うでしょう。 にもかかわらず災害のあわただしさのまま、適切な処置がされず、後遺症に苦しむケースが数

          災害ではこころにも手当てを

          "コロナに負けない"メンタルトレーニングできました!

          この数年間、ずっと温めていたものが、仲間の力で、形になりそうです。 しかもコロナストレスということで、国の助成事業・完全無料! 締め切りまであと3日! ぜひエントリーしてください。 まわりにいらっしゃるママにもぜひご紹介を! 締め切り間近!研究参加者募集★動画でマスターするママ向けメンタルトレーニング  ヒプコムは、コロナ禍におけるママへのこころの支援として、 動画でわかる!メンタルトレーニングをご提供します。  1/31まで。参加無料。 こちらから参加登録!ht

          "コロナに負けない"メンタルトレーニングできました!

          コロナストレス調査を行いました

          新型コロナウイルスの蔓延で、 私たちの社会や生活には、様々な変化が起こっています。 外出自粛やテレワーク、休校延長によって 新しい気づきがある一方で、 いつもとは違う不安・ストレスを感じやすい状態です。 そんな心身の不調から、DVや虐待、犯罪も増えているといいます。  今回わたしたちは、 「コロナストレス・たすけあい プロジェクト」 と題して、 そんな変化の渦中にいる私たちの、 ストレスレベルやその影響について、アンケートを行いました。 たくさんの方にご協力いただいた結果に

          コロナストレス調査を行いました

          [コロナからこころの健康を守る]7.自分のためにメイクを

          家ではスッピン派?「せっかく外出自粛で家にこもってるから、一日中クリームベッタリで、ノーメイクよー」 「そうそう、誰に見られるわけでもないし、もちろんノーメイクにスウェット!ラクだよねー」 最近友達の間でよく上がるこの話題。 これまで活動的で 「一日家にいるなんてほとんどなかった〜」 という子ほど、思いがけないお籠り期間はスッピン派! が多い気がします。 在宅ワークのオンライン会議では、自動化粧機能があったりするとか…。 確かに誰とも会わず、オンラインの背景や化粧機能を活用

          [コロナからこころの健康を守る]7.自分のためにメイクを

          6[コロナからこころの健康を守る] ハーブの力

          ストレスにセントジョンズワート自粛も延長され、ついに3ヶ月を超えました。 いろいろな制約、これからの不安、家族や周りとの関係疲れ…。 ストレスの溜まるポイントが満載です(><)。 そんな時にオススメなのは、セントジョンズワートというハーブ。 とても可愛らしい草で、強い効力なんてなさそう。 にも関わらず海外では、薬として認めている国もあり、 なかなかパンチのある薬草です。 ただ、それだけ作用が認められるため、 一部おくすりとの飲み合わせに気をつける必要があります。 セントジ

          6[コロナからこころの健康を守る] ハーブの力

          コロナストレスを感じたら:有用情報まとめ

          【メンタルヘルス】①こころの健康相談統一ダイヤル  0570-064-556(おこなおう まもろうよ こころ) <全国共通のホットライン> ②日本赤十字社「感染症流行期にこころの健康を保つために」http://www.jrc.or.jp/activity/saigai/news/200327_006138.html 【DV/性暴力】①DV相談ナビ/DV相談プラス <内閣府男女共同参画局> 0570-0-55210 (全国共通⇒最寄りの相談窓口へ)http://www.

          コロナストレスを感じたら:有用情報まとめ