容姿の自己受容11
自撮り写真を加工する人は、残念ながら自己受容ができていません。自分の容姿を受け入れることができているのなら、加工などせず、自分自身の良さを生かしたメイクなりファッションをしていれば、自然と生き生きとしてくるものなのです。
メイクやファッションは流行を追うものではありません。
流行は商売のために作られたものにすぎないのです。
男性は比較的それを理解している傾向で、お洋服にこだわりのある方は少々割高でも長持ちする服を愛用しています。
正直、お洋服も靴も質が良いものを買って、業者に依頼してリメイクや修理をしてもらうのも一つの手です。私は、足が大きく、物によってはLサイズが履けないのでパンプスやサンダルはあまり買い直しができません。
ヒールがすり減ってきたら、ショッピングモールにある修理屋さんにお願いしていましたが、インソール取り換え後、買った当初よりも履き心地が良くなってヒールのゴムも変えてもらったら、カツカツ音がしなくなって助かりました。
日本の職人さんはこういうのを得意としているし、かつては電化製品も修理することが多かったと思いますが、グローバル化に伴い今や消耗品ビジネスになってしまいましたね。
DSは高い技術をもった日本の職人さんたちを潰していますね。
さて今日の本題。
現在50代で30代に見える”美魔女”と言われている方がいるのですが、その方が10年前に出版した美容本を持っています。あくまで検証のために。
確か奇跡の4〇歳とかそんな本です。
このワードが出てきた瞬間、その方が既にインチキ自己肯定しているのはわかると思いますが。
と言うか、”美魔女”という表現も”奇跡の〇歳”とかもそうなんですけど、こういう表現が出てくるのも、日本の年齢差別の固定観念が強いことの裏返しなのです。
アンチエイジングは現在邪気発生源です。
自然の摂理に反することや強迫観念を呼び込むからです。
アンチエイジングに固執するのも、それだけ年齢洗脳が強いからなのです。
日本の年齢差別は異常です。ヨーロッパではそんなことはありません。
韓国も年齢差別がひどいですが、やっぱり儒教の影響ですね。
マスゴミも必ず名前(年齢)で報道しますけど、こういうのも洗脳ですね。
元職場では「30過ぎたら女の価値ナシ」と言い放つ頭の古いおっさんがいましたし、歳をとることに強迫観念に駆られてしまう女性が本当に多く同調圧力までかけてきます。
養老孟司さんと下重暁子さんの講演を是非見てください。
年齢に縛られることが馬鹿馬鹿しいので。
私は年齢なんて数字で、ゼッケンのようなものと思っています。
あと、年齢に縛られると自分で自分の限界を作ってしまうし成長できないなと思いました。
さて、この美魔女と呼ばれた人、割と年齢や流行という枠にとらわれず、似合っているかどうかを重視するヘアースタイルやファッションをする傾向だったので、私もかつてこの人を参考にしていたことはありました。
ただ、スキンケアの仕方については、ずいぶんとお金をかけて念入りに行い、化粧水や乳液、美顔器を使ってはマッサージもしていることが書かれていました。
この人自身専業主婦で、旦那さんが医者だから金持っているのでやりたい放題なのと、もしかしたら美容業界からマージンもらっているかもしれませんね。
しかし、この人のスキンケアの仕方なんですけど、1から10まで間違いだらけでした。化粧水は肌をかえって乾燥させてしまうし、クレンジングオイルやクリームには界面活性剤が含まれていて炎症を起こすのです。これを毎日続けていたら、肌はどんどん劣化していきます。
読者の質問にも、「私は肌が弱くておススメの化粧水が使えないのですがどうしたらいいですか?」の質問に対して、「無添加の肌に優しい化粧水をつければいいと思います。」と誰でも言える回答をしていてダメだなーと思いましたし、結局自分のことしか考えていないで読者はそっちのけなんだなとガッカリしました。無添加化粧水も詐欺が多いです。
先日、その美魔女さんのアメブロがあったので見に行ってみると自撮り写真がたくさん掲載されていました。モデルさんで奇跡の美魔女と呼ばれているくらいの人だから、当然容姿の自己受容は完璧だろうし加工なんかするわけがないでしょと思っていると、自撮り画像が何だか不自然に感じられました。他者撮りの写真と顔が違うのです。
どれもこれも肌の質感がマットでのっぺりしててお人形みたいなんですね…。光の角度や加減もいつも同じ感じなのです。なので、ビューティーモードで撮影し加工していますね。
加工をすると肌の質感が皆同じようになってしまうので、加工をしている人はだいたいわかります。
ほとんどの女性がやってますよね。
自分はやらないぞ!と思っていても皆やっているから同調圧力に負けてやり出してしまう人もいますしね。
それと気になったのが表情で、いつも目を大きく見開いるところが不自然でした。もしかすると、目にコンプレックスがあって、目を大きく見せるようにしているのだと思います。鈴木亜美さんの写り方もそういう傾向ですね。
まぁ、この人の場合整形なんでしょうけど、それでもなお目をカッ!と見開いて大きく見せるのはコンプレックスの裏返しですが不自然になるのでやらない方がいいですね。
無理して表情を作らないで目が細くなっても自然な笑顔の方が魅力的だと思うのですが。
そんな綺麗だと言われる美魔女さんでさえも自己受容ができていないのです。ずっと続けている間違ったスキンケアによるお肌の乾燥と劣化が原因なのではないかと思います。
それで、加工や厚塗りメイクに頼ってしまうんだと。
容姿の自己受容を更に深めていくためには、スキンケアも重要です。すっぴんのお肌の状態が良いと気分が良くなり、受け入れやすいからです。実はスキンケアには、化粧水も乳液もクリームも必要ないです。衝撃かもしれませんが、そうなんです。
アンチエイジングは事実上不可能です。
しかし、美容洗脳や食品洗脳があまりにも強すぎるのでそうした洗脳から自由になり生活習慣を改めていくことで、脱洗脳された本来の姿を取り戻し、それが若くなったように見えるというのはあるかもしれませんが、それはアンチエイジングとは呼びません。
本来の姿を取り戻し、歳を重ねることをジャッジせず受け入れていくことが大切なのです。