見出し画像

【日記】7月1日〜7月7日

7月1日
今日から別の部署での作業開始。
3ヶ月での異動なので、もはや今年2回目の転職をしたような気分。本来なら入社したら最初に配置される部署なので基本を学び直すような日々が始まる。
近づけ過ぎると部品がぶっ壊れるほどの強い威力を持った高圧洗浄機が撒き散らす水飛沫のせいで朝から全身ずぶ濡れになって焦る。

先週金曜日に面接に来たスキンヘッドさんはめでたく採用となって来週から働き始めるそう。他にも新しい人が何人か入社したりするので会社の雰囲気も変わっていくはず。

7月2日
朝、作業場に新品のラジオが届いたので先週までのように仕事しながらラジオが聴けるようになった。
今日は高圧洗浄機を使わなくても良いくらいに綺麗なものを選んで拭きまくる。慣れないのと前日よりも簡略化されるので正解がわからないまま作業に没頭。

という訳であっという間に定時、でもあともう少しでひと区切りがつくところだったので残業して終わらせる。
そういえば先日デュワーズのジャパニーズスムースを小瓶に入れて渡したウイスキー好きの営業さんから"ご返杯"ということでまたしても白州を小瓶に入れたものをいただいた。ありがたき幸せ。夏休みのお楽しみにしよう。

7月3日
来週と再来週の2回会社の偉い人がやって来るという。目的は元いた部署を仕切っている派遣さんの直接雇用にまつわるヒアリングだそうで、少し前に面談したこともあってか仕事の合間に派遣さんから相談される。未来に向けての動きは確実に進みつつある。

ひたすら作業に没頭。話しかけられて思わず「は、はい??」とビックリするくらいに集中。引き続き簡略化したやり方でとにかく数をこなすのみ。
翌日健康診断なので定時で上がって晩ご飯をいつもよりしっかりと食べる。

7月4日
朝、1時間だけ作業して隣駅にあるクリニックで健康診断。昨年より2キロ太っていたのは作業内容が違い過ぎるので許容範囲。

15時間ぶりに食事してからすぐに戻って作業の続き。数字的なことがまだよく分からずとりあえず残業する。大音量でスネークマンショーを聴きながら仕事をするという不思議な残業時間だった。

7月5日
朝、いつものように電車で新卒さんと落ち合うと車内掲示板に乗り換えの電車が運休しているとの知らせ。
「どうします?」と話し合った末、乗り換え駅のふたつ手前の駅で降りてそこから歩きで会社を目指すことに。朝から雲ひとつない快晴、強い陽射しの中をわあわあ話しながら歩き続けていたら結果的にいつもの時間に出社。
それぞれに日傘を差しながら歩く姿はなんだか中原中也の詩の世界みたいだった。

朝からスネークマンショーが大音量で流れる作業場。今の部署のリーダーが自分に聴かせたくて流してくれているそうだけど、仕事中のあまりテンションが上がらない状況で聴くには少々キツい。午後になって"ファンキーフライデー"に変わった。

昼、先日申し込んだジンジャー・ルートのチケットに当選したとのメール。来年1月、配送担当のおじさんと2人でジンジャールートを見るべく広島遠征することがほぼ決まり。楽しみな予定が出来た。

帰りにTemple Bookのメンバーさんと偶然すれ違う。

7月6日
サブスクをLINEミュージックからApple Musicに変える。LINEミュージックではジンジャー・ルートの新曲が聴けないことがそもそもの理由だったけれど、Apple Musicでダウンロードした楽曲はいつものウォークマンでも聴けるのでこれから音楽の聴き方が変わりそう。とりあえずジンジャー・ルート、デヴィッド・ボウイ、詩羽さんの作品をダウンロードしてみた。

朝から「踊る大捜査線 歳末特別警戒スペシャル 完全版」を見る。個人的にこのドラマシリーズはここがピーク。この後からどんどん登場人物が増えて世界観が大仰になっていくにつれて最初の頃の良さがなくなってしまったように思う。

今日は病院デー。
まず昼過ぎに期日前投票をしてから歯医者へ行く。どうしても磨き残しがあるので磨き方の指導を受ける。次回はマウスピース持参でお願いします、とのこと。
素早く地元に戻ってそのまま眼科へ。先週予想外の混雑で断念したコンタクトレンズの処方箋を貰う。10分ほどで終わり隣接する眼鏡屋さんでコンタクトレンズを購入。そのあと2日分の食料を買い込み帰宅。雨にはほとんど降られなかった。

詩羽「うたうように、ほがらかに」を聴く。7月4日に突如配信リリースされたソロアルバム。詩羽さんのソングライティングセンスが暴発した今作は突き抜けたポップさがあって水曜日のカンパネラとも違うキャッチーさがいっぱい。吉田一郎氏のプロデュースも見事。「POP DELIVERY」とともに今年を鮮やかに彩る名盤。

夜、ちびまる子ちゃんの七夕にまつわる話を見ながら季節外れの天下一品鍋を食べる。

7月7日
「舞台版 笑の大学」ブルーレイを見る。名作。脚本家・三谷幸喜の最高傑作だと思う。
中学生の頃にNHKで放映された初演を見てひどく感動したことを今でも覚えている。後に映画版も劇場で見たけれど、脚色され過ぎてがっかりした記憶。
伊丹十三氏がこの作品を見て「これはもはや古典だ。取調室のドアの向こうに1940年の浅草が見えた」と三谷氏に語ったエピソードが好きだ。

細野晴臣「銀河鉄道の夜 特別版」を聴く七夕の夕べ。

#日記 #エッセイ #生活 #新生活 #慣れない #高圧洗浄機 #新人 #夏 #思い出 #集中 #ラジオ #健康診断 #病院 #音楽 #サブスク #酷暑 #舞台