【日記】12月17日〜12月23日
12月17日
dis-coveredsのリハーサル。年内ラスト。
「コーヒー」という曲にトライ。元々3つのコードがずっと繰り返される曲だったのが、小雨さんのアイデアで展開部を加えることにする。
小雨さんが思い付きで弾いたいくつかのモチーフを3人であーでもないこーでもないと入れ替えてみる。その結果、原曲以上に歌詞が引き立つ、より質の高い楽曲に変わった。この鮮やかな展開はまさにバンドならでは。
そのままプロモーション用の動画を撮影する。ワンテイクで終了。
dis-coveredsというものがやっと見えた。年内最後に相応しい良いリハーサルだった。
年内最後ということで短いミーティング。
小雨さんの音楽をモチーフに作られた映画「無限ファンデーション」を見に行ったタイシンくんの感想が実に彼らしくて、ふたりの会話を横で聞いてたら笑ってしまった。
12月18日
日常に生きる
ここ数日睡眠時間が短いせいかボーっとする。
12月19日
日常に生きる
睡眠を多く取ったので元気に動き回る。昼食に天下一品ラーメンを食べる。2018年食べおさめ。
福袋製作、残り400個。続きはまた来週。
12月20日
伊丹十三の忌日。
伊丹氏が書いたエッセイを初めて読んだ時の心地良い衝撃はなかなか忘れることが出来ない。「夢中で活字を追いかける」とはまさにその時を指していた。
正直、伊丹映画はそこまで好きではないのだけど、伊丹夫妻が出ていた入浴剤のCMを幼少期に見て「登別カルルス」を知り、親にその入浴剤をねだったことを何故かよく覚えている。今でも「登別カルルス」という言葉を頭に思い浮かべる際は伊丹氏の声で再生される。
帰り道に「伊丹十三選集 第一集」を購入。
夜中、新宿Motionの今後について知る。とても寂しい。
"Motionは遊び場だった"というツイートを見つけて「まさにそうだなあ」と思う。
12月21日
日常に生きる
ラジオから大滝詠一「幸せな結末」が流れてきたので聴いていたら、エンディングのリフレインに被さるようにパーソナリティが中身のない話を始めて憤りを感じる。あの曲のいちばんの聴かせどころはエンディングだと思っているので、そこを聴かせない、さらに下らない話で塗り潰すということは「幸せな結末」という曲に対する最悪の暴挙だ、とさえ感じる。
12月22日
雨が降る中、京都へ。toddleのライヴを見に行く。
京都へ行くのは2年ぶり。とは言っても10回くらい来ているので、案内板を見なくても電車の乗り継ぎが出来るし、勘で街を歩いても行きたい場所へだいたいたどり着ける。不思議なものだなと思う。ふらりと立ち寄ったJETSETでデヴィッド・バーンの長年探していたシングルを見つける。
会場に着くととても小さなハコ。nanoという名前。
これまで京都のライヴハウスはVoxホール、URBANGUILD、MOJO、ルータールーターには行ったことがあったが、nanoは名前の通り一番小さなハコ。瞬く間に会場は人で一杯になる。
toddleは今年最後のライヴ。「おっと、危ない!」って場面もありつつ全11曲、約1時間のライヴを駆け抜けた。カッコ良かった。久しぶりに田渕ひさ子さんからセットリストペーパーをいただく。
主催のGueというバンドはメンバーが誰一人欠けてもならない、それぞれの役割がキッチリと振り分けられた見事な出音と多幸感に溢れたラスト2曲が特に素晴らしかった。が、ラスト曲を終えて間髪入れずに客出しSEが大音量で流れ出したのは意外でやや唐突の展開。
アンコールを入れなかったのはバンドの意向なのか、それともライヴハウスの意向なのか。
12月23日
朝一でホテルを飛び出して京都駅近くにある「第一旭ラーメン」へ。30分ちょっと並ぶ。行列に並ぶのは好きではないが、このラーメンには並ぶだけの価値がある。最高に美味しかった。
その後、大量のお土産を買い込んでから東京にモドリ。
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