【日記】11月4日〜11月10日
11月4日
toddleのワンマンライヴを見に新代田FEVERへ。
開場から開演まで1時間あり、ステージ前2列目にいる自分。飲み終わったカップをバーカウンターへ戻そうにも今離れると確実に別の人に取られる位置。「どうしよう…」と思っていたら最前列の方が「私カップ戻しに行くんですけど良かったらカップ戻しますよ」と話しかけてくれて赤の他人である自分のカップを戻してくださった。
そうこうしているうちに開演時間に。
前回が初期2作品の再発売記念ワンマンだったからか今回は3、4枚目からの楽曲が中心のセット。個人的に「melancholic blvd.」〜「Branch in the Road」〜「chase it」3連発で早速やられる。ナンバーガールも良いけど、やはり思い入れがあるのはtoddleか。
11月5日
日常に生きる
インフルエンザの予防接種があり、通常業務が終わってから2時間半ほど待つ。
予定より早く終わったので吉祥寺へ行く。that's all folks氏のライヴ。気づけば4日連続のライヴ。
まもなく配信がスタートする「チャイム」からラストの「ミドルオブ 」までいつも以上に語りかけるように言葉を優しく紡いでいく、しっとりとしたライヴ。
さらに「It's too late」のセルフカヴァーがこの曲が持つ世界観をまた違った視点から見るようでとても良かった。
11月6日
日常に生きる
某デパートが奇数月恒例のフェアを開催するためやや忙しくなる。
ピチカート・ファイヴの新しいベスト盤を聴く。ジャケットに「UPDATED」と明記されているようにほとんどの曲がリミックスされていて、中には音数がごっそり減っているものも。
特に中期ピチカートで多用された「a new stereophonic〜」サウンドロゴが全て差し替えられているのは権利関係によるのだろうか。
田代まさし氏の逮捕について知る。
音楽と出会う前、子どもの頃好きだったものはアニメ、F1、それと志村けんのコントだった。毎週変なおじさんがどんな風に現れるのか、志村けんと田代まさしの掛け合いは面白いなどと無意識に思いながら"だいじょうぶだぁ"を見ていた。
当時、志村けんと同じくらいに大活躍していたのが田代まさしだった。お笑いができて、歌も歌えて、司会もやれて、CMに出れば訴求力もある。その時期の"マーシー"はタレントという言葉を体現したような人物だった。
ところが度重なる逮捕によって自らの未来を粉々にしてしまった。さらに来年はシャネルズ40周年だそう。実に勿体無い。そして薬物の恐ろしさを改めて強く実感する出来事だ。
11月7日
日常に生きる
先週が超多忙だったので気合いを入れて臨む。が、そこまで忙しくはならず。
夜、米米CLUBの初期DVDボックスと都市とカンタータの動画を交互に見る。
11月8日
日常に生きる
昼休み以外休みなしでひたすら慌ただしく過ぎる日。その分あっという間に終了。疲労。
昔からの知人夫婦の結婚生活が終わったことを知る。最後に会ったのは自分のイベント終了後に食事をして家まで送っていただいた時だった。後部座席に座り2人の会話をぼんやりと聞いていたら「相変わらずとても幸せそうだな」と思っていたのだけど。
11月9日
ライヴ三昧の日。まずは昼、DTバンドのライヴを見に東村山へ行く。東村山でのイベントは終わったけれど、「ハイ、これまでよ」にしない。つまり自分はこの街とそこで流れる音楽が本当に好きなのだ。
気持ちよく晴れた空の下で聴くDTバンドの歌はいつも以上に多幸感に溢れていてキラキラしていた。
特に「録画ボタン」は曲が持っている世界観がより深く伝わってくる名演で思わず浸っていると最後の「音切り」に指名されたのでステージ前に行く。このドキドキも含めてDTバンドは楽しい。最後はあっと驚く仕掛けで終演。心に灯りが灯るような暖かいライヴだった。
終わって会場に佇んでいると声をかけられる。りぼんのホクトさんだった。思いがけずお会い出来て何だか嬉しくて、そこからしばらく色々と話し込む。
今年は東村山に出会った1年で、そのきっかけは昨年の大晦日に出会った東村山の"りぼん"というバンドだった。ホクトさんと別れてから電車に乗りながらこの1年を思い出して少し感慨深くなった。
夜はThe Broken TVワンマンライヴを見に吉祥寺へ。全部で2時間超というかなり濃い内容だったはずなのに瞬く間に過ぎていった。
第1部は「GREEN」をフィーチャーしたセットでメンバー皆さんグリーンの衣装。ライヴを経て進化している「GREEN」の収録曲は聴きごたえ充分。「弔いの歌」の寒気がするくらいに鳥肌が立つ素晴らしい演奏で第1部終了。これだけでも大満足な夜。
第2部はこの日リリースの「YELLOW」収録曲とお馴染みの楽曲をバランス良く配置したセットリスト。第1部とは対照的にこれから育っていく「YELLOW」収録曲お披露目のライヴだった。新曲がこれからどう育っていくのだろうか。
終わって会場は（おそらく）古くからのファンの方々でフロアは賑やかな様子。こういう時に何となく居場所がない気になってしまい、メンバーさんにご挨拶もせず退出してしまう自分。これはきっと正しいことではない、と分かってはいるのだけど。
11月10日
実に3週間ぶりに何もない日曜日。部屋を掃除して炬燵を出したりして冬支度をする。静かな1日。
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