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【日記】12月7日〜12月13日

12月7日
最近月曜日の明け方はいつも以上に奇妙な夢を見ることが多い。短編映画を見るようにいくつもの夢を見ては目覚める。

もうすぐセールが近いからか週末の売り上げは微妙だった模様。

12月8日
テプラで作ったシールをメンバーズカードに貼り付ける作業、完了。足掛け1ヶ月、4000枚。お疲れ様でした。

ドラマ「浦安鉄筋家族」のサウンドトラックを購入。生産枚数が少ないらしく既に入手困難になりつつあるとか。贔屓目なしに良い曲ばかりの好盤。ただ肖像権の関係か、はたまたお金の関係か、役者さんの写真が一切無い簡素なアートワークが少し寂しい。

XTC「スカイラーキング」、ジョージ・ハリスン「オール・シングス・マスト・パス」を聴く。

12月9日
ニットが大量にやって来る日。半分残したのはいずれセール品になるからか。

寒さに耐えきれず布団に湯たんぽを入れる。冬は嫌いじゃない。が、毎年寒さに完全敗北を喫している自分がいる。

デュークス・オブ・ストラトスフィアを聴く。

12月10日
いよいよ福袋作りがスタート。店舗数が減ったことで作る数は前年より少なくなったものの、コロナの影響でやることが増えた。

今週のカタカナ配信はゲストをお招きしてニューウェーヴアーティストのYouTube動画をみんなで見る、という企画。
今までずっと"ニューウェーヴとはデヴィッド・ボウイやロキシー・ミュージックの音楽を聴いた人達が始めた音楽・ジャンル"という認識だったけれど、配信で紹介されたいくつもの音楽を見聞きして、その認識は正しくないと知る。
ニューウェーヴとはジャンルに囚われず自由な発想のもとで作られた自由な音楽のことを指すのだろう、自分は配信を見ながらそう考えた。それはまさにカタカナというバンドを表していると気づきハッとなる。

配信が終わった後にカタカナを聴き直す。

12月11日
非常に多忙な1日。倉庫中が商品で溢れかえる。コロナ禍で製造量を減らしているそうなので、もしコロナがなかったら…と思うと恐ろしくなる。

オアシス1000円ブートの新作、2002年フィンズベリーパークライヴを聴く。音質問題無し。久しぶりに聴きながら名演だと再確認する。

12月12日
録画していたFNS歌謡祭を見る。佐藤二朗さんの歌声はもはや雄叫びのようだった。でも音程は出だし以外バッチリ。さすが!

あと原曲以上にヒップホップなアレンジが施されたオザケンの「ラブリー」が素晴らしかった。が、それ以外の出演者は見るに堪えない。早送りしつつ最後まで見てから見たい場面だけを切り取ってブルーレイに焼いたら全部で9分しかなかった。放送時間は4時間くらいあったのに。新しいものを否定したくはないけれど、自分にとって何の役にも立たぬ酷い音楽ばかりだった。

ビル・エヴァンス「アット・タウンホール」を聴く。
キャリア初のホールコンサート実況録音盤。様々な事情によって全く満足出来ない結果に終わったライヴの中から、本人がなんとか選んだ5曲で構成されている。そのせいか案外悪くないし、特に「スプリング・イズ・ヒア」は名演だと思う。その反面、CD化の際に追加されたボーナストラック3曲ではかなり危うい場面がちらほら散見される。

夏目漱石「思い出す事など」を読む。"修善寺の大患"についての回顧録。非常に重たい話だけど、最後の最後に出てくる"鼬の町井さん"に救われた。

夜、カタカナ「プラスチックティック」を聴く。名盤。

12月13日
何となくアメリカンドッグが食べたくなって午前中短い散歩に出る。12月半ばの晴れの日は少し切ない。

太宰治「津軽通信」を読む。"黄村先生シリーズ"の面白さを今まで知らなかった自分を恥じる。ふんどし姿で襖を押さえながら不器用に茶を立てる黄村先生の姿が何とも愛おしく、少し哀愁を纏って心に浮かんできた。

ビル・エヴァンス「カリフォルニア・ヒア・アイ・カム」を聴く。タウンホールでのコンサートから1年後、ヴィレッジ・ヴァンガードでのライヴ。フィリー・ジョー・ジョーンズらしい躍動感溢れるドラムに後押しされた軽快なピアノの音色が楽しい、ビル・エヴァンスの作品でも特にポップな1枚だった。カラフルなジャケットも素敵。

夜、ムーンライダーズ「アニマル・インデックス」を聴く。"悲しいしらせ"を聴いて何とも悲しく寂しい気持ちになる。そして2020年のことをあれこれ思い返す。

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