見出し画像

第4回クビ夢「バイトをクビになって音楽で生計を立てざるを得なくなった話」

残り21

はじめに
人間とはとても不思議な生き物だ。楽しかった記憶は漠然と覚えていて苦しかった記憶は鮮明に覚えている。

賛否あるとは思うが今までの人生を振り返るとそう捉えざるを得ない。
2014年の12月1日。
あの時のことは昨日のように覚えている。
堀江貴文さんと出会ったこと、2.5次元舞台の音楽監督を担当したこと、そしてアカデミー賞優秀音楽賞を授賞したこと。
プレイバックすると数々の出来事がある。我ながら波乱万丈だなとも思う。
今から約6年前の2014年の12月1日に起きた出来事もそうだ。「ある出来事」がきっかけで「諦めたこと」と「決意したこと」が産まれた。

どこかの誰かが「努力は必ず報われる」と言った。
だが、俺に言わせれば努力の仕方を誤まれば必ず報われない。
出来の悪いロボットのごとく仕事をしたって自分のためにならないし、寧ろそれは「仕事」ではなく「労働」だ。もしその労働から抜け出さなければ、意味のない人生を歩むだけ。厳しいことを言うかもしれないが生きてること自体が無駄に思えてくる。
ではそんな状況からどう抜け出せばいいのか?それは単純明快。自分の中に確固たる信念を持ち、自己研鑽に励み戦略を考え、行動に移すことだ。できればでいいから、このnoteを買った人はただ読むだけではなく行動に移してほしい。今回のnoteを買って意味があるのは以下に該当する人。

・バイトや仕事、労働をクビになったことがある人

・月収が80000円以下、もしくは0円になったことがある人

・コミュニティで生きていくことが苦手な人

・バカと罵られたことがある人

・人生のどん底から這い上がりたい人

・さっさとバイトを辞めて自分の好きなことだけで生きていきたい人

以上に該当する人はぜひ読んでほしい。
第1章から記されてることは本当にあった話だ。全てリアル。純度100%のまじりっ気のない俺の言葉で綴る、社会不適合者による社会的弱者の為の痛みの自叙伝。今回のnoteの構成は以下で成り立っている。

1.とある役者との邂逅

日常でどこにでもあるような出会いが実は自分の人生を左右したりする。第1章では、とある役者との人生を左右する邂逅を綴っている。また、第1稿で語られなかった自分自身のことや本名も公開している。

2.劇伴作曲家・永井カイルの誕生

ふとした1通のメールをきっかけに劇伴作曲家としての活動をスタートしたことを公開。また、なぜ"永井カイルになったのか"も第2章では語っていく。

3.未経験のバイトとはじめての映画音楽制作

ここからが前回のnote「上田慎一郎監督と出会った話」の続きである。「Last Wedding Dress」の音楽はどのようにして出来上がったのか。未経験のバイトに足を突っ込んだ話を公開。

4.仕事と労働の狭間

音楽を創る「仕事」とコールセンターで働く「労働」
その間で生きる喜びと戸惑い、苦悩を執筆。

5.非人間宣告

光の裏側には必ず影が存在する。音楽を創っている時の自分、バイトしてる時の自分。理想と現実。人生は思い通りに行かないのは百も承知だが、奈落の底に落ちた話を公開。

6.社会不適合者の逆襲

奈落の底から如何にして這い上がったのかを公開。ここでは「作曲ノウハウ」や「営業ノウハウ」については書いていない。どのような行動をしたのかをメインに執筆したのが第6章。

7.この人生が好きで仕方がない

紆余曲折を経て、学んだことを公開。

以上がこのnoteの構成である。
また、今回のnoteは前回のnote「上田慎一郎監督と出会った話」の続編である。このnoteの公開を許可してくれた上田慎一郎監督、PANPOCOPINA代表の鈴木伸宏さん。元PEACEの大坪勇太さん、いしいはじめさん。良き先輩のオトホリック小林さん、九鬼龍太郎さん、谷口雄一郎監督、永井美奈子さん、三貝豪さん、佐藤優次さん、天野順一朗さん。皆さんにこの場で感謝の意を述べたい。

約25000字の過去と未来に宛てたラブレター。

曝け出す。

ここから先は

24,011字 / 38画像

¥ 600 (数量限定:残り 21 / 50)

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?