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しまなみ海道100km一人旅~2日目


こんにちは。
くろしおです。

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2日目。
朝からシトシト雨。

この日、予定では
大三島から今治まで自転車を走らせ、
尾道~今治しまなみ海道70km走破!
となるはずでした。

2日目の予定ルート


なので2泊目は今治のホテルを予約済。
とりあえず今日中に今治入りしないと~。

だけど、雨のライドは危険だし、
旅は3日目も残っています。

工程を見直し、フェリーを使って
今治までショートカットすることに。

そこで私は
大三島にある港に行こうと計画。

感覚的に同じ島内のほうが
移動しやすいだろうと思っていたからです。

しかし、レンタサイクル屋さんや民宿の方に
相談したところ、
宗方港まではどのルートで走っても
起伏が激しく勾配のきつい道だそうで
初心者が雨の中走るのはちょっと危険で
大変なんじゃないかなと

そこで、教えて下さたったのが
こちらのルート。

橋を一つ渡り、伯方島の港からフェリーで
今治へ向かうルートです。

多少の勾配はあるが
平坦区間が長く断然こちらの道のほうが
雨の中でも走りやすいと教えてもらいました。

自転車一人旅の私にとって、
地元の方との交流や情報はとても心強く、
ほんとうに助かりました。

一人で決めていたら、
隣の島に渡る発想は皆無だったでしょう。

向かう場所は決まりました。
しかし
ひとつ、賭けが待っていました。

それは、1050分発のフェリーに
乗船できなかったら、
次の便は1640分になること。

フェリーには
自転車を積める便とそうでない便があるのです。

自転車での時間配分はおろか、
港に行くためには、
しまなみ海道のブルーラインから
外れた道を走らないといけません。

朝の便に乗れなかったら
不安はもちろんありましたが、
自分と相棒のeBIKEを信じて
ここはもう木浦港に行く!

みなさんが1時間あれば行けるのではないかと
言ってくれていたので、
余裕を持って830分に
お世話になったカリブを出発することに。

ありがとう!カリブ
雨でも軽快に走ってくれる私の相棒
雨で見通しが悪いから
イルカもちょっぴり寂しそうに見えちゃう
今治方面のブルーライン沿いを走る
大三島橋まであと2.2km
雨でも景色は風情があって
立ち止まって眺めてしまう。
大三島橋が見えてきた!
しまなみ海道
唯一のアーチ橋
土曜日だと言うのに
雨のおかげで橋も道路もほぼ独り占め(笑)
大三島橋渡ります!


伯方島に入りました。
写真は撮ってなかったみたい(汗)


伯方島に入ってからも
次の大島に渡る伯方橋までは、
ブルーラインを走って行きます。

ここまでは、ブルーライン沿いに走っていける
ブルーライン沿いにある道の駅
伯方ビーチも誰もいない(笑)
雨じゃなかったら
奥に見えている伯方・大島大橋を渡って
大島に行くはずだった


ここの道の駅には伯方の塩ソフトが売っていて、
とても人気だそう。

そう、ここは、は・か・た・の塩!
でお馴染みの伯方島なんです。

このあたりからブルーラインを外れ、
木浦港を目指すことになります。

1050分発のフェリーに乗るため
冒険の始まり。


伯方・大島橋の入口を通り過ぎ、
伯方島沿岸部を走って木浦港を目指します!
と、ここでこんなものを見つけました。


おお!
こんなルート標識もあるんや!
今の私にとって
ブルーラインは道しるべそのもの。
この時の私は、これを見ただけで、
安堵感に包まれたのでした。

しばらく、軽い上り坂の道が続きます。
あーここかな?みなさんが言ってた勾配の道。

緩やかながらも長く続く坂道を頑張っていると、ある表示板を発見。
これは!

ふなおりせと


しまなみ海道を調べていると
様々なサイトで紹介されていた、船折瀬戸。

ここやったんやー。
雨降らんかったら、絶対来てないー!

ちょうど雨の中走り続けていたので、
ここで少し休憩することにしました。

トップ画像はこれ

ここは、潮の流れがすごく速く、
海面が川のように白いしぶきをあげながら
ゴーッと音を立てて流れている海域で、
『船も折れてしまうような潮流』
が名前の由来なんだそう。

eBIKEを停めてた場所からでも
ゴーッ!って流れる音が聞こえる。

雨降ってるにも関わらず、
どうしても潮の流れが見たくて、
そばにある階段を降りて見に行ったぐらいです。

思いもよらぬ発見ができてウキウキ(笑

だけど、あまりゆっくりしていられません。
さぁ、出発!

この勾配を抜けると、
一気に静かな漁師町のような景色に。
道も平坦になり雨の中でも走りやすい。

でも、もうブルーラインに
頼ってばかりではいられない。
このまま行くと、伯方島一周しちゃう。

勾配の終点あたりに青看板があって
木浦港の標識も確認したから、
この道で間違いないはず。

でも、不安になってきた
人はひとりも歩いていない。
コンビニなど気軽に立ち寄って
道を聞けるようなお店も見当たらない

道路標識もしばらく見てない

ここからは、写真はありません

でも、結果からお伝えすると、
1050分のフェリーにちゃんと乗れました!

30分ぐらい前だったと思う。
到着できてほんとよかったー。

最後の道は、街中を走ったので、
途中で何度も停まってまわりをキョロキョロ。
道をスマホで確認。

そして港の手前に、小さなスーパーを見つけ
人の動きがあったので道を教えてもらえました。

外周コースから始まる木浦港までの道のりは、
サイトで紹介されているお店や
見所がいくつかありました。

船折瀬戸のほか、鶏小島(にわとりこじま)や
梅が花”   “伯方の塩ラーメンさんわ”  など。

※鶏小島は船折瀬戸の前にあるので、
行った時は、鶏小島で引き返さず
船折瀬戸まで見に行くのがオススメ。
少し離れてるけど、道なりに進めばあるので
迷うことはないです。


どれも、サイトに紹介されていたけれど
初心者の自転車旅では、
なかなか難易度が高い場所だと思います。

ラーメンさんわは、
伯方島が本店で、今治にも1軒あるみたい。

伯方島本店は、木浦港のほぼ近くまで
自転車を走らせないとたどり着かない。


でも、私にとっては、木浦港まで走ったことで
伯方島の魅力を存分に
見つけることができました。

雨がもたらしてくれた、
特別な時間がここにあったのです。

出会った人々との交流の賜物だと思いました。

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今治港にはお昼に到着。
スマホを出して写真~なんてできないぐらい
着いた時には雨は本降りに。
今治港の近くのビジネスホテルを
予約しててよかった~って思いました(笑)

15時~チェックインなんだけど
ホテルに事情を説明したら、
今からお部屋使ってくださいと、
親切に対応してもらえて、
荷物を入れることができました。

そのおかげで荷物もeBIKE
ホテルに置いて今治駅まで
傘をさしながら街ブラできました。

ちょっと長くなっちゃったので
今治街ブラはまた今度。


しまなみ海道3日目
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今治街ブラ
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くろしお

次来たときは、ここを一周したいな


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