見出し画像

しまなみ海道100km一人旅~3日目。今治から尾道へ①


こんにちは。くろしおです。

しまなみ海道一人旅
最終日です。

前回の記事

3日目の朝

おはよう!
朝日がきれい
晴れたー!
お世話になったポートサイドホテル


昨日の時点での総走行距離は

2日目は17kmほどしか走ってない


青空のもと
尾道に帰ろう!


と、ここで思いも寄らぬアクシデントが

しまなみ海道を旅していて
地元の方々は老若男女、
道を尋ねると慣れた様子で
サクサク教えていただけるのですが、
しまなみ海道ブルーラインのことは
分からない人が多い。

そもそも、自転車に乗らない。
特に島の人達は車社会なんです。

今までは島内だったので、
さほど道は複雑ではなかったのですが、
今治は大きな街。

一般の自転車専用道もあるわけです。

こんなやつ!
これはしまなみ
ブルーラインではない


ホテルから出発して、
しまなみブルーラインに復帰する際に
私、迷子になりました(笑)

朝早く出発したのでお店も開いていなくて、
スマホで見てもイマイチよく分からない(汗)

ようやく見つけたコンビニで
店員に道を聞くことができたけど、
ここ真っ直ぐ行ったら来島海峡大橋いけるよー!ブルーラインはどこからかあると思うけど。
とにかく橋は行けるよー。と。。。

実はしばらく逆走してて、
来島海峡大橋から遠ざかってました(苦笑)
ルート上では海沿いなんだけど、

実際走った道はその隣の317号沿いだった


方向は修正できたけど
ブルーラインでは無いただの一般道を走り
来島海峡大橋に近づいているだけ。

矢印あるけど、その先がまた分からない(泣)
ブルーラインどこー?


今治市内からのしまなみブルーラインは
どこからあるんだろう
今治駅周辺なのかなぁ?
結局分からないまま、
こんな看板を見つけました。


とりあえず行ってみよう!
と、何気に突入したら、
かなりの坂道だった(笑)

到着
もろ逆光(笑)


でも、ここ。。。

お店の人に
こちらからは自転車で来島海峡大橋には
行けないと言われてしまいました。

で、行き方を教えて下さいって聞いたら、
『分からない』だって(笑)
※分からないんだけどすごく親切な方でしたよ。

観光案内所が開くから
それまで待ってって言われたけど、
30分以上待たないといけない。
せっかく朝早く出発したのに意味無いやん(泣)

諦めてとにかく走ろうと
建物から出たとき
カメラだけを手にしたおじさんが
ふと私の目に飛びこんできました。

吸い込まれるように私はおじさんに近づき
地元の方ですか?
来島海峡大橋を渡りたいんだけど、
行き方が分からなくてと道を聞いたのです。

おじさんは、それは丁寧に教えてくれました。
でも、少しややこしい。
ここからだと
ブルーラインはしばらくないみたい。
しっかり、おじさんの言葉を記憶して、
私は来島海峡SAを後にしました。

しばらく自転車を走らせます。
途中三叉路なんかもあって難しかったなぁ。

だいぶ時間ロスしちゃった(汗

だけど、おじさんのおかげでなんとか
来島海峡大橋に繋がる
アプローチの道にたどり着きました。

ありがとう!
カメラおじさん!


途中サンライズ糸山にも行きたかったのに、
そこの入口も分からなくて
しまなみモニュメントの写真撮りたかった(泣)

今治側から来島海峡大橋に入るまでの道は
分かりづらいよー

気がついたら、眼下にサンライズ糸山が見えて、
えーどこから入れたんやろー?
誰か教えてー。
時間に余裕があったら戻りたかった。

ま、いいや。
また次来た時には必ず行こう!と心に決めて
先を急ぐことに。

長い上り坂のアプローチを超え
ようやく来たよー。
しまなみ一長い橋。
全長4km
来島海峡大橋を渡ります!

やっと来たー!

言葉なんて要らない。
ただただ、すばらしい景色の連続が
一面に広がっていました。

だいたいみなさん20分ぐらいで
渡りきれるところを、
私は、何回も自転車を停めて
思い存分、橋と海と空と。。。
瀬戸内海を満喫しながら渡ったので
小一時間ほどかかりました。

爽快に走りきるのも気持ちいいと思うけど、
はじめてのしまなみ。
ここに来た自分の足跡をいっぱい残したかった!

そんな来島海峡大橋ともお別れ。

橋へのアプローチの道路
下りのアプローチから見える来島海峡大橋


大島に入りました。

まず、道の駅よしうみいきいき館へ向かいます。

ここは、橋を降りて少し走ると道なりに
見えてくるのですぐに分かります。

よしうみいきいき館からの眺めもステキ。
ここ走ってきたんやーと余韻に浸れます。
(今治側から来た場合)

ここに寄ったのには訳があります。
それはこれ

鯛塩ラーメン
食べたかった(笑)

身のしまった肉厚の鯛が2切れも!
出汁もうまい。
麺は普通のちぢれ麺。
だけど他で充分美味しさを
演出できてるしおいしかった。

ここは、渦潮体験できる
遊覧船のきっぷ売り場にもなっています。
激しい潮の流れを間近で見れるとあって
人気のスポットみたい。

さぁ、腹ごしらえは出来ました。

今回チャレンジの一大イベントに向かいます。

eBIKEで亀老山へ。

かわいい亀さんが道しるべしてくれてるけど、
こんな笑顔では登れません(笑)

途中の写真はないです。

とにかく坂道との戦い。


すれ違う人や追い越し追い越される人達は
みんなサイクリスト風

こんな人ばかり
※サイトから引用


車の往来もかなりあって私の横を過ぎる車は
みんな徐行運転になっていた…
かなりフラフラ運転だったに違いない。
迷惑な自転車…すみません(汗)

ここで焦っちゃいけない。
レンタサイクル屋さんでレクチャー受けたことを思い出し、途中、何度か停まって自然を感じながらきちんと水分補給。


漕ぎながらも、
行ける!
私今、頑張ってる!
私やったら登れる!って、
声に出して自分にエール(笑)

そうでもしないとキツい!
eBIKEとはいえ
無言で登れる亀老山ではありませんでした。

言い訳をひとつ
私、サイクリストでもなんでもなく、
大阪のふつーのおばちゃんなんです。
自転車経験は近所のスーパーに買い物程度。
eBIKEやろーは頼むからなしで(苦笑)

頂上手前の坂道は壁。
と、レンタサイクル屋さんも仰ってたけど、
まさに壁!それ以外例えナシ。
亀老山エグいわ(汗)

でも、でもー!

ものすごい景色が待っててん!

今、こうして書いてて思い出しただけで、
鳥肌がたつぐらい。。。

木々に囲まれた狭い視界の山道を上りきり
いきなり視界が広がった先に見えた
景色に囲まれた時、私、泣きました。


なにこれ?最高やん。
ほんま、ほんまに、めちゃくちゃきれい!

感動ってこうゆうことやで。

日本って素晴らしい!

ここは、展望公園の手前にある展望デッキ。
せり出すように作られていて、
ここに立つとちょっとスリリング。
車では停車できない、
自転車、二輪車の特等席かな。



展望公園に着きました。
感無量。

ツーリングの方もたくさん
ここの展望台は有名な建築家隈研吾
くまけんご氏が設計

ここの景色はぜひ、肌で感じてほしい場所です。

自転車で登りきったご褒美はこの絶景と
藻塩ジェラート

しまなみ海道でたくさんアイス食べたけど、
これがダントツ1位!


景色も最高。アイスも最高。
名残惜しいけど、もうそろそろ出発しなきゃ。

下りはじめてすぐ
どこからかメロディが᠁。
お昼12時のチャイム。
これもご褒美?
鳥のさえずりと、広がる海、行き交う船、
そして、おだやかなメロディ。
誰もいない道の途中。この瞬間を独り占め。
動画に収めました。ありがとう!亀老山。


だいぶ長くなってしまいました。
最終日はPart2でまとめさせて下さい。



しまなみ海道3日目 Part2
↓↓↓





くろしお

下りは下りで怖い(笑)
猛烈なスピードが出るので
注意して下りましょう。



この記事が参加している募集

#旅のフォトアルバム

38,266件

#私の遠征話

2,555件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?