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新卒よ、進路に迷ったら、新規開拓営業を経験しておくと◎

超偉そうな見出し(笑)
仕事中の雑談で、”活躍してる人って、みんな優秀な営業マンで、その道通ってる人多くない?”という話が出た。とても良い気づきだったの書いておこうかなと思う。

社会環境が大きく変化する中、求められるものは大きく変わっている。
かつ、これ言ったらしょうもないんだけど、「今の日本の教育では、社会で必要とされる能力は育みにくい」。と強く思う。だって、whyが圧倒的に少なくて、「自分なりに考えて、仮説をたてて実行し、検証する」教育じゃないんだもん。(あくまで個人的な意見です)

従来
・決められたことをやっていれば、ある程度の居場所は作れた
・会社が守ってくれる、ルールに沿っていればOK
・●●会社の●●さん。が価値であり、所属することが重要視された
・人生の道が、少なかった(大学出て良い会社就職、とか、結婚して引退とか。)
・ライフとワークが切り離されていた

等、あげたらきりがないんだけど、ようは、ぶっちゃけ「考えなくても」言われたことを真面目にやっている人や、確立されたやり方をやっていた人が、経済的にも立場的にも豊かになりやすい環境が整っていたのは事実だと思う。

現在・未来
・変化が激しく、あらゆる場面で多様化と、変化変更が発生している
・自分の身は、自分で守る時代
・●●会社の●●さんではなく、●●さんという個人価値が重要視されている
・一社に所属するという働き方から、複数という考え方へ
・ライフとワークは=。もはや、ライフスタイルは自分で創る

これまた、一部でしかないけど、ちょこっと書いてみただけも、全然従来と今は違う。(根拠書くと、きりがなくなるから割愛ね。)

そんな中、圧倒的に日本の教育にも足りていない、重要な能力が、「思考力」と「突破力」の2点、そして「自律型人材」だと思う。(いや、色々必要なことあるけど、あえて挙げるなら。)

私の場合、仕事や立場上、マネジメント場面は多々あるが、これをめちゃくちゃ感じる。「いわれたことは出来る」でも、それ以上でもそれ以下でもない。なんなら、履歴書の経歴はとても素晴らしいのだけど、突っ込んでいくと、「それって、その会社だから通用しているだけだね。」と思うことも多々ある。

ディレクションする側から見たときに、「いわれたことは真面目にやる」だけや、「ハードスキルが高い」だけだと、汎用性がききにくく、なかなか活躍の場を用意することも難しい。つまり、「その時必要なタスクに対しての作業」としての仕事はあっても、そのタスクがなくなった途端に仕事がなくなる。

そう。今までは、「ハードスキルが高い」ことが重要だったけども、それは基本で、少し前までの常識。でも、これからは、「ソフトスキルとメタスキル」を強化できている人、すなわち「思考力」や「突破力」等の力を持った人が必要とされるのは言うまでもないと思う。

で、とんでもなく前置きが長くなったんだけど、なぜ「新規開拓営業」って話。かく言う私も、もともとはゴリッゴリの、営業ウーマン。自分の仕事の基礎はそこで作ったといっても過言ではない。(テレアポも飛び込みもやったよ。)

それを経て、アウトドア業界で日本最大級のWEBメディア編集長から、キャンプ場開発会社立ち上げ、キャンプ場作りまくり、そして今は独立して、自然やアウトドアを軸に、事業開発や経営支援を行っている。

振り返れば、キャリアのスタートは、「ホームページの営業」からだった。

これからの時代に必要なビジネス力で、特に、「ソフトスキルとメタスキルは重要」と位置付けた場合、それをどう身に着けるか。と考えると、「新規開拓営業」は一番手っ取り早いと思う。

あくまでも個人的意見であり、実体験や、まわりの共通点を見たときの話しではあるが、新規開拓営業から学び、得られる、もしくは体験できる能力を書いておこう。

新規開拓営業から学ぶもの
・企画力
・資料作成力(文書、静止画で伝える力)
・トーク力(トークで、伝えて、人の心を動かす力)
・傾聴力(聞くだけでなく、情報を引き出す力)
・表現力(人を惹きつける表現や、ビジュアルインパクト、言葉のチョイス等)
・ストーリテリング(物語力)
・ビジネスの基本(数字、タイムマネジメント、経済、自己勉強等)
・チーム力(時には。)
・マネジメント力(人によるけど。)
・セルフコントロール力

あと、度胸とか。。。ね(笑)一部だけど、本当に色々と学べる。

そう。普遍的なビジネス力の基本は、新規開拓営業から得られるのではないかと思う。ただ、これにはポイントがあって、

新規開拓を選ぶ
できれば、無形商材
・販売相手は「代表」であること

この3点!
まず、ルートや販売相手が確立されている対象に対しての営業は、「どう自分や会社、サービスを知ってもらおう」という工夫をすることが必要なくなる。新規開拓は、メンタルも鍛えられるほか、とにかく工夫をするので、「思考力が鍛えられる」。

そして、無形商材であること。「物」の販売は、そのプロダクトの持つ力に頼りがちになり、これまた”工夫”することが少なくなる。また、無形商材は、「相手をよく知る」必要があり、知らなければ、最適なソリューションを提案できないため、とても思考力を鍛えるのに良いと思う。

最後に、相手は「代表」であるということ。
経営のことは経営者にしかわからない。
経営者から困りごとや、必要な情報を引き出す傾聴力を身に着けたら、最強だ。そこには、ビジネスチャンスやビジネスのヒントさえ転がっている。

ただし、新規開拓営業は相当のパワーが必要だ。
私も、0→1が多いので、今でももちろん営業をすることだって沢山あるが、所謂、「どっかに属して営業マンを専門として仕事する」パワーはもうない。メンタル面も、体力面も、残念ながら20代前半のパワーはもう、残っていない。。。

それを考えると、これから人生を模索しはじめるぞ!という体力も有り余っている新卒こそ、特に絶対やりたいことがなければ、数年は営業マンを経験しておくのは、この先絶対に役に立つと思うなあ。

どんな仕事もすべては「人」あってこそで、「人の心を動かすことができるか」にかかっている。それを、ある程度の大人になってから身に着けるのは、体力的にもメンタル的にもしんどいので、30代に入る前にやっておくと、きっと助けになる経験や能力になるかな~と思う。

ハードスキルは、都度付ければよくて、
なんなら、自分に足りないハードスキルは、それを持った人を協力者として巻き込んで補ってもいいし、AIで補えるかもしれない、補う方法はいくらでもある。

私も仕事仲間と色々話して、今日書いたことに改めて、気づかされた。
この手の話は、ほんと、終わりがないから、どこでどう切り上げればいいかわからないけども、

そうね。
新卒よ、進路に迷ったら、新規開拓営業を経験しておけ☺

てことで、今日は終わろうかな。
ちゃんちゃん。

あ、ソフトスキルとメタスキルについて、下記記事がわかりやすかったので貼っておこうかな。


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