【商品開発インタビュー】システムエンジニア向け日本酒「ソースコード」ができるまで
こんにちは。KURAND公式note編集部です。
オンライン酒屋「クランド」では、小規模生産でつくられた、個性溢れた新しいお酒のジャンルをクラフト酒(しゅ)と呼んでいます。現在は、約500種類以上のクラフト酒を販売しています。個性豊かなお酒は、すべて私たちクランドのオリジナル商品です。社内の商品チームが、全国のパートナー酒蔵と一緒に、商品開発を行っています。
今回は、今年1月に発売したシステムエンジニア向け日本酒「ソースコード」の開発ストーリーをお届けします。リリースからSNSで話題になり、多くのWebメディアでもご紹介いただきました。どんな背景から、日本酒「ソースコード」は生まれたのか、企画を担当したメンバーにお話を伺いました。
ー「ソースコード」の商品開発のきっかけを教えてください。
Nagashimaさん:味わいはもちろんですが、デザインも楽しんでもらえる商品がないか考えた時に、SE(システムエンジニア)時代の経験を思い出しました。コードが書いてあるとついつい読んでしまいますし、謎が含まれているとワクワクしていた記憶があります。そこでラベルに謎を含んだ「飲めるソースコード」があれば、コンセプト的に商品が届く前からワクワクしていただけるのではないかと考え企画しました。
ーワクワクが始まりなんですね!どのように謎を含めたのでしょうか?
Lucasさん:JavaScriptのコードを使用し、コードが読める方だけがわかる隠しテキストを仕込み、実行することでテキストが表示されるコードをラベルに記述しました。JavaScriptを選んだのは、ブラウザさえ開ければ誰でも実行環境を整えられるからです。
コンセプトとラベルのイメージが固まった後に記載するプログラムのコードを決めたのですが、デザイン的に「○○文字以上のプログラム」という制限があり、記述量を意図的に増やす必要があったのが大変でした。JavaScriptの言語仕様の特性を使い、パッと見で不規則な文字列に見えて、実は実行可能なコードを表現しているというラベルに仕上げることができました。
ー他にコードのデザインでこだわった点はありますか?
Takahashiさん:ラベルに書かれたコードは、SEの勉強をはじめたばかりの人でも解けるような簡単なコードにすることで、気軽に読み解けるデザインにしています。PCの画面に表示されるソースコードを表現するために、配色は「黒×緑」にしました。世の中のSEの方々の心をくすぐるデザインになっていたら嬉しいなと思います!
ー「ソースコード」の推しポイントを教えていただけますか?
Lucasさん:SEをターゲットにしたデザインは初なので、コンセプトを推してます。また実は今回、商品のラベルだけじゃなく商品ページにも仕掛けを施してます。お酒を買っていただき、かつプログラミングに関わる方なら気付けるようになっているので、ぜひ探してみてください!
ー最後に、これを読んでくださっているみなさまにメッセージをお願いします!
Lucasさん:プログラマー向けの仕掛けを施した商品はたまにありますが、お酒ではなかなかないと思います。お酒好きのプログラマーの方はもちろん、プログラミングに関わる方へのプレゼントとしても楽しんでもらえる商品になっているので、ぜひ「飲めるソースコード」を体験してみてください。
今回紹介した、システムエンジニア向け日本酒「ソースコード」はこちらです。
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以上、システムエンジニア向け日本酒「ソースコード」の商品企画インタビューの紹介でした。KURANDでは、これからもワクワクするクラフト酒を生み出し続けていきます。
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