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発達障害ってなんだろう

• わたしたちは一人ひとり、性格や考え方、得意なことや苦手なことが違います。それは、脳の はたらき方(特性とくせい) がそれぞれ違うからです。

• 脳の特性によって、 普段の生活でとても困っていることがある場合、発達障害はったつしょうがい(神経発達症しんけいはったつしょうともいいます) の診断を受けることができます。 

•  発達障害には、注意欠如多動症ちゅういけつじょたどうしょう(ADHD)、自閉じへいスペクトラム症(ASD)など、いろいろなタイプがあります。発達性協調運動症はったつせいきょうちょううんどうしょう(DCD)、限局性学習症げんきょくせいがくしゅうしょう(SLD) なども発達障害の一種です *。

 • 同じ診断名しんだんめいでも、どのような特性を持っているかは人によって違います。
また、同じ人でも年齢や状況によって、困りごとが変わることもあります。


(左) SLD, ADHD, ASDが重なる図(DCDの特性も一緒にもっているばあいもある)/ (右) 自分が安心して楽に過ごせる、相性の良い環境を探すことも大切

 • 発達障害の特性を持っていたとしても、その人が困っていなければ医学的
な診断や通院・服薬、支援が必要ないことも多いです。

 • 一方で、発達障害の診断基準を満たさない「グレーゾーン」 の場合でも、必要に応じて支援を受けることができます

 • 生活の中で困りごとがあって助けが必要な時、自分らしく楽に生活するための選択肢のひとつとして、「発達障害」 の診断や、医療や支援があるのです。

(第三版/最終更新日:2024.4.5)

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