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#英語がすき
テロとの闘いの主戦場パキスタンでの外交官生活
テロとの闘いの主戦場だった2000年代のパキスタンは、隣のアフガニスタンとセットで「アフパク」と呼ばれ、国際社会の注目の的でした。2008年のマリオットホテル爆破事件で始まり、2011年にウサマ・ビンラーディンが米国海軍特殊部隊に殺害されて終わる私のパキスタンでの日々の生活は、不条理や暴力が蔓延する混沌とした世の中で、自分のあり方を根本から問いかけるきっかけとなりました。国際政治と安全保障が専門の
もっとみる外交官になるべくしてなってやめるべくしてやめた
外交官になりたいと思ったことがなかった。
外務省の分野別臨時募集の中途採用試験を受ける直前まで、外務省に勤務したいとは思ったことがなかった。どちらかというと商社マンになりたかった。
でも聞かれた時のためにこういう答えを用意しておくべきなのだろうか。
<海外で育ち、国際政治に関心があったので国際公共政策の修士号を取得した後に外交官になろうと思いました。>
外交官になりたくない、と思ったきっか
【グローバルキャリア】帰国子女は霞ヶ関文化に馴染めるか
外務省は自分が想像していたとおりに日本的な官僚組織でした。それに馴染むのに多少の時間がかかりました。
思えば外務省が決まったことをアメリカの元外交官の教授に報告した時に「同化して、馴染む努力をしなさい。中途採用の人は国務省でもそれで苦労した。」と言われました。アメリカ社会でも官僚組織に馴染むのにはそれなりの努力が必要なのです。
一旦馴染むと、外務省は私を包んでくれて、良きに計らってくれました。