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二刀流のすヽめ〜自分らしい選択を

 私ごとですが、ようやくスマートフォンに買い替えました!
実は今までガラケーとタブレットの二刀流でした。
私世代でガラケーは皆無でしたが、
それなりのメリットを感じて二刀流を貫いていました。

二刀流1:MacとWindows

 私はPCネイティブ。
小さい頃から家にPCがありました。
途中でスケルトンになったり、土台が半球になったり。
Mac一筋は父のこだわりです。

 一方学校は、小学校からWindows。
私の二刀流推しの源はここからきていると思います。

メリット:仕事とコミュニケーション

 お陰でPCに対する苦手意識はありません。
どちらも簡単な操作ならできますし、分からない操作でも大体の想像が付きます。

 仕事ではexcelで簡単なシステム作ったり、研修や会議用パワポ作成の担当をしたり。
家(Mac)では学生時代に楽譜作りや音楽編集を行ったり
iMovieで卒業記念動画や結婚動画等を作成したり。

 私はギークではないので高度な知識や技術はありませんが、
どちらも使える“マインド”が身についたと思っています。
どちらに対しても抵抗ないし、どちら派にも話を合わせることができる。
仕事をする上でもコミュニケーションを取る上でも、とても役に立っていることです。

二刀流2:ガラケーとタブレット

 携帯も同様で、周りが次々スマホへ乗り換えていく中で
私はずっとガラケーとタブレットの二刀流でした。
いち早くスマホにした父が、付属で貰ったというタブレットを私にくれてから、二刀流はスマホに変えるよりずっと魅力的でした。

①タブレット見やすい!特にレシピ
②ガラケー+タブレットのがスマホより安い
③仕事とプライベートを物理的に分けられる
  (仕事=ガラケー/プライベート=タブレット)
④「私ガラケーなのでLINEできないんです」で、不要なお誘いを避けられる
  (実際はタブレットでLINEできます)
等。
そしてもう一つ、ポジティブな魅力がありました。

メリット:若さと親しみやすさ

 手話通訳の依頼者には高齢者が多いですが、
通訳者自体も高齢化が進んでいます。
私はこの10年近くずっと地域の最年少通訳者です。(死活問題💦)

 私は更に童顔で、高齢のろう者の通訳に行くと
“若い子、信頼できない、不安…” 等の
印象を与えかねない状態でした。
(現に若い通訳者お断りの方もいます)

 もちろん物腰や服装、手話の話し方に至るまで
依頼者の年齢や雰囲気に合わせるようにしています。
その上で、私がガラケーを使っていると
薄い近未来的なスマホを鮮やかに操るより、
一気に親近感を覚えてもらえます。

 ろう聴関係なく高齢者はガラケーが多く、
コミュニケーション面では
「あんた若いのに、ガラケーなの?私らと同じね」
と距離が縮まったり、
「私はすでにスマホに変えているのよ!こんな事できるの」
と逆に私にスマホの良さや便利さを教えてくださる方もいます。

 更にろう者が携帯ショップでガラケーを購入する時など、
現在進行形で使っている私は、説明もすぐイメージできるので
通訳にも役立ちます。
もちろんスマホの場合でも、タブレットを持っているのでイメージできます。

 スマホにしてスマートさをアピールするより、
ガラケーの方が、親しみやすさで年齢のビハインドを巻き返すことができ、
通訳自体にも活き、大変メリットがありました。

 仕事外でたまに「ガラケー=時代遅れ、機械に疎い」という
思い込みの偏見の目を向けられることもありましたが
古いものも新しいものも両方使えることで
知見も広がり、仕事にも役立ち、親しみやすさも身につけることができました。

時代の変化

 それでもとうとうスマホに変えることに。
徐々にスマホの普及が高年齢層にも及び
高齢者でもガラケーの方はかなり少数で、
スマホ派か、持たない派という二極になってきました。
そして、スマホでないと使えないアプリや認証等も増えてきてしまい
この度スマホに変えることにしたのです。

自分らしさのすヽめ

 今はフリック入力を練習し、ローマ字入力との二刀流(?)に挑戦中!

両極にあるものや、新旧のものを両方扱えると

扱えるものが増える
見方が広がる
コミュニケーションにも繋がる
頭の体操になる
自分らしさを持てる

等のメリットがあります。

 歳を重ねると最新のものについていきにくくなったり、
逆に古いものや流行りでないものをすぐに見捨てがちですが、
それぞれに良い面もあり、両方を知ることで見える世界もあります。 

 タイトルから二刀流を勧めてきましたが、
もちろん誰にとっても二刀流がいいわけではないと思います。

 何より周りや時代、年代に流されることなく
自分にとってメリットになるものを
自分の選択で決めていけるといいと思っています。



自己紹介

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手話通訳者として、手話やろう者について発信しています!
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