見出し画像

#74 新しい働き方の推進を

昨日、私が住む地域では、今シーズン初めてのまとまった降雪がありました(例年よりは少なく、遅いですが)。

例年、冬期の道路は混雑し、特にブラックアイスバーン(ツルツル路面)が発生すると、いつもの何倍も通勤に時間がかかってしまいます。

当方は建設業なので、現場は仕方ないですが、内勤の通勤に関しては、個々人の仕事の都合に合わせて通勤時間を変更するか、在宅勤務に切り替える必要がありますね。

昭和末期から平成初期にかけて、フレックスタイムという勤務形態が出てきた時には、こんな働き方もあるのかと驚かされました。

実際、大手IT企業に勤めていた友人が、このフレックスタイムで出社しているのを見て、凄く羨ましく感じました。

ただ、それから30年も経ったというのに、この働き方が一般的になったとは、あまり聞いていません。それはなぜでしょう?

色々理由はあると思いますが、おそらく主なものとして、

社員の時間裁量に任せられない(信用できない)

ことが挙げられるでしょう。

つまり、時間管理がルーズな人には向かない制度であり、この制度を利用してサボタージュや生産性の低下に繋がることを懸念されます。

このフレックス制度の延長に、昨今の在宅オンライン勤務があります。

こちらについても、社員への信頼性の有無が導入の基本となるのは、フレックス以上といってよいでしょう。

社員の働き方を信頼して任せること

この性善説とも言うべき対応を、経営者や幹部が出来るかどうか、この課題が解決されれば、在宅オンライン勤務+フレックスタイム勤務は十分可能となります。

その具体的な方法としては、監視カメラ・位置情報・定期的なメール等での連絡等々。

結構シビアな対応となりそうです。

であれば、その日にやり遂げた仕事の成果だけを報告・提出してもらい、それに至る過程は、時間の制約を設けないルールというのも良いでしょう。

これは一日単位でなくても、週間・月間単位でも良いかと思います。

現在はIT技術等を駆使して、様々な管理や仕事のやり方が可能な世の中です。より効率的な仕事が出来る環境を、加速度的に進めていくべきだと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?