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海外移住者がおすすめする「上手な”不安”との付き合い方」:メルボルンカフェ巡り録 003【海外行ってみた】

【目次】
1、海外での暮らし、誰でも最初は不安
2、生まれて初めての海外生活はトラブルの連続
3、勇気は努力の積み重ねによって取得できる
4、不安は「変化しよう」というただのサイン:ちょっぺ〜編集長の編集後記

※※※

不安であること、それ自体は悪いことでも良いことでもないと僕は思っている。不安を良い要素にするのか、悪い要素にしてしまうのかは不安への反応の仕方が決める。脳みそを切り取る以外に不安を完全に消し去ることはできないので僕らは不安との付き合い方を、それもうまい付き合い方を見つけていく必要がある。

以前、予備校かなんかのCMで島田紳助さんが受験生に「不安なんですけど、どうしたらいいですか?」と聞かれてこんなことを言っていた。

「不安でええねん。不安だから勉強する。不安を感じなかったら勉強せえへん」

YouTubeで検索してみたのだけれど、該当のCMは見当たらなかったので記憶を頼りに書いてみた。言葉はちょっと違うかもしれないけれど、ニュアンスが伝わればいいなと思います。

不安というのは良くも悪くも行動の動機になる。だったら良い方に利用していこうぜ、というようなことを言いたいのですが、まぁ詳しい話は後でしましょう。

※※※

1、海外での暮らし、誰でも最初は不安

ただいま絶賛ニート生活中。

私はオーストラリアで「日常の小さな幸せ」を探す、26歳ワーホリメーカーのMiso。

先日、ある人から電話をもらいました。

「1ヶ月後、カナダに行くのにとても不安で。Misoさん、私何とかなりますよね…?」

うんうん。

私も初めて1人で語学研修に行ったハタチの時はとーっても不安だった。

まず、英語はろくに喋れない。

“ガイコクジン”と話すのは緊張するし、きっと日本人の私なんて相手にしてくれないよなぁー。

なーんて思っていた6年前を考えたら、今の自分はとっても成長したなと思う。


(世界で3番目くらいに透明度が高いらしい笑 NZでのロードトリップ)


2、生まれて初めての海外生活はトラブルの連続

その6年前の事、1人初めて行った先はニュージーランドだった。

成田からオークランド経由で目的地のネルソンへ行く間、

私は2本も飛行機を逃した。

トランジットには4時間くらいの余裕はあったと思う。

だが、成田の時点で出発が1時間以上遅れ、さらにはルート上に噴火中の火山があった為迂回をするとアナウンスが入っていた。

乗り換えの飛行機には間違いなく乗れないのでは?

ネルソンで時間通りに出迎えてくれるだろうホストマザーにはどうやって連絡したらいいのか?

本当にたどり着けるのか?

絶体絶命。

出発時からこんな爆弾を投下されるとは思ってもおらず、

深夜発の便だったが全く寝られなかった。



やがて乗務員が乗客1人1人に回って話し始め、

乗り換えがある人には振替便の詳細が書かれてある紙ナプキンが配られた。

「お客様の便ですと、振替便でも乗れない可能性があります。その際は現地カウンターにてお手続き下さいね。」

案の定オークランドに着いた時にはもうその便は既に飛び立った後だった。

カウンターに行くも、長蛇の列。

日本人の精神が働いて、それでも列の最後尾に並ぶが、いてもたってもいられない。

当時は英語に全く自信が無かったし、
1人だったのもあってガイコクジンに囲まれるだけでも内心かなりビビっていた。

何て言ったのかは全く覚えていないが、心臓をバクバクさせながら列に割り込んで必死に助けを求めたのだけは覚えている。

何とかしてようやく次の便をゲットしたとほっとしたのも束の間。

出発ゲートに急いで行くも、どうやら私のチケットではこの便には乗れないらしく、
次の次の便に変更された。

午前中にはネルソンに到着予定だったが、結局着いたのは夜7時ころだったと思う。


(オーストラリアもだけれど、NZにはもっと動物が居たと思う。毎朝リアルに羊の鳴き声で起こされていた)


3、勇気は努力の積み重ねによって取得できる

その経験を機に、私はもうどんな事があっても怖いものはないと自信が付いた。

現にオーストラリアに来てからも、何度か飛行機の遅れやキャンセルなどのトラブルに遭ったが、
心の余裕がたっぷりあった。

“People will never truly understand something until it happens to them.” – unknown

『その当事者になるまでは、人は物事を本当の意味で理解出来ない』 *意訳


(小さい頃からの夢。空を飛ぶこと。ハタチで叶えました)


「夢を実現するためには?」

と考えたら、何が何でも突き進んでいくしかない。

何事も怖じけずこなせるようになったけれど、今でもたまに不安になる事はある。

そうなった時に心がけているのは、第三者目線で自分を見つめ直すこと。

不安で焦っている自分は格好悪くないか?

今、本当に不安になる必要があることなのか?

とね。

そしてその先にある、わくわくした人生を手に入れた時の自分を想像している方が、

不安に怯えているよりも、ずっとずっと楽しい時間を過ごせると思う。

誰しもすぐにマインドコントロール出来る訳ではない。

すべてはトレーニングの積み重ねが大切だということを覚えておいて欲しい。

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4、不安は「変化しよう」というただのサイン:ちょっぺ〜編集長の編集後記

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